18 2020

松川遊覧船で楽しむ川べりの桜並木/北陸を代表する桜名所、富山市松川べり

富山市中心部にあり、富山県のみでなく北陸を代表する桜の名所として知られているのが、松川べりの桜並木です。
北陸3県では合計5ヵ所が選定されている「日本さくら名所100選」の一つで、富山の中心市街地を流れる松川の両岸におよそ500本の桜が植えられていて、春になるとそれはそれは美しい光景が楽しめます。

松川の桜は何度か見たことがあり、また当ブログでも記事にしたことがあるんですが、今回は松川遊覧船に乗り、船の上から眺めた桜景色を中心に写真に収めてきました(^^)。

北陸随一の桜名所!遊覧船からの眺めも当然ながら格別でした!

20200403150740.jpg

20200403150023.jpg


ってなわけで、今回の記事は富山の桜名所、松川の桜遊覧船バージョンです。
正直、お値段はちょっとしますけどね・・・
でも、徒歩ではなかなか味わえない遊覧船ならではの美しい川べりの桜並木を堪能することができましたよ~。

20200403142630.jpg


2020年04月03日 富山県富山市 松川べりの桜並木


富山市の中心部を流れる松川という小さな川。
普段は何の変哲もない市街地の川って感じですが、桜がたくさん植えられているので春の桜花爛漫の光景はなかなかに素晴らしいものがあります。
20200403142657.jpg


この日、富山市ではめでたく桜の満開宣言が出されました。
松川べりの桜も文句なしの咲きっぷりで、松川べりの歩道を歩くとまるで桜のトンネルをくぐっているかのようでした。
同じ日の午前中に実は魚津や黒部などの県東部にも行っていたのですが、そちらの地域はまだまだ蕾が目立っていました。
富山市街地は周りに比べて幾分気温が高めで、桜の成長するスピードも早めのようです。
20200403142905.jpg

20200403142836.jpg

20200403154623.jpg


松川べりの桜の数はおよそ500本。
「日本さくら名所100選」に選ばれているのも伊達ではなくて、北陸でも有数の圧巻の桜景色が広がります。
松川には何本か橋が架けられていて、橋の上から見る桜がこれまた至高。
20200403142609.jpg


そして、松川の桜の特徴が、松川遊覧船でクルージングしながら桜を楽しめることです。
松川遊覧船は桜の時期に限らず通年運航されていますが、桜の開花期間中は運行本数を大幅に増やし、15~45分間隔で松川を行き来しているようです。
遊覧船と桜のコラボレーションは、松川の桜の代名詞ともいえるんじゃないでしょうか。
20200403143328.jpg

20200403143417.jpg



松川の桜は何度も見に来たことがありますが、松川遊覧船にはまだ一度も乗ったことがないんだよな・・・。
せっかくだから、一度乗ってみよう!ってなワケで、松川公園にある遊覧船乗り場へ向かいました。
いったいいくらかかるのか恐る恐る調べてみると、大人1名様1800円!
う~ん、1800円はちょっと迷っちゃうなぁ。
たとえ綺麗な桜景色が期待できたとしても、街中の小さな川のクルージングでこの金額はちょっとためらってしまいます。
だけど、乗りかかった舟だ(まだ船に乗ってないけど)、ここはどーんと1800円出そうじゃないの!
20200403143911.jpg


このコースマップから分かる通り、遊覧船は船着き場を出た後まずは西方向(下の地図の左側、上流)へ進み、七十二峰橋、安住橋、舟橋をくぐった後でUターンします。
元の船着き場を通り過ぎて、今度は東側の塩倉橋、華明橋、桜橋をくぐり、「いたち川」との合流地点で再びUターン、船着き場に戻ってきます。
松川べりの桜並木の中でも最もおいしい部分をクルーズすることになるのかな。距離は2.4km、所要時間はおおよそ30分。
matsukawa_yuransen_map.jpg


小さな遊覧船でどこに座っても景色は楽しめますが、一番の特等席はやっぱり最前席!
今回、運よく一番いい席に座ることができました。
では、これより桜花爛漫松川クルージングのはじまりです!
20200403144249.jpg



いよいよクルーズスタートです。船はまずゆっくりと上流(西)に向かっていきます。
最初に目に入ってくるのが、松川公園内にある七十二峰橋(しちじゅうにほうばし)
ちょっと名前の読みにくい橋ですが、名前の由来はこの橋が架けられた当時、この橋から72の峰からなる立山連峰がよく見えたことからなんだそうです。
今は市街地化が進んでいますが、昔は随分と見晴らしが良かったみたいですね。
20200403150955.jpg

20200403144749.jpg

20200403144821.jpg


お次にやってくる安住橋は比較的幅広な橋。
橋の上は道路のほか路面電車も走っていて、けっこうしっかりした造りになっていました。
20200403144931.jpg


ここをくぐるのが結構おもしろい。
アーチ状の天井に光が反射して鈍く光っています。
そしてこのトンネルを抜ければ先に見える明るいセカイには桜の花が。
20200403144959.jpg


こちらがコース上で最も西側の橋、舟橋です。
ここで船頭さんがなにやらこの橋について詳しく説明をしておられましたが、すいません、桜に夢中で耳に入ってこなかったです(笑)
実はこの辺りはかつて神通川(富山市を流れる大河)の本流が流れていたらしく、当時は川を渡るためにたくさんの小舟を並べてその上に板を渡した橋(舟橋と呼ばれる)を作っていたんだとか。舟橋は、当時の橋の姿が再現されています。
市街化が進んだ今では、ここに神通川が流れていたなんて、ちょっと信じられない話ですよね。
舟橋の付近も結構桜が綺麗なスポットです。
20200403145037.jpg

20200403145204.jpg



舟橋付近で遊覧船はグルっとUターンして、これまで進んできた川を逆方向に戻っていき、再び安住橋に差し掛かります。
ところで、昼下がりの西行きは思いっきり逆光になってしまうのですが、Uターンした後は順光となり、天気が良ければ青空と桜が楽しめます。
もちろん、これがもし午前中のクルージングなら、逆に西行きが順光、東行きが逆光になると思います。
20200403145454.jpg


右に船が止まっているのが遊覧船の船着き場。これを通過してさらに東を目指します。
待機している遊覧船の向こうに見えるのは塩倉橋
富山駅の正面から伸びる富山市のメインストリートで、お花見の時期は最も人通りが多くて賑やかな印象を受ける橋です。
20200403145753.jpg

20200403145844.jpg


塩倉橋をくぐったあたりからは「桜のトンネル」と言ってもいいくらい、桜景色が素晴らしい。
この辺りが、この松川クルーズで最も綺麗な光景が拝めるスポットだと言えそうです。
この辺は川べりを歩きながらの鑑賞もちろんいいけど、やはり遊覧船から見上げる桜並木は格別ですね。
20200403145948.jpg

20200403150010.jpg


華明橋(かめいばし)は、橋の上から遊覧船とともに松川の桜を収めるベストスポット!
もちろん、遊覧船から橋を見上げるアングルでも満足いく桜景色が楽しめます。
20200403150033.jpg


少し古びた橋が見えてきますが、これは桜橋
こちらの橋も安住橋と同様に路面電車が走行します。
架橋から85年が経過していて、国の登録有形文化財にも指定されている歴史的価値の高い橋です。
20200403150144.jpg


桜橋を過ぎてしばらくすると、松川はいたち川に合流します。
その合流するポイントで遊覧船は再びUターンして船着き場に戻っていきます。
ここからは再び桜橋、華明橋、塩倉橋の順に橋をくぐり、終点の船着き場に着きます。
20200403150233.jpg

20200403150422.jpg

20200403150555.jpg

20200403150648.jpg


松川遊覧船は合計12回も橋をくぐるのですが、いよいよ最後の塩倉橋です。
この橋をくぐった先が松川クルーズの終点。
30分間のクルーズですが、次々と目に飛び込んでくる桜と橋の景色に夢中で、ここまであっと言う間だった気がします。
今回のように満開の時に乗るのはもちろんベストなんでしょうが、比較的流れの静かな川なので、桜の散り際はきっと花筏が綺麗なんでしょう。
20200403150734.jpg

20200403150933.jpg



松川の桜を楽しんだら、せっかくなんで富山市役所展望塔にも行ってみましょうか。
塩倉橋のそばに建つ市役所はガラスをたくさん使ったとても現代的な建物で、高さ70mの展望塔がそびえています。
なんとこの展望塔、入場料が一切かからず誰でも入ることができるんですよ。
富山の街の中でも有数の展望スポットとして人気が高いようです。
20200403151652.jpg


ちなみに市役所脇には朝乃山関の大関昇進を祝してこんな垂れ幕が。
市を挙げて応援しているみたいです。
20200403151534.jpg



高さ70mの展望塔から眺めた春の立山連峰!
天気が良くて、「これぞ富山!」という見事なパノラマが楽しめました。
20200403152529.jpg

20200403152937.jpg


先ほどまでクルーズしていた松川の桜並木が眼下に見えています。
富山城もバッチリ☆
20200403152400.jpg


船からは桜並木を見上げましたが、展望塔に登れば今度は桜並木を見下ろすことができます。
徒歩、船、展望塔と、いろんな角度から桜並木を楽しめるってワケですね。
松川べりの桜は見所満載!
20200403152343.jpg

20200403153154.jpg



ってなワケで、富山の一大桜名所、2020年の松川の様子をお伝えしました。
以前から乗ろうか乗るまいか迷っていた松川遊覧船ですが、ようやく乗ることができました。
川から見上げた桜並木はもちろん綺麗でしたが、ぶっちゃけ、これで1800円はちょっと高いなぁというのが正直な感想。これがもし1000円だったら印象はかなり違います。
一度は乗ってみることをオススメしますが、お高いので2度3度はちょっと無理かなって思います。
それに家族連れの場合もお財布にはかなり厳しいかもね(^^;。

遊覧船に乗らなくても松川周辺は十分に桜が楽しめます。
川沿いに咲く桜並木を歩くのはもちろん、富山城やそのお堀とからめた桜景色が楽しめたり、無料の展望塔から富山の景色を見渡せたりと、いろんな楽しみ方ができるので、富山の桜はオススメです!
20200403155359.jpg

20200403155435.jpg




<松川公園の桜>
【駐車場】あり(有料)
【入場料とか】1800円(乗船料 小学生以下は900円)
【所要時間】1時間30分(遊覧船30分、ほか展望塔や周辺散策)

【地図】



【リンク】
松川遊覧船
関連記事
スポンサーサイト



富山県 富山市 展望台 山岳風景

3 Comments

-  

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

2020/06/23 (Tue) 18:40 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>ぽてとぉ~さん

今年の桜シーズンは、新型コロナの影響をモロに受けてしまいましたね。
今年の桜は綺麗だったけど、満開になってからは自粛の流れが強まって、気が付けば桜は散ってしまっていました。

同じ日に丸岡城の夜桜を見に行っていたんですね!
ちょうどこの日あたりは満開だったと思います。一番いいタイミングで楽しむことができましたね~。

今年の春は世間が大変なことになってしまっていますが、来年の春はまたいつも通りにまったりと花を楽しめるような、そんな春になればいいなと思っています。
もうしばらく、頑張りましょう!

2020/05/01 (Fri) 18:50 | EDIT | REPLY |   

ぽてとぉ~  

松川べりの桜並木と遊覧船の写真 とても綺麗ですね~
この日はわたしも福井県にある丸岡城の夜桜を見に行ってきました。

富山県のさくら景色も見に行きたかったのですが、コロナウィルスの影響で行くのを躊躇していたら、あっという間に緊急事態宣言に( ノД`)シクシク…

なので、今年は富山県のさくら景色はお預けとなってしまいましたが、まっささんの素敵な写真で富山のさくら景色を堪能できました~

お互いコロナウィルスには気を付けて、健康な日々を過ごしていきましょう( ノД`)シクシク…

2020/04/23 (Thu) 18:24 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment