22 2022

郡上八幡城の紅葉/「天守炎上」の異名をもつ城と紅葉の絶景コラボ!

紅葉が美しいお城はどこかと聞かれたら、真っ先に何城を思い浮かべますか?
実はどうしても見てみたかった「お城と紅葉」の光景があります。それは岐阜県にある郡上八幡城
美しい城下町の町並みや、清流吉田川の流れを引き込んだ水路、夏に行われる「郡上おどり」、子供たちが橋から川に飛び込むシーンなどなど、郡上八幡には見所が多いワケですが、やはり主役はお城であり、そのお城が一年で最も華やぐのが紅葉シーズンです。
その鮮烈な赤に包まれた天守の姿から、「天守炎上」と形容されるほど。そんなシーンを一目見ようと、郡上八幡へ向かいました!

いやもう、見事と言わんばかりのお城と紅葉のコラボでした!
20221112150200.jpg


このブログ記事を書くにあたっていろいろなサイトを見て回りましたが、郡上八幡城は「紅葉の綺麗なお城」というジャンルでは上位にランクインしていることが分かりました。とにかく綺麗でしたからね。多くの人を惹きつけ、上位になるのもナットクです。

20221112140524.jpg


ってなワケで、今回の記事は郡上八幡城の紅葉です。
時間があれば城下町にも下りてお城以外の紅葉も見て回りたかったんですが、今回の訪問は時間がなくて城一本に全集中!
ちょうど見頃ピークの「天守炎上」の姿を撮って来たのでどうぞご覧ください(^^)。

20221112150820.jpg


2022年11月12日 岐阜県郡上市 郡上八幡城


思えば今から5年前、2017年の夏。郡上八幡城を訪ねた時にお城の中で見たあの幟がきっかけでした。
「天守炎上」のキャッチフレーズ。そのインパクトがめちゃくちゃ大きかったのが忘れられなくて、いつか郡上八幡城の紅葉を見てみたい!と思いながら早5年が過ぎてしまいました。
そして2022年の秋、ようやく念願叶って見に行くことができたワケです!
20170820130206.jpg
(2017年08月20日撮影)


5年前、郡上八幡城を訪ねた時の記事がこちら。よろしければご覧くださいね。
夏の郡上八幡に行ってきた!(前編)/街のシンボル郡上八幡城から城下町を見下ろす

夏の郡上八幡に行ってきた!(前編)/街のシンボル郡上八幡城から城下町を見下ろす

夏のとある週末、少しだけドライブをしたくなって、岐阜県美濃地方の山あいにある小さな町、郡上八幡に行ってきました!東海北陸道を使って金沢や富山から2時間、反対方向の名古屋からなら僅か1時間。高速のインターチェンジの名前になっている(郡上八幡IC)し、市街地を見下ろす山のてっぺんに立派なお城があって高速道路からもよく見えるので、結構多くの人が郡上八幡という名前くらいは知っているんじゃないかな。...



東海北陸道を走ることおよそ2時間、郡上八幡に着いたのはお昼をとっくに過ぎて14時前くらいでした。
ヤバい、早くせねば!この時期は日没時刻が早いので、15時を過ぎたあたりからあっという間に夕方っぽくなってしまうんですよね(^^;。
紅葉の時期に郡上八幡を訪ねたのは今回が初めてで、どれだけ混雑するか想像がつかない。恐る恐るお城のある山の麓まで車を走らせたのですが、実際は多少駐車場待ちがあったものの意外なほどスムーズに車を止めることができました。
山内一豊と妻の像、その背後で山の頂にデンと構える白亜の天守。目指すはあの山のてっぺんだ!
20221112152234.jpg


普段であれば直接車で天守横の山頂駐車場まで乗り付けることができるハズですが(少なくとも5年前は車で行けた)、この日は紅葉シーズン真っ只中だったせいか、天守へ至る山道は通行止め。麓の駐車場から徒歩で登る必要がありました。
駐車場から天守まではゆっくり歩けば15~20分ほどですが、結構急な坂で、まぁ軽く「登山」ですよ。長距離ドライブしてきたばかりの身には堪える堪えるw。
しかし、途中に木々が鮮やかに染まっている場面もあり、紅葉を楽しみながら歩いていると山頂まではあっという間でした。
20221112135940.jpg

20221112140051.jpg


天守に近づくと石垣が現れ、真っ赤に色づいたカエデの木々に目を奪われました。
郡上八幡城の紅葉はまさしく今がピークと言わんばかりに鮮やかな赤でした!
20221112140321.jpg

20221112145828.jpg


「天守炎上」とはよく言ったものです。
そもそも天守は燃えやすい建物で、これまで多くの天守が火災で失われてきました。しかしそれを逆手にとって集客用のキャッチフレーズに使うとはあっぱれ郡上八幡。確かにこれだけ真っ赤な木々に囲まれれば、外から見えれば炎上しているようにも見えますって。
天守が本当に燃えてしまうと大変ですが、真っ赤な炎のようなモミジに囲まれる分には天守もご満悦に違いない。
20221112140448.jpg

