16 2019

信州飯山の菜の花公園(2019)/北信の山並み、千曲川、そして一面黄色の菜の花絶景!

信州の春の訪れを告げる代表的な光景はいくつかあります。
特に北信と呼ばれている地域、長野県北部に位置する飯山市は、冬季は大変雪深い地で春の訪れも遅いんですが、この地に春が訪れた時に魅せてくれる一面黄色に染まるセカイは、長い冬の鬱憤を晴らすような本当に眩しくて素晴らしい光景で、信州の春のシンボルとも言えるんじゃないでしょうか。

2019年のゴールデンウィークはカレンダー上では10連休ということで、アチコチにお出かけしましたが、その10連休の9日目にこの連休の最後の旅先として訪れたのは、長野県飯山市の菜の花公園です。
ここで魅せられた菜の花の絶景は、僕がこれまで見てきた花景色の中でも屈指の美しさと迫力でした!

20190505100611.jpg


まだ雪が残る北信の山並み。
しかし麓の里では明るい黄色のセカイが広がっていて、信州にも春が来たということを教えてくれました。
「菜の花畠に入日暮れ」という歌詞から始まる唱歌「朧月夜」も、この美しい光景から生まれた歌なんですって。

20190505111131.jpg

20190505101223.jpg


今まで菜の花の名所はいくつか見てきましたが、飯山の菜の花畑の美しさはちょっと別格な気がしました。
それは、菜の花畑自体の美しさもありますが、それをサポートする雄大な信州の景色のせいかもしれません。
ってなワケで、今回の記事は飯山の菜の花公園の様子をお伝えします!
まだ行ったことがないという方、ゴールデンウィークのお出かけ先として是非飯山を訪ねてみてください。
間違いありませんから!


2019年05月05日 長野県飯山市 菜の花公園


2019年のゴールデンウィーク最後のお出かけ先に選んだのは、菜の花のまちとして知られている長野県飯山市です。
信州北部の山あいのとても長閑な街ですが、春になると川沿いや街道沿いや丘の上に一面に広がる菜の花畑が見られ、大勢の観光客で賑わいます。
そんな飯山市の中でも一番有名な菜の花スポットが、今回訪ねた「菜の花公園」です。

気になる駐車場ですが、通りの看板や係員などの指示に従って、菜の花公園から随分離れたところまで誘導されます。
「ホントにこんな離れた場所に駐車場があるのか?」と不安になるのですが、菜の花公園から約3kmのところに広大な臨時駐車場があり、そこからはシャトルバスに乗り換えて菜の花公園に向かいます。
バスに乗れるということで子供たちは結構喜んでいたけど、車で直接乗りつけないから少し手間ですね(^^;。
しかしシャトルバスの頻度は結構高くて、車を停めてからあまり待つことなく会場に向かうことができました。

菜の花公園で目にしたのは・・・
想像以上に美しく咲きそろった菜の花畑!
「イエローカーペット」「黄色い絨毯」と形容されますが、まさにそんな感じ!

20190505102200.jpg


これはすごいなぁ!
菜の花の名所にはいくつか行ったことがあるんですが、飯山の菜の花公園はスケールがちょっと違います。
それは東京ドーム3個分近いと言われている菜の花畑の広さがスゴいからというのはもちろんですが、周りの風景の雄大さも他の名所とはかなり違います。
景色のスケールの大きさは「さすが信州だなぁ」と思わず唸ってしまいます。
20190505100801.jpg

20190505095840.jpg

20190505120918.jpg



ここで飯山の菜の花公園について簡単にご紹介。
飯山市の丘陵地にあるこの公園は、およそ13haの敷地に800万本(!)の菜の花が咲く日本有数の菜の花名所。菜の花はこの公園だけでなく周辺の畑でもたくさん咲いていて、その数なんと2800万本にもなるとか。
当地で栽培される菜の花は、かつては菜種油用のアブラナが中心でしたが、今は信州のお土産としてよく知られている野沢菜が中心なんだそうです。
細かく切った野沢菜に醤油をチラっとたらし、アツアツの白米の上に乗っけて食べるあの野沢菜!うわぁ、思い出しただけで涎が出る(笑)。
野沢菜って観る点でも食べる点でも買う点でも信州の観光にとても役立っているんですね~。
また、飯山の菜の花の光景は「朧月夜」という歌に歌われていることでも有名なんですが、僕の世代になると朧月夜と言われてもピンと来ません(^^;。
同じ北信地方で生まれた歌、「故郷」ならよく知っているんですけどね。


さてそんな菜の花公園ですが、毎年GWに「いいやま菜の花まつり」が開催され、そのメイン会場でもあります。
この地の菜の花はちょうどGWに見頃が来るように調整されているみたいですよ。
花の見頃と端午の節句がちょうどぶつかるので、菜の花公園には鯉のぼりも泳いでいます。
この日は風が弱くて開店休業状態(笑)。ちょっとだらしないですね~w
でも、このロケーションなら文句なし!
20190505095705.jpg



