23 2020

日本有数の蕎麦どころ、「城下町出石」を訪ねる

きっかけは、夜にたまたま見ていたYouTubeでした。
どういうわけかお蕎麦の動画にたどり着いて、なぜかそれが出石そばだった。
小腹が空いた時間、動画の蕎麦はとてもおいしそうでした。
いつか自分も出石で蕎麦が食べたいなぁ。。。

ってなワケで、気が付けば娘3人連れて出石の蕎麦屋に座っていましたw

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出石は城下町としても知られていて、お城や神社、それに古い町並みが観光資源になっています。
僕の住む金沢から出石へは、北陸自動車道・舞鶴若狭自動車道で舞鶴まで行き、さらに一般道をひた走っておよそ300km、4時間の行程になります。決して近い町じゃあない。
でも、それだけの距離を走ってでも出石の蕎麦を食べてみたい。城下町を歩いてみたい。
出石にはそんな謎な魅力を感じました。
人口1万人ほどの小さな町に、年間100万人の観光客が訪れるってんだから、すごいよね出石。
出石の魅力に惹きつけられる人は僕以外にも大勢いるみたいです。

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ってなワケで、今回の記事は初めて訪ねた但馬の小京都、出石をお伝えします。
蕎麦はもちろん、城下町としての出石も楽しんできましたよ~。


