23 2019

レトロ感満載の港町!ポニョの舞台にもなった鞆の浦を歩く/2019年お盆の旅②

今年の夏は、某映画番組でジブリの作品が放映されていました。
その一つが「崖の上のポニョ」でしたが、そのポニョの舞台ともいわれている港町が、広島県にあります。
「鞆(とも)の浦」という昔からある港なんですが、これが歩いてみるとなかなか面白い!
町並みを歩いていると、「ポニョ感」はそれほど強くは感じなかったけど、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている町並みは昔のまんまで重厚感もあり、古き良き鞆の様子を垣間見ることができました。


鞆の浦のシンボル、常夜燈
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重文指定されている古い住宅
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「昭和」が漂うレトロな町
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ってなわけで、2019年お盆の旅の第2弾は広島県にある港町、鞆の浦で出会った光景をお伝えします!
前記事(倉敷)に続き、古い町並みリポートになっちゃいました(^^;


2019年08月11日 広島県福山市 鞆の浦


2019年お盆の旅の初日。
岡山の倉敷観光のあと、さらに車を西に走らせて広島県福山市の鞆の浦へ向かいました。
鞆の浦は瀬戸内海に面した港町。
国の名勝および瀬戸内海国立公園に指定されていますが、自然景観を期待して行くとちょっと期待外れになるかもしれません。
鞆の浦はどちらかと言うと江戸時代の港町の風情、そのノスタルジーを感じる場所、文化的景観を楽しむところだと思います。
最近(でもないか)は、宮崎駿監督のジブリ作品「崖の上のポニョ」の舞台のモデルになったという話もあって、若い人にも人気のある観光地になっています。

港町の中心部はやたら道が狭いので車で乗り入れるのはやめたほうがよさそう。
町の少し手前にある有料駐車場(鞆の浦市営駐車場)に車を停めて少しだけ歩くことになります。
駐車場からは瀬戸内海に浮かぶ弁天島が見えました。
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弁天島と弁天堂。
その奥の小高い山が仙酔島です。
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本土(鞆の浦)と仙酔島とを結ぶ船は「平成いろは丸」。
およそ5分間の船旅なんだそうです。
一見すると海賊船にも見えるのですが、かつて坂本龍馬が率いる海援隊が乗り込んだ蒸気船「いろは丸」をモチーフにしているそうです。
帆船のようにも見えますが、帆を張った姿は見ることができるのかな?
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さて、それでは鞆の浦の町並みへ向かってLet's Go!しましょうか。
有名な常夜燈がある場所までは、駐車場からテクテク徒歩で10分弱ほどになります。
グネグネと曲がりくねったり、めちゃくちゃ細い路地があったり、港町の風情がよく感じられる散歩道でした。
磯の香りがプンプンしますが、これがまたいいんですよね。
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さっそく、港の湾の向こう側に鞆の浦のシンボルともいえる常夜燈が見えました!
常夜燈は鞆の浦観光では外せない有名スポットですが・・・
ん~、思っていたよりも割とフツーかな(笑)
金沢・兼六園のことじ灯籠を初めて見た人もきっとこんな感覚なんだろうなと思いますね(^^;。
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ちなみに鞆の浦は、江戸時代の港でよく見られた「常夜燈」、「雁木」、「波止場」、「焚場」、「船番所」が全て残っているという話ですが、上の写真に見えている海に降りる階段状のものが「雁木(がんぎ)」です。
干満差が大きい瀬戸内海なので、海面が上下変動しても港が機能するような工夫と言えます。
雁木を見ると、この海の干満差の大きさが窺えます。


やや古めかしいシックな景色が多い中、なんとも鮮やか!
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鞆の浦の町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
特に常夜燈の付近はかなり濃い!ノスタルジックがプンプンします。
幕末から昭和初期にかけての町並みがそのまま残っているらしく、歩いているとまるでタイムスリップした感覚になりました。
かつての港町の繁栄が垣間見えます。
石畳なのがGoodですが、さらに電柱がなければもっと良かったかもですね。
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太田家住宅は国の重要文化財に指定されています。歴史的価値が高いんですね。
どっしりとした重厚な佇まいです。
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人でさえすれ違うのが難しそうな細い路地もありました。
鞆の浦の街路は、実は江戸時代のものがほとんどそのまま残っているらしく、「江戸の絵図が通用する町」
ここを進むとどんな光景があるんだろう・・・そう考えながら古い町並みを歩くのって楽しいよね。
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今にも日が沈もうとしています。
まだ日没時刻には少し早いけど、鞆の浦のすぐ背後に山があるので割と早くに太陽は山へ沈んでしまいます。
古い町並みに着いた頃は、ちょうど西日が町の路地に差し込む時間でした。
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鞆の浦のシンボル、常夜燈
現代でいう灯台で、夜には光が灯されて鞆の浦の船の安全を見守っています。
高さは10mほどあって、日本の港に建つ常夜燈としてはこれが最大なんだとか。
夜に訪ねると、雰囲気が出るかもしれませんね。
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常夜燈の傍らに立つ郵便ポスト。レトロですね~。
黒や茶が多い町の中で、このポストは結構目立っていました。
「紅一点」ってやつですか。
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西日差す鞆港。
こうやってボーっと港を眺めていると、確かにちょっとだけあのポニョの情景が思い浮かぶ気がします。
そういえば今年の夏、ポニョがTVで放映されていましたよね。
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海から少し離れたところには車が通れる通りがありました。
なんとも昭和を感じる、レトロな商店街です。
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夕方になってもとんでもなく蒸し暑かったので飲み物を探していたら、小さな商店を見つけました。
店先の暖簾がまんま昭和です。
「ルービンリキ」「ルービヒサア」って何?
って一瞬思いましたが、右から読むのが正解なのね。
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年季の入ったカエルだこと(笑)。
パっと見、薬局のように思えたのですが、よく見るとタダモノではない感がお店に漂っています。
「けすくせ宇田」というのがお店の名前なのかどうか分からないですが、レトロなものを集めた骨董屋、雑貨屋のようです。
いろんなものが詰まった鞆の浦ですが、ここだけ異彩を放っていましたね。
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※実は上の写真のお店は、某TVドラマのロケ地にもなったそうです。


ってなワケで、ノスタルジックな情景溢れる港町、鞆の浦でした。
着いたのがすでに夕方だったので小一時間ほど歩いただけなんですが、もし時間があったなら、港を見下ろす展望台や船で行ける仙酔島にも立ち寄ってみたかったです。
また広島方面に旅することがあれば、尾道なんかと合わせてまたゆっくり歩いてみたいです。
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<鞆公園(鞆の浦)>
【駐車場】あり(有料)
【入場料とか】なし
【所要時間】40分

【地図】
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広島県 福山市 海岸風景 重要伝統的建造物群保存地区

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