菜の花畑は菜の花の迷路になっていて歩き回ることができました。
それほど複雑な迷路ではないので迷路自体の楽しさを求めてはダメですが、畑の中から見る光景がこれまたとんでもなく絶景なんですよ。
20190505100129.jpg


見渡す限り黄色!黄色!黄色!
もう黄色すぎて眩しすぎてヤバいです。
こんな光景、なかなか見ることができないと思います。
20190505101538.jpg

20190505101941.jpg


子供たちのスナップショットを撮るにも、この上ないロケーションだと思いました。
20190505120636.jpg

20190505120725.jpg


お店がズラリと並ぶお祭りのメインストリート。「菜の花商店街」と呼んでいるそうです。
歩いているといい匂いがするんですよ、ついつい財布の紐が緩んでしまいます。
20190505102730.jpg


タピオカ、たこやき、お好み焼き、からあげ、おやき・・・
いろんなお店がある中で、娘たちが選んだのはかき氷でした。
この日は暑かったんです。
20190505101629.jpg



小高い丘のてっぺんに来ました。下の写真は菜の花公園の管理棟で、この周りには自販機やトイレがあります。
この丘を境に、菜の花公園の東側斜面と西側斜面では風景がガラっと変わります。
これまでは主に東側斜面をお見せしましたが、ここからは西側斜面をお見せしますね。
20190505103209.jpg



西側の風景は、悠々と流れる千曲川と、残雪の北信・上越の山並みがとっても印象的!
菜の花公園を語るには、この千曲川を見下ろすシーンを外すわけにはいかないと思うんです。
千曲川は新潟県で日本海に注ぐ日本一の大河「信濃川」の長野県での呼び名であることはご存知だと思います。
新潟市の河口まではまだまだ気の遠くなるような距離があるんですが、北信一帯の千曲川は「大河」と呼ぶに相応しい雄大な姿を魅せてくれます。
20190505111418.jpg

20190505110547.jpg


雪が残っている高い山は、写真右が妙高山、そして写真左が斑尾山です。
ともに北信五岳という北信州(一部は上越)を代表する山で、ウィンタースポーツでも有名な山です。
20190505110804.jpg


斑尾のほうへ寄ってみると、千曲川を挟んだ対岸にもかなり大規模な菜の花畑があるのが分かります。
これは「常盤菜の花畑」と呼ばれていて、国道117号線の道の駅「花の駅千曲川」の真ん前に広がる菜の花畑です。めちゃくちゃ大きな菜の花畑ですよね!
あっちの菜の花畑にも立ってみたいと思ったのですが、道の駅が満車で車を停められずパス。また次の機会にしましょう。
菜の花公園の絶景だけでもお腹いっぱいなんですけどね(笑)。
20190505105813.jpg

20190505103040.jpg


この美しい光景を写真ではなく絵で表現されている方がいらっしゃいました。
とても綺麗な油絵で、娘も興味津々(笑)。
キャンバスに描かれているのは斑尾山と麓に広がる千曲川・常盤菜の花畑でしょうか。
信州飯山を代表するシーンです。
20190505102926.jpg



そしてもう一つの絶景。
菜の花畑越しに見える残雪の山並みと千曲川、そして赤い橋。
菜の花公園を代表する光景で、観光用のポスターなんかにもたびたび登場するとても美しい景色です。
ところが不思議なことに、この菜の花公園を代表する眺望点に足を運ぶ人は結構少なかったんですよね。
メインの動線からほんの少し外れているせいだと思いますが、この景色を見ずに菜の花公園を後にするなんてもったいない!
菜の花公園を訪ねたら、是非この景色を探してみてください。
20190505111205.jpg

20190505111234.jpg



菜の花公園ではまだ桜が咲いていました。
だいぶ散り際ではありましたが、GW後半に比較的里に近い地でもまだ桜が見られるのは、標高の高い信州ならでは。
この辺りは冬はとにかく雪が深くて、雪解けや春の訪れもかなり遅いです。だから桜も遅いスタートになるんでしょうね。
とても長くそしてとても厳しい冬が終わって、ようやく訪れた明るい春の悦びを、菜の花や桜たちからひしひしと感じる気がします。
20190505103303.jpg

20190505103621.jpg


時折吹く初夏の風に乗って、桜の花びらが勢いよく散っていました。
桜が散り、菜の花が咲くと、信州にも本格的な春が来たと言えるんじゃないでしょうか。
20190505110205.jpg



ってなワケで、信州飯山の菜の花公園の様子でした。
公園を散策していると、「今年は特にいいね!」という声もチラホラと聞こえてきました。
2019年は咲きっぷりもさることながら、多くの人が訪ねやすいGWの10連休に満開を迎え、かつ初夏らしいとびきりの晴天が菜の花の満開を祝福してくらたというのも、地元にとっては嬉しいニュースだったんじゃないでしょうか。
20190505103935.jpg




<菜の花公園>
【駐車場】あり(500円)
【入場料とか】無料
【所要時間】2時間

【地図】


【リンク】
いいやま菜の花まつり公式
(ライブカメラで開花状況チェックできます!)
関連記事
スポンサーサイト



長野県 飯山市 山岳風景 子供向け 展望台 菜の花

0 Comments

Leave a comment