20221112140912.jpg


赤だけではありません。橙色のモミジも。
常緑の木と合わせて、赤、橙、緑と実に多彩です。日本のこうした紅葉のシーンを見た外国の人は、「まるで虹みたいだ」と驚くということを、ついこの前ニュースか何かで聞きました。
20221112145738.jpg

20221112150718.jpg

20221112145928.jpg


頭上を覆う赤や橙。
まるでモミジのトンネルですね。
20221112140610.jpg



さてここで郡上八幡城を簡単にご紹介。
1559年に遠藤盛数によって築かれた城で、明治維新まで遠藤氏、井上氏、金森氏、青山氏といった歴代の城主が郡上八幡を治める拠点としていましたが、廃藩置県で廃城となって残念ながら当時の城郭は取り壊されます。
現在の天守等は1933年(昭和8年)に同じ岐阜県の大垣城をモデルにして再建された模擬天守(史実とは関係なく、別のお城を参考に建てられた天守)ですが、木造ということもあってなかなかに歴史を感じさせます。
スッキリとした白亜の外観が印象的ですが、これと真っ赤なモミジとのコラボレーションが絶妙にいい!
そしてついに来た!城と紅葉のコラボレーション!
20221112145352.jpg

20221112141736.jpg

20221112140805.jpg


せっかくなので、外から眺めるだけじゃなくて天守の中に入りましょう。
5年ぶりの天守登閣です!
20221112142852.jpg


お城はやっぱり木造がいいよね。
現存天守ではないけれど、木造だから年が経つにつれて次第に年季が入ってきていい感じに古びてきます。このお城は再建からすでに90年近くも経っているので、再建後の城郭がもはや文化財の域なんですよね(日本最古の再建木造城郭なんだとか)。
階段や廊下は歩くとミシミシと軋む音がするんですが、一緒に連れて行った娘たちはこの軋む音を聞いて、「今にもお城が壊れそう」と心配していました。そのくらい古さが滲み出ているんです、いい意味で。子供たちにとってはちょっとスリリングな体験だったのかもしれません。
ちなみに5年前に心奪われた「天守炎上」の幟は5年経った今も健在でした!
20221112143731.jpg


天守から見下ろす紅葉もまたよしです!
20221112143628.jpg

20221112143948.jpg


郡上八幡の城下町はとてもコンパクトにまとまっているので、天守からその全てを見渡すことができます。天守から見下ろす城下がまた綺麗なんですよね。
昔の藩主もここから美濃の山並みや城下町を眺めていたと思うとムネアツです!
20221112144302.jpg

20221112144318.jpg

20221112144341.jpg



一通りお城を見て回って、一番最後に郡上八幡城の紅葉が最も美しく見られるスポットを見つけました!
天守から石段を少し下りた先にある小さな広場のようなところです。広場の最も奥まで進んでいって、そこでクルリと振り返って天守を見上げたのが下の写真。多くのポスターや広告で使われている写真も、きっとここから撮ったものなんだろうと思われます。
20221112150125.jpg

20221112150014.jpg

20221112150239.jpg



ってなワケで晩秋の郡上八幡城、「天守炎上」と呼ばれる紅葉のシーンでした。
5年前の夏にこのお城を訪ねた時は青々と茂るカエデの木を見て、秋の紅葉もさぞや綺麗だろうと思いましたが、想像以上に鮮烈で大変満足でした。
一緒に連れて行った三姉妹が紅葉の良さを理解するまでにはまだ時間がかかりそうですが、もう少し大きくなって紅葉狩りの場所に迷っているようであれば、郡上八幡城を推そうと密かに思ってる親ばかな私です(笑)。
20221112142808.jpg




夏の郡上八幡城下町そぞろ歩き
夏の郡上八幡に行ってきた!(後編)/「水のまち」郡上八幡の城下町をそぞろ歩き

夏の郡上八幡に行ってきた!(後編)/「水のまち」郡上八幡の城下町をそぞろ歩き

夏の郡上八幡そぞろ歩きの旅。後編は郡上八幡の城下町散策です。郡上八幡と言えばお城が有名で、そばを通る高速道路からも城下町よりもお城がとにかくよく見えます。ですが、お城の下に広がる城下町も見所がたくさんあって、そぞろ歩きが楽しいんですよね~。...



<郡上八幡城>
【駐車場】あり(無料)
【入場料とか】無料
【所要時間】1時間30分

【地図】


【リンク】
郡上八幡城(公式)
関連記事
スポンサーサイト



岐阜県 郡上市 お城 展望台 紅葉

0 Comments

コメントを投稿する