25 2018

冬の長町武家屋敷散歩/金沢の古い町並みと雪の野村家庭園

城下町金沢の古き良き風情を今に残す長町武家屋敷跡
金沢の古い町並みの代名詞的な存在であり、また香林坊や片町といった繁華街から至近の距離にありながらまるで江戸時代にタイムスリップしたかのような情景が広がっているという「ギャップ」が好まれて、多くの観光客で賑わう金沢有数の観光地です。
3年半前にもこの古い町並みを歩いたのですが、雪が積もった情景が見たくて、この冬また歩いてみました。

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長町と言えば、外せないのが野村家庭園です。
ミシュランやアメリカの庭園専門誌など世界の識者からも認められた美しい日本庭園があるのですが、貴重な雪景色も楽しんできましたよ(^^)

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ってなワケで、今回の記事は長町武家屋敷跡の雪景色です。
今シーズンは雪が非常に多くて大変悩ましい冬でしたが、おかげで地元金沢の雪景色をジックリと味わうことができた冬でもありました。



2018年01月27日 石川県金沢市 長町武家屋敷跡


金沢市の中心繁華街、香林坊や片町のすぐ隣、長町には、昔ながらの武家屋敷が連なる風致地区があります。
最近金沢の古い町並み散策と言えばひがし茶屋街のほうが人気が高いけれど、長町もまた城下町金沢を代表する観光地です。
多くの武家屋敷が残っていますが、中でも野村家の庭園が見応えありますよ(^^)。

この冬は雪が本当に多くて困り果てましたが、必然的に「雪の金沢」を撮る機会は例年以上に多かったです。
昨シーズンまでは「雪が積もった週末」に巡り合うことがとても珍しかったんだけど、今シーズンは12月以降結構な頻度で雪見ができています。
1月下旬のこの日も前日まで断続的に雪が降り続き、金沢の積雪は17cm(気象台の値)。
ほどよく雪が積もった長町武家屋敷跡散策でした。
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金沢の中心部は屋根にはまだ多くの雪が残っていましたが、木々に降り積もった雪はすでに落ちてしまっていました。
雪が降った直後ならもっと綺麗な情景になっていたんですけどね・・・雪景色としてはちょっとだけ物足りない感じでしたかね(^^;。
長町は黒い屋根瓦と茶色の土塀が続くシックな町並みで、普段の色合いはやや暗めな印象なんですが、雪が降ると少しだけ明るい感じがしました。
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金沢は用水の町と言われています。
市内にはなんと150kmもの用水が張り巡らされているそうですが、中でも辰巳用水、鞍月用水、大野庄用水が有名です。
このうち長町武家屋敷跡を流れているのは大野庄用水です。
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誰かが用水に投げ入れた雪の塊が流れていきます。
このように金沢の用水は生活用水だったり農業用水だったり工業用の用水だったり、様々な形で市民に利用されてきましたが、排雪の機能も担っています。
特に狭い路地の多い金沢の中心部では雪をどかす場所の確保も難しいのですが、用水があればその問題は一発解消。
この大野庄用水のおかげだからなのか、長町は比較的歩きやすいと感じました。
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和菓子屋の女性が一生懸命雪かきをしていました。
スコップで雪の塊をポイっと用水へ。
軽々と放っているように見えますが、これ実は結構大変なんですよね・・・。
北陸の雪は湿って非常に重いのだ。
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このあたりが長町の代表的な景観が楽しめるエリア。
石畳の小径を歩きます。
土塀の屋根にはシッカリ雪が積もっていますが、道にはほとんど雪がありません。
あのドカ雪直後のひがし茶屋街もそうだったけど、金沢の観光地の除雪対策は実はホントに素晴らしい。
一般道の除雪は今シーズン散々だったといわれていますけど・・・でもどんなに天気が悪くても、どんなに雪が降ろうとも、観光客にはなるべく観光を楽しんでもらえるように頑張っているんだなぁって思いました。
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長町の冬独特の景観と言えば「薦掛け(こもがけ)」です。
長町は土塀の町ですが、土塀にしみ込んだ水分が夜間に凍って膨張する際に土塀を傷つけてしまうので、この藁でできた薦掛けを施すことで凍結を防いでいるんです。
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石川県民は、毎年冬になると必ず地元のニュースで「薦掛けが始まった」と聞いて、冬の到来を実感します。
そして薦掛けが外されるというニュースを聞いて、「やっと春が来た!」と思うものです。
薦掛けのある風景は今ではこの長町以外あまり見かけなくなりましたが、今でもなお冬スイッチON/OFFを告げる風物詩として県民の意識に深く根付いています。
兼六園の雪吊りと同じですね。
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日中でも氷柱は解けず。
厳しい寒さを物語ります。
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せっかく長町に来たんだからということで、野村家へ向かいました。
野村家は長町で唯一、一般に公開されている武家屋敷跡なので、武家屋敷の何たるかを知りたいなら野村家は外せません!
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この野村家は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の二つ星観光地に認定されているほか、この武家屋敷の庭園「野村家庭園」はアメリカの「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」の日本庭園ランキングで野村家庭園がかつて3位にランキングされたこともあるのです(最近のランキングでも、野村家庭園は13位と健闘しています)。
要するに、野村家は世界的に認められた観光地なワケです。
雪が積もった野村家庭園。
かつて夏にこの庭園を訪ねました。
その時は是非雪景色も見てみたいと思ったのですが、3年半越しでその夢が実現いたしました!
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評価者が雪景色の野村家庭園を見たら、もしかしたら評価はまた変わったかもしれませんね~。
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野村家では二階の茶室でお抹茶がいただけます。
寒い日だったので温かいお抹茶でも・・・と思い、子供たちには悪いけどお抹茶を独り占めしようと思って注文しました。
ちなみに300円です。
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しかし・・・
まさかこの幼