卯辰山公園という名前で周辺は整備されていますが、この時期ひときわ沢山の桜が咲くのが「四百年の森」と呼ばれるエリアです。

丘陵地に突如現れる薄紅色に染まる森。
前日にニュースでチラ見して、桜が見頃になったということで早速私も見てきました。
金沢の新しい桜名所の春爛漫です。
2014年04月09日 石川県金沢市 卯辰山公園
卯辰山公園が金沢市随一のお花見名所であることは結構多くの市民が知っています。
一口に卯辰山公園と言っても結構広いエリアにまたがっていて、桜の咲くスポットが至る所に点在しています。
その全てを回ろうと思うと、半日や一日はかかるでしょうね。
卯辰山公園で最も多くの桜が咲いているのは、ちょっと奥まったところにある「四百年の森」だと思います。

何が400年なのか?
この森ができて400年経っているわけではなく、加賀藩前田家が金沢城に入城してから400周年を記念して、昭和57年(1982年)に整備されたとのことです。
卯辰山公園全体でおよそ500本ほどの桜が植えられれているそうですが、この四百年の森だけでその半数の250本。
それらが一つの公園内にギュっと凝縮されているので、見た目に結構壮観です!
整備されてからもう32年も経っていますが、桜の樹齢から考えるとまだまだ若造。
植えられた直後から素晴らしい眺めだったワケではないでしょうから、金沢市内でも比較的新しいお花見スポットだと言えそうです。


このスポットの「ハイライト」とも言えるのは、森の中ではなくちょっと上から目線で見下ろした光景だと思います。
およそ7~8分咲きで見頃となった四百年の森は、まるで薄紅色の海のようでした。
結構すごいぞ!



公園の中にはあずまやがあり、ゆっくりしながら桜を楽しむことができます。
もちろん、このあずまやの中から眺める桜もなかなか見応えがありましたよ。


ここに咲く桜はソメイヨシノだけではないようです。
少し濃いピンクはしだれ桜かな。
桜は種類が違えば色も違うってのがよく分かります。
それにしてもいい青空だ。




卯辰山は市街地に比べれば若干桜の歩みが遅く感じます。
少し標高が上がるし、山の中だから気温はやや低いのでしょう。
でも、遅いったってその差はわずか2~3日程度。
金沢で満開宣言が出されたのは2日前だったので、この日の卯辰山もほぼ満開に近い感じでした。
あと1~2日置けば最高だったかもしれません。


卯辰山へ登る道にもたくさんの桜が咲き、場所によっては桜のトンネルをくぐっているような気分になれます。
ドライブにもオススメだけど、ちょっと距離が短い。
あっという間に頂上まで登りつめてしまいます(^^;。

山の中腹からは市街地が望め、場所によっては桜と金沢市街のコラボレーションが楽しめます(^^)。
これも山に咲く桜ならではかな。


ってなワケで、卯辰山公園の桜風景でした。
記事を書いているのは13日の日曜日。
金沢のお花見weekはそろそろ終盤で、市街地ではチラチラと花びらが散り始めています。
でも、卯辰山や後日お伝えする北陸大学前の桜並木では市街地よりも数日のズレがあるので、週が明けてもまだ楽しめそうな雰囲気です。
この春花見に出遅れてしまった人も、まだまだ間に合いますよ!


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