22 2020

超極寒!-11度まで冷え込んだ砺波平野の朝&宇奈月温泉の足湯「おもかげ」へGo!

2020年02月07日 富山県南砺市 福光地区


真冬の天気予報で北海道や内陸の最低気温を見て、「-10度とか、どこの異世界だよ」とか笑ってた時が僕にもありました。
しかし、まさかのまさか、北陸の平野部でも-10度を軽く下回る極寒の朝がやってきたのです。
しかも今年2020年の冬と言えば、歴史的な大暖冬。そんな年に歴代何位とかいう低温記録を叩き出したんだから不思議です。

この冬は長らく雪が降らなかったのですが、節分も過ぎて暦の上では春になった2月初旬にようやく北陸平地でも雪が積もりました。積もったと言っても、普段の積もり方からすると言葉は汚いですが「屁」みたいなモンでしたけどねw。
12月、1月を通して雪が全く積もらない冬って、果たして冬と呼べるのか?そのくらい雪がとことん少なかった2020年の冬でしたが、ある一日だけ突拍子もなく極端に寒い日がやってきたのです。
その日は富山県で朝を迎えたのですが、寒気がやってきているさなかに青空が広がり、放射冷却がバリバリ効いて水道管が凍るほどの寒さになりました。
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どれだけ寒かったかと言うと、なんと、車内に置いてあったペットボトルのお茶が凍っちまうくらいの寒さ!
車の中が冷凍庫になっちゃったんですね。
また、灯油の中の水分が凍ってしまったことで義理の実家のボイラーが突如お湯を生成できなくなるくらいの寒さ!灯油が凍るって聞いたことがない(笑)。
で、車の温度計はこれまで見たことのない-11度を指していた!
この寒さ、ちょっとハンパない!
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この日、南砺市高宮で観測された最低気温は-10.5度で、これは観測史上歴代5位の冷え込みだったようです。
車を走らせると、場所によっては-12度の表示にもなったので、所々では観測値よりもさらに低い気温になっていたと思います。

太平洋側の人は、北陸は「雪がガンガン降ってくる極寒の地」というイメージを持たれているかもしれませんが、少なくとも平野部は数値で見る限りそこまで激しく気温が下がらないんです。
冬は曇りや雨・雪の日が多く、強烈な放射冷却が少ないので、最低気温が高め。-3度まで下がれば「うぉぉ~、今朝は特別冷えるなぁ」と思うくらいです。
そんな割と暖かな地に、しかも歴史的に暖かかった冬に、突然マイナス二桁度の朝がやってきて、いつも見ている景色が一変したのには驚きました。
滅多に体験できないことなので、カメラを持って少しだけ極寒の朝を撮ってみました!


前日時点で砺波平野の積雪は20cmほどあり、この冬には珍しく一面真っ白の銀世界となりました。
この地域で20cmというのはかすり傷みたいなもので、市民生活にはほぼ影響はナシ。でもここまで雪が積もったのはこの冬ではこれが最初で最後でした。
まだ雪がしっかり残っている田んぼを朝日が照らし、それはそれは眩しい朝でしたが、この日は寒さのあまり田んぼに積もった雪が相対的に温かくて、このように霧が立ち込めていたのです。
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川からモワモワと湯気みたいなものが出ていました。まるで温泉みたいだ。
気嵐(けあらし)という現象で、比較的暖かな水面から供給された水蒸気が冷たい空気で急激に冷やされて霧になったものです。
寒い地域ではよく見かける光景かもしれませんが、僕の生活圏でここまで立派な気嵐は見たことがないですね。
雪面から湯気が出るくらいなんだから、もっと温かい川の水ならこうなりますよね。
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小さな川でも、その付近は霧で白く霞んでいます。
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気嵐といえば、富山湾の雨晴海岸で見られるものが有名です。
マトモな冬なら海で↓これくらいの気嵐はたまに見られます。
でもこの冬は海で気嵐が観測された日も少なかったんじゃないかな。
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(2013年10月28日撮影 雨晴海岸の気嵐)



砺波平野を南北に流れる比較的大きな川で、小矢部川というのがあります。
地図にしっかり載るような大きな河川になると、その川霧もかなり大規模なものになっていました。
小矢部川付近では辺り一面が濃い霧に包まれて真っ白!5~6本先の電柱が霧で隠れて見えません。
そこに朝日が差し込み、逆光気味になった霧を眺めると、なんだかとっても幻想的なセカイで魅入ってしまいました。
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霧で霞む砺波平野の散居村。
最近はここまで冷え込むことがそう多くはないみたいで、南砺市平地で-10度を下回ったのは8年ぶりだったようです。
放射霧に煙る朝のシーンは、貴重な光景になりました。
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ススキは霧氷でキラキラと輝いていました。
ホントはもっとたくさん写真を撮りたかったのですが、朝日でみるみる霧が晴れ、繊細な氷も解け出し、しばらくするといつもの冬の朝の光景に。
キラキラした極寒の朝を楽しむなら、早起きは必須ですね。
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富山県黒部市 宇奈月温泉


極寒の朝を迎え、雪原や川からモウモウと湯気が立ちあがるのを見て、急に温泉に行きたくなりました(笑)。
ってのはウソですが、富山県東部で北陸有数の温泉地、宇奈月温泉に立ち寄ってみました。
お風呂の準備をしていたならゆっくり浸かって帰るってこともできたんですが、あいにく風呂準備ナシ(T_T)。
しかし宇奈月温泉には足湯がいくつかあるようなので、せめて足だけでも浸かろうと思い、温泉街を歩きました。

温泉街のほぼ中央に宇奈月温泉の観光案内所兼総湯があり、その傍らに足湯が併設されています。
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(宇奈月温泉総湯 割とモダンな建物)


総湯の横にある足湯。
浸かってみると少し熱めのお湯がとても気持ちいい!
しばらく浸かっていると体がポカポカと温まってきましたよ。
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さらにもう一つの足湯「おもかげ」にも浸かってきました。
宇奈月温泉の足湯と言えば、総湯横のものよりもこの「おもかげ」のほうが名が知られています。
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宇奈月温泉は単純温泉という泉質で、見た目は無色透明。低刺激でお肌にとても優しいんだとか。
「おもかげ」にある温泉の紹介文には「硫化水素臭」(いわゆる「卵が腐ったような臭い」)と書かれていますが、僕の鼻ではにおいは感じなかったです。
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足湯の温度は「40度」と書かれていましたが、絶対40度よりも高いと思った。
場所によって湯温にバラつきがあって、自分の好きな熱さのところに浸かればいいんですが、かなり熱いところもあるので足を最初に浸ける時は要注意かな。
こんこんと湧くお湯につい手を伸ばしたくなりますが、ヤケド注意です。
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モウモウと湯気が上がっています。
朝に見た霧の湯気とは全然違って、見ているだけで心まで温まる、正真正銘温泉の湯気。
浸かったのは足だけですが、熱いお湯のおかげで体の芯まで温まりましたね~。
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ってなワケで、宇奈月温泉の足湯、なかなかイイネ!
冬は雪が積もって車でのアクセスが少し難しくなりますが、冷え切った足を熱い湯につけたときにジーンと来る感覚、あれは冬ならではだと思います。
雪を見ながらの足湯も、なかなかオツなものですよ。
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<宇奈月温泉 足湯おもかげ>
【駐車場】あり(有料)
【入場料とか】足湯は無料
【所要時間】30分(宇奈月温泉街散策と足湯)

【地図】


【リンク】
宇奈月温泉「おもかげ」(黒部宇奈月温泉観光局サイト)

湯めどころ宇奈月
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