2020年09月20日 兵庫県豊岡市出石地区 城下町出石


兵庫県北部の出石(いずし)は言わずと知れた蕎麦のまち。
小さな町だけど蕎麦屋の密度はハンパなくて、右を見ても左を見ても蕎麦屋だらけって感じで、蕎麦屋の数は多分そんじょそこらの都市よりも多いんじゃないかと思います。
お昼前に出石に着いて、お昼ご飯の時間はもう少し先だからとりあえず町をブラブラ歩いてお蕎麦屋さんを物色しようかと思ったら、お店の呼び込みの人に「早めにお昼食べたほうがいいよ、後からすごく混むから、今なら座れるのでどうぞ」と見事に誘われて入ったお店が「山下」さんでした。
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出石の蕎麦は「皿そば」といって、小さな出石焼のお皿に盛りつけられて出てくるのが特徴。1人前5皿が標準らしい。
徳利に入った蕎麦つゆをお猪口に入れ、好みによってネギ、とろろ、山葵、生卵などの薬味を入れて食べるのが出石スタイル。
今回、娘たちがどれだけ蕎麦を食べるか未知数だったため(普段はあまり蕎麦を食べに行かない)、とりあえず頭数より1人分少ない3人前15皿を頼んでみました。
こうして15皿も眼前に並ぶと結構壮観!
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お皿一枚一枚はそんなに大きくないので、ペロッと食べられましたね~。
薬味の中に鶏卵があるんですが、これを丸ごと蕎麦つゆの中に溶いて入れるんです。冷たいお蕎麦に卵って僕的にはちょっと意外な組み合わせでした(関西では珍しくないらしいですが)。
僕は生卵自体が少し苦手なので遠慮したけど、娘たちが言うには卵を入れるとかなり美味しいらしいですよ。
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普段蕎麦はあまり食べない三姉妹ですが、ここの蕎麦が口に合ったのか、みるみるお皿の上の蕎麦が無くなっていきました。
大変だ、15皿じゃ全然足りないカモ?
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結局、もう10皿追加注文して、頭数よりも1人分多い5人前25皿を完食しました!
大人の男の人だったら軽く10皿くらいは食べられるんじゃないかと思います。子供も1人前(5皿)ではちょっと足りないかも?
いや~、それにしてもおいしかった。この蕎麦のために、はるばるこの町を訪ねる人が多いのも分かる気がする!
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お蕎麦を食べた後は、腹ごなしに町を散策です。
まずは城下町出石の観光拠点でもある出石城へ。駐車場の目の前がお城なので分かりやすかったです。
出石城は一国一城制になってからは但馬地域で唯一の城として残されました。
お城に入るには、谷山川に架かる「登城橋」を渡り、さらに「登城門」をくぐります。
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お城は城下町を見渡せる小高い丘の上にあります。
立派な石垣は昔から現存するもので、小さな櫓や橋、門は後に再建されたものなんだとか。
いわゆる天守のような建物はなくて、建物は本丸に二つの小さな櫓があるのみでした。天守閣や御殿などの「城っぽい」ものを期待して行くとちょっと期待ハズレかも!?
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本丸の櫓よりもフォトジェニックなのが、有子山稲荷神社へ続く赤い鳥居です。37基の鳥居をくぐりながら、157段の石段を進みます。
規模はそんなに大きくないけど、あの京都の伏見稲荷を彷彿とさせる光景でした。
山の緑に朱色の鳥居が映えます。
ここは紅葉の名所でもあって、秋が深まるとまた違った光景になるんだとか。
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出石城で最も高い場所に位置する有子山稲荷神社。
城の本丸よりも一段高い場所でお城を護ってきたんでしょうね。
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拝殿の横には展望スペースが。
ここからの眺望がとても良かった!城下町出石の綺麗な町並みや、町を取り囲む山々が一望できます。
この景色を見るためだけでも、石段を登ってくる甲斐があります。
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城下町出石は、碁盤の目状に街路が作られていて、「但馬の小京都」の異名を持ちます。
国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されていて、味わいのある町を眺めながら歩くのも結構楽しい。
僕らと同じように、お蕎麦を食べて腹ごなしに城下町を散策しているだろう人が結構たくさんいて、小さな町だけど活気に溢れていました。
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出石のシンボルにもなっていて、日本最古の時計台と言われている辰鼓楼(しんころう)
出石に来たら、蕎麦と辰鼓楼は外せません!
1871年に建てられた当時は太鼓で時を告げていたようですが、日本の古い時計台といえば、東は札幌、西は出石ですが、どちらも1881年に造られたんだとか。どっちが真の日本最古なのかは意見が分かれているようです。
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僕は今回初めて見たのですが、つい数年前まで辰鼓楼はもっと黒い色をしていたんだとか。
それは防腐剤を塗ったかららしいんですが、平成29年の大規模改修の時に全面の板の張替えが行われて元の茶色に戻されたそうです。
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およそ140年に渡ってこの地で時を刻んできました。
完成した当時はきっと異色の存在だったと思うのですが、今では出石の町並みにすっかり溶け込んでいます。
上に登ってみたいですね。きっと出石の町並みが眼下に一望できるんだと思います。
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出石の蕎麦にも行列の絶えない「超有名店」はいくつか存在します。
やけに人が多いぞと思ったら、有名店の前で順番待ちをする長蛇の列だったり。
食べるために行列に並ぶのがあまり好きじゃない僕にとって、わざわざ長時間並んでまで特定の有名店で食べなくても、他にもたくさんある蕎麦屋で並ばずに食べた方がいいんじゃないかな~と思ったりします。
だってお蕎麦でしょ?店によってそんなに大きく変わるものでもなくない??なんてw
並ぶ時間を少しでも浮かして、その時間を出石観光に回した方がいいと思うんです。
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ってなワケで、日本屈指の蕎麦処、出石でした。
蕎麦が観光資源になっている町はいくつかありますが、出石は特に有名で、「出石そば」のブランド化に成功して多くの観光客を集めることに成功しました。
町の活気からも、出石そばの人気の高さがうかがえましたね。
そして、日本人ってやっぱり蕎麦が大好きなんだなと実感する旅でした。
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<城下町出石>
【駐車場】あり(400~500円)
【入場料とか】なし
【所要時間】2時間(蕎麦を食べて出石城・城下町を散策)

【地図】



【リンク】
出石観光協会公式

今回蕎麦を食べた出石皿そば山下さんのHP
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