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08 2012

夏の能登 海とキリコと打ち上げ花火 ~珠洲市 宝立七夕キリコ祭り~

2012年08月07日 石川県珠洲市 宝立町



能登半島の先端、珠洲市では、毎年旧暦の七夕の日に壮大なキリコ祭りが行われます。
「宝立(ホウリュウ)七夕キリコ祭り」に行ってきました。
奥能登の夏の風物詩、その華やかさを少しでも味わっていただければ嬉しいです。

珠洲市宝立七夕キリコ祭り 海とキリコと打ち上げ花火


会社を出たのが18時半過ぎ。
何としてもこの祭りを見に行きたく、そのままハンドルを握って能登半島の先端、珠洲市へ向かいました。
有料道路があるからラクとは言え、金沢から珠洲までは片道約140km、車でおよそ2時間半の道程です。

祭りのある珠洲市宝立町鵜飼に着いたのは21時少し前。
かなり遠巻きに鵜飼の街の灯が見える段階で、周りの建物よりもかなり高いキリコの姿が確認できました。
ちなみに、街の中の駐車場はどれも満車。
ただし、見付島(軍艦島)の公園の駐車場は比較的空いていて、歩いて約15分と別段苦労もなくキリコのもとにたどり着けました。

街についてすぐに出会った3基のキリコ。
そのデカさと美しさに圧倒されます。

珠洲市宝立七夕キリコまつり 巨大なキリコ

珠洲市宝立七夕キリコまつり 巨大なキリコ



さて、この宝立七夕キリコ祭りについて軽くご紹介。
能登半島にはキリコのお祭りが結構ありますが、この宝立のキリコ祭りは規模が大きく有名です。
少子高齢化が進む今日においても、昔からのスタイルを変えていません。
それはつまり、

・「転がす」ではなく「担ぐ」
・曜日ではなく日付(旧暦七夕)固定

ということ。
高さ14m、重さ2tもあるキリコを、各地区合わせて6本組み立て、地区の男たちがそれを肩に担いで練り歩き、海岸を目指します。
海には4本の松明に火が灯されていて、その松明を目指してキリコもろとも沖合いへ突き進む。
これを、「海中乱舞」と呼ぶそうです。
その間、空には艶やかに花火。
海とキリコと打ち上げ花火。
立秋における、まさに「夏のクライマックス」とも呼べる壮大なお祭りです。


重いキリコを人手で動かすので、それはもう大変。
狭い橋や路地を、ゆっくりゆっくり進んでいきます。

珠洲市宝立七夕キリコ祭り 橋を渡るキリコ


ユラユラとさざ波で揺れる川面。そこに映るキリコと提灯の光。
夏の幻想的なワンシーンでした。

珠洲市宝立七夕キリコ祭り 川面に映るキリコ


キリコはいろんな絵や字で装飾されています。
浮世絵風な絵もあれば・・・あれ!?タヌキですか!?(笑)

珠洲市宝立七夕キリコ祭り タヌキのキリコ


ゆっくりゆっくり進むキリコ。
一番最初のキリコと一番最後のキリコではかなりの時間差がありますが、先頭のキリコはちゃんと一番最後のキリコを待っているんですよね。
そして、6基のキリコが海岸沿いの広場に集結。
圧巻です。
いよいよこれから、砂浜へ向かいます!

珠洲市宝立七夕キリコ祭り キリコ全員集合

珠洲市宝立七夕キリコ祭り 並ぶキリコ


離れた場所から見たキリコは、ゆっくりと優雅に動いています。
しかしその下の「エンジン」となる部分では、男たちが物凄い気合いと形相でキリコを担いでいる。
重さ2tですよ、いやはやあっぱれです。

珠洲市宝立七夕キリコ祭り キリコの担ぎ手たち


6基のキリコが順番に砂浜に到着しました。
波打ち際ギリギリのところで、花火の打ち上げをスタンバイします。
すでに海に入って舞い上がっている担ぎ手の方もいらっしゃいました。
気持ちは分かる!
ちなみに、この夜の珠洲の気温は20℃。
これまで続いていた熱帯夜はどこ吹く風、立秋に相応しく秋めいた空気に包まれていました。
無論、海水浴には少し涼しいかな。

珠洲市宝立七夕キリコ祭り 砂浜に到着、花火を待つ


そして・・・

ヒュー・・・ドーン!!

花火が打ちあがりました!!
これが海中乱舞の開始の合図。

珠洲市宝立七夕キリコ祭り 花火とキリコ


ワ~っという大きな掛け声とともに、勢いよく海の中へ突き進んでいきます。
初めて目にしたその狂気の光景、ただただ圧倒されるばかりでした。

珠洲市宝立七夕キリコ祭り 海へ突撃


珠洲市宝立七夕キリコ祭り 海へ突撃


沖に行ってしまったキリコは、暗くて何をしているのか確認できません。
その間、色とりどりの花火が空へ、海へ、打ち上げられます。
能登の海とキリコと打ち上げ花火。
この瞬間、「夏のクライマックスだな」と思いました。

珠洲市宝立七夕キリコ祭り 花火とキリコ

珠洲市宝立七夕キリコ祭り 海とキリコと花火


珠洲市宝立七夕キリコ祭り 海とキリコと花火

珠洲市宝立七夕キリコ祭り 海とキリコと花火


珠洲市宝立七夕キリコ祭り 海とキリコと花火

珠洲市宝立七夕キリコ祭り 海とキリコと花火

珠洲市宝立七夕キリコ祭り 海とキリコと花火


こうして、祭りは最高潮へ。
夜更けにも関わらず、たくさんの人が眠い顔一つせず、花火とキリコに魅入っていました。

ちなみに、花火の打ち上げ開始が22時45分頃。
これ、金沢の市街地では考えられない時刻です。
こんなに遅くても許されるのは、きっと地元に深く根付いた、愛されているお祭りだからなんでしょうね。


ってなわけで、七夕とキリコと花火が見事に融合した、奥能登の夏祭り。
無事、見終えることができました。
来年も8月7日、多くの人の目を魅了するでしょう。
是非とも、また訪れたいお祭りです。

珠洲市宝立七夕キリコ祭り 海とキリコ


【ウェザーリポートタイトル】
・七夕キリコ 盛大に
・夏祭り クライマックス

【リンク】
石川新情報書府 -能登のキリコ祭り


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キリコ 祭り 能登 珠洲 花火 立秋

- 5 Comments

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2012/08/17 (Fri) 12:57 | EDIT | REPLY |   

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2012/08/14 (Tue) 21:49 | EDIT | REPLY |   

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2012/08/08 (Wed) 23:27 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>蒼天さん

こんばんは♪
寺家ですね。そうそう、そういうキリコ祭りも調べてみたらあったなぁ。

「日本一巨大」な上に、「総漆塗り」、「金箔彫刻」と、かなり豪勢なようで。
「俺のところが一番よ」とは、能登のキリコに関わる男なら誰しもが思っているでしょう。
その気概と誇りが、いい祭りを生み出しているんだと思います。

嫁さんの実家付近、富山県砺波平野では、「夜高」という祭りがあちこちであってね、
やっぱり「ウチの街が一番やちゃ。○○なんかネンネやちゃ」とか言ってますよ(笑)。
自分は部外者だから、「あぁそうですかそうですか、はい一番一番」と聞き流す振りをしつつ
誇れる祭りが地元にあるのはいいことだといつも思います。

あまり祭りって興味なかったんですが、ちょっと意識が変わりました。
その寺家のやつって9月だから、まだ間に合うね。行ってみてぇぇぇ・・・。
けど珠洲って同じ県にありながら、2つ先の県(新潟とか滋賀とか)行くのと変わらない距離なのが辛い。


小僧くんにも是非見せてあげてください。
ちなみに今回の「宝立」のキリコはゆっくりゆっくり進むので、お子さん連れでキリコに近づいても安心ですよ。

2012/08/08 (Wed) 23:14 | EDIT | REPLY |   

蒼天  

ちわ[e:463]

友達に訊ねてみました。
寺家だそうです。
「うちのキリコが一番デカい」って威張ってました(笑)
確か車輪つき。担ぐんじゃなくて曳き回す感じだったなぁ…しかも、夜通し祭りが続いて、終わったのは翌朝。10時近かったような…(^^;)
出雲大社のお膝元で、派手な祭りには慣れてるつもりでしたが、豪華さの質が根本的に違うよね。

単純に派手なのではなく…そこには祈りがある。
厳しい季節に向かってゆく土地の人々の、心意気を感じる祭りでした。

いつか、小僧と行きますよ…必ず!

2012/08/08 (Wed) 17:07 | EDIT | REPLY |   

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