06 2019

能登さくら駅(本名:能登鹿島駅)の桜/昭和最後の春に名を授かり、平成最後の春の散り際を迎える

海の見える風光明媚な桜咲く無人駅に小さな列車が滑り込む・・・
そんな田舎の桜風景を楽しめる駅が、能登半島にあります。
その名も「能登さくら駅」
駅の本名は能登鹿島駅と呼ぶのですが、昭和63年の駅舎完成を機に「能登さくら駅」という愛称を授かり、今ではどちらかというと本名よりも愛称で呼ばれることのほうが多い気もします。
それだけ愛されてるってことですかね。

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今では能登半島のみならず石川県でも屈指の桜名所になっている「能登さくら駅」。
空が澄んだ週末、ちょっと時期的に遅いかなと思いつつもさくら駅に向かい、平成時代の最後の桜の姿をカメラに収めてきました。
その様子をお伝えします。


2019年04月20日 石川県鳳珠郡穴水町 のと鉄道能登鹿島駅


金沢では完全に桜が散り終えた感じでしたが、奥能登のほうはまだ咲いているかもしれないと思い、能登半島でも指折りの人気お花見スポット、のと鉄道の能登鹿島駅に向かいました。
某気象予報サイトによると、まだ「満開」と表示されていましたが(おそらく2~3日前から更新されていなかったと思います)、道中目にする桜はいずれも葉桜ばかりな様子でした。
本当に今でも桜が咲いているのか?と半信半疑で向かったのですが、不思議なことに能登鹿島駅の付近の桜は多少散ってはいたものの、道中目にしたものに比べると明らかに多く花が残っていたんです。
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能登鹿島駅は、のと鉄道七尾線の終点穴水駅の一つ手前にある無人駅。
普段は人の乗り降りが少ない静かな駅だと思われますが、桜の咲く時期には「桜のトンネル」と呼ばれるほどの見事な桜景色が楽しめて、県内のみならず県外からも多くの花見客が訪れて賑やかになります。
桜が綺麗なことから、この駅は「能登さくら駅」の名で親しまれています。
昭和7年の旧国鉄七尾線の開通を記念して地元の方が植樹したのが始まりで、昭和63年4月には新しい駅舎とともに「能登さくら駅」という愛称が付けられたんだとか。
昭和最後の桜シーズンに名を授かったさくら駅は、当時の姿のまま時代をまるまる一つ分駆け抜けて、平成最後の桜の散り際を迎えていました。
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ちなみに気になる駐車場事情ですが、駅から100~200mほど穴水寄りに進んだところに無料の駐車場が整備されていました。
駅の規模に比べて非常に立派な駐車場です。
以前はそんな駐車場なんてなかったような気がするんですが、きっとお花見シーズンに多くの人を迎えられるよう駐車場を作ったんでしょうね。
おかげでこれからは安心してこの桜名所を訪ねることができそうです。



それにしても、なぜこの駅だけまだ桜が咲いているんだろう。
穴水町とほとんど緯度の変わらない七尾市でもすでに大半の桜が散っていたのに、ここだけが元気。
僕の予想では、この駅は山地と海に挟まれた場所にあり、周りよりも若干冷涼になるんじゃないかと思うのですが、実際はどうなのかな?
結構葉っぱも目立ってきていましたが、この時期にこれだけ咲いていてくれたなら文句は言えません。
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散り際の桜に見られる赤い芯。
ここの桜もおそらく数日中に散り果てるものと思われます。
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もちろん、駅のホームに立つこともできます。
入場料は必要ありません。
駅舎とは反対側のホームに立つときは線路を渡るのですが、跨線橋があるわけではなく線路を自分の足で直に跨いでいくのがまた田舎駅らしくてイイと思います。
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能登のみならず石川県屈指の桜名所でもあるので、僕も過去に何度かこの駅を訪ねたことがあります。
せっかくなので、満開の時期の「能登さくら駅」の様子もご紹介しますね。
「桜のトンネル」と形容されるさくら駅ですが、対向式のホームを備えていて横幅はそこそこあるので、さすがに「トンネル」と呼ぶのは少々大袈裟かなと。
でも桜の木は立派な枝ぶりで、満開になれば桜景色が見事なのは確か。
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(2012年04月21日撮影)


1~2時間に1本のダイヤなので、列車が滑り込むタイミングは貴重です!(笑)
列車が着く数分前くらいから急に人の数が増え、小さな田舎駅のホームは人で溢れます。
能登さくら駅に滑り込む小さな列車、これがこの桜名所のシャッターチャンスです。
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(2013年04月14日撮影)

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(2013年04月14日撮影)

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(2013年04月14日撮影)

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(2012年04月21日撮影)



さて、写真を2019年に戻しますね。
ホームの眼前には波静かな七尾湾が広がります。
条件がいいと湾の向こうに遠く北アルプス(立山連峰)まで望めます。
この日は本当に空気が澄んでいて、能登半島からもバッチリ真っ白な立山が見えました。
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ホームにはチューリップも。
能登さくら駅ではあくまで脇役に徹しているのですが、赤や黄、紫などの濃い色は結構目立ちます。
ホームに春の彩りを添えていました。
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ぼんぼりもいい味出しています。
能登さくら駅では夜間にライトアップも行われているそうです。
僕はまだ見たことがないんですが、夜のさくら駅もさぞや綺麗なんでしょうね~。
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そうこうしている間に穴水からの列車が到着!
停車している時間は短いので、素早く構図決めてシャッターを押さないとすぐに発車してしまいます(^^;
ただこの駅、ご覧のようにホームが上下線に分かれていて、時間が合えば上りと下りの列車がこの駅ですれ違うシーンに巡り合えます。
その時であれば比較的ゆっくり撮影することができるのですが、一日で何回あるのかなぁ。
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ってなわけで、2019年最後、そして平成最後のお花見記事は能登鹿島駅(能登さくら駅)でした。
残念ながら満開から数日ほど時間が経っていて桜は散り際でしたが、満開の時とはまた違う風情を楽しむことができたかなと思います。
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先述の通り、駐車場も整備されているのでかつてのように付近が渋滞したりすることは少なくなったかなと思います。
車で来やすくなりました。
でもせっかくなら列車に乗って、七尾湾の車窓を楽しみながらしばし旅を楽しんで、駅のホームに直接立ちたい気もしますね~。



<のと鉄道能登鹿島駅>
【駐車場】あり(駅の若干穴水寄りに無料の大駐車場あり)
【入場料とか】無料
【所要時間】45分

【地図】



【リンク】
のと鉄道七尾線能登鹿島駅
リンクをたどれば時刻表も確認できます。

能登鹿島駅(海の見える駅)
全国の海の見える駅を集めたサイト。書籍にもなっているみたいです。
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石川県 穴水町 鉄道 桜景色 海岸風景 能登半島

4 Comments

まっさ  

>amp23さん

こんばんは♪
1週間前ですでに満開だったんですね。
だったら僕が訪ねた時にはすでに散り際だったのもナットクです。
次は満開の時を狙って行きたいと思います。

突然駐車場ができていてびっくりしました。
いつの間にあんな立派な駐車場ができていたんだ!
ただ、やはりピーク時はあれだけでは足りないんですね。

僕もいつかのと鉄道に乗ってさくら駅に降り立ってみたいです。
ただ、帰りの電車の時間を気にしながらの撮影になりますよね、ソワソワしてしまいそう。

2019/05/12 (Sun) 20:24 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>ぽてとぉ~さん

北陸大の桜並木とさくら駅、どちらもとても綺麗です。
知名度で言えばさくら駅が抜群、一方北陸大は地元の人しか知らないような穴場で、静かに楽しめたと思います。
来年は能登の方の桜も是非ご覧になってくださいね!

北陸大までお越しになっていたんですね。
僕の家、そのすぐ近くなんです(笑)。
ぽてとぉ~さんも金沢に来られたので、もしかしたらどこかでばったりお会いすることがあるかもしれませんね~(^^)

2019/05/12 (Sun) 20:20 | EDIT | REPLY |   

amp23  

お久しぶりです

 ご無沙汰してます。
相変わらずアグレッシブで(^^;
丁度、まっささんが訪れる1週間前に行ってきました。
桜は満開でした。

が・・・・・


人も満開でした orz

駐車場も満車でしたよ。
今回、初めてのと鉄道に乗りましたが、意外と楽しかったです。

2019/05/11 (Sat) 19:51 | EDIT | REPLY |   

ぽてとぉ~  

能登さくら駅の桜並木と電車の写真 とっても素敵ですね~

わたしも北陸大の桜並木と迷ったのですが、今年は北陸大学の桜を撮影してきました

来年は、少し足を延ばして能登の桜も見てみたいと思います

2019/05/06 (Mon) 17:55 | EDIT | REPLY |   

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