02 2018

海の貴婦人・帆船海王丸の総帆展帆/秋の青空に映える白い船と白い帆

帆を広げたその美しさから、「海の貴婦人」とも言われていた練習帆船初代「海王丸」
現在、活躍の場は海王丸2世に譲り、初代海王丸は富山県の専用展示施設「みなとオアシス海王丸パーク」で静かに余生を送っています。

そんな海王丸が年に10回ほどその美しい帆を広げる「総帆展帆」(そうはんてんぱん)というイベントがあり、貴婦人たるかつての華やかな姿を拝もうと多くの人が海王丸パークに集まります。
秋のとある休日、およそ5年ぶりに僕も総帆展帆を見に行ってきました!

20181014123918.jpg

20181014130548.jpg


普段の帆を広げていない海王丸も見ごたえありますが、やっぱり帆船は帆を張ってナンボでしょ!
帆を広げた白亜の船体が、秋の青空に映えていました。
ってなワケで、10月に行われた2018年9回目の海王丸総帆展帆の様子をお伝えします!

20181014124136.jpg


2018年10月14日 富山県射水市 海王丸パーク


海王丸を使った観光用ポスターなんかは、たいていは帆を張った姿が紹介されているので、それを見るとまるで海王丸がいつも帆を張っているイメージを抱く人もいるかもしれませんが、そうじゃあない。
海王丸の「総帆展帆」(すべての帆を張ること)はいつでも見られるというものじゃなくて、年に10回ほどしか行われないんですよね。
期間は4月から10月までで、月に1~2回。それらはあらかじめスケジュールされていて、公式サイトで公開されています。
冬期間は天候が悪いので行われないし、また総帆展帆の日であっても天候によっては中止になる可能性もあるとか。
それに全ての帆を張った姿は、イベント当日の11:30から14:00までの2時間半の間だけしか見ることができない。
つまり1年間8760時間ある中で帆を全て張った姿が楽しめるのは僅か25時間しかないんだから、結構レアなのかもしれません。

ちなみに、下の写真は普段の海王丸の姿。
新湊大橋をバックに、天気が良ければさらに北アルプス立山連峰も拝め、総帆展帆じゃなくてもかなり写真映え&インスタ映えするシーンでございます。
20170402132135_1.jpg
(普段の海王丸 2017年04月02日撮影)


さて、この日は朝にたまたまサイトを見てみたら「本日、総帆展帆やります!」的なことが書かれていたので、慌てて準備して娘2人を連れて新湊まで車を走らせました。
海王丸パークに着いたのは午前11時前で、9時半から始まっている展帆作業は大詰めを迎えていて、すでに半分以上の帆が大きく開いた状態でした。
天気は晴れですが、少し雲も目立っていました。残念ながら背後の立山連峰は雲隠れで拝むことはできませんでした。
この雲のおかげで日が差したり陰ったり・・・シャッターを切るタイミングに困りましたね(^^;
20181014111132.jpg

20181014111149.jpg


展帆作業を行っているのはボランティアの方々およそ100名。
大きな掛け声を上げながら、少しずつ帆を広げていきます。
「よくこんなことができるもんだなぁ~」と感心しながら、息の合った作業を見守ります。
20181014112630.jpg

20181014111751.jpg


そして11時半前、全ての展帆作業が無事終わりました。
時間通りに仕事をこなすのは流石です!海上の人たちならではの素晴らしいチームワークを見せていただきました。
スタッフのみなさん、お疲れさまでした!
ではここからは思う存分、海の貴婦人海王丸を楽しませていただきます!
20181014113146.jpg

20181014113353.jpg



さすが海の貴婦人!
帆を張った姿はやっぱり美しい!

20181014115814.jpg


展帆が終わった後、それまでややくすぶっていた空がまるで空気を読んだかのように晴れてきました!
日が差すと白亜のマストがとっても眩しい。
20181014123445.jpg

20181014123657.jpg


海王丸の写真と言えば、やっぱりコレでしょ!バックの新湊大橋とともに。
さらに、天気が良ければ北アルプスが背景に加わります。
今となってはすっかり風景に溶け込んでいる新湊大橋ですが、架橋されたのは2012年で割と新しい道路です。
この道路ができたおかげで、海王丸パークからの眺めが一段と美しくなったと思います。
20181014123803.jpg

20181014124153.jpg


海王丸パークがある富山湾は「世界一美しい湾クラブ」に加盟しています。
海王丸と新湊大橋が見渡せる一等地にその碑があります。結構オシャレ。
日本国内の加盟湾は富山湾のほか、宮城の松島湾、静岡の駿河湾、京都の宮津湾、長崎の九十九島が挙げられます。
いずれも風景の良さだけでなく、自然の神秘に満ち溢れた湾って印象ですね。
帆を広げた海王丸の姿は、魚津の蜃気楼や高岡の雨晴海岸と並び、美しい富山湾を象徴するシーンの一つだと言えるでしょう。
20181014124408.jpg



展帆作業中は乗船できないけど、作業が終われば船の一般公開が再開されます。
せっかくだから船の甲板から帆を見上げてみよう。
かつての航海士も、大海原でこれと同じ光景を眺めていたと思うとロマンを感じずにはいられません。
20181014120550.jpg

20181014123122.jpg


海王丸船内はかつてのままの状態が良好に保存されていて、一見の価値あり!
今回も船内を一通り回りましたが、そのお写真は割愛しますね(^^;。


いろんな角度から総帆展帆後の海王丸を眺めます。
どこから見ても綺麗ですね~(^^)。
20181014130902.jpg

20181014133016.jpg



ってなワケで、帆船海王丸の総帆展帆でした。
1年に10日だけの高貴な姿に見とれてしまった休日でした。
総帆展帆に加えて、「満船飾」という装飾も年に5回行われています。満船飾は、運動会で使われている様々な国旗が連なったアレ(国際信号旗)を帆と帆の間に渡す装飾のことです。
さらに、総帆展帆と満船飾が同時に行われるスペシャルな日が、例年3日ほどあるそうで、こどもの日、海の日、それに最後の総帆展帆の日が該当します。
僕はまだこの満船飾というのを見たことがないので、是非今度はそれを狙いたい!
20181014124106_1.jpg




<海王丸パーク>
【駐車場】あり(無料)
【入場料とか】無料
【所要時間】3時間(海王丸乗船含む)

【地図】


【リンク】
海王丸パーク
d総帆展帆の年間スケジュールなどをチェックできます!


ご来訪、ありがとうございます。
もしこの記事が少しでも貴方のお役にたてたなら幸いです。
ブログランキングに参加しています。
よろしければ、下のバナーをクリックして、応援をよろしくお願いします☆

写真日記 ブログランキングへ
関連記事
スポンサーサイト

富山県 射水市 海岸風景

2 Comments

まっさ  

>ぽてとぉ~さん

こんばんは♪
北陸もそろそろ冬本番。
まだ平地に雪は積もってないけれど、寒さや鉛色の空など、北陸の冬らしい天候になってきました。
一方の沖縄では師走に入っても暑い(?)日が続いているんですね~。
これからの時期は特に南国の青空が恋しくなります。

富山には海王丸がありますが、その姉妹船日本丸が横浜に係留されています。
帆を張った姿は横浜でも見られると思うので、その際足を運んでみてください。
もちろん富山の海王丸のロケーションは素晴らしく、日本丸に負けないくらい美しいですよ(^^)

2018/12/18 (Tue) 20:09 | EDIT | REPLY |   

ぽてとぉ~  

蒼空と純白の帆船が最高ですね~

太陽が出たり隠れたりと撮影は大変そうでしたが、写真をみているとわたしも一度は撮影してみたいですね~♪
北陸はもう冬ですね~南国沖縄は、まだまだ残暑?(最高気温27℃)が残っております

風邪には気を付けてください
また素敵な日記を楽しみにしております

2018/12/03 (Mon) 17:56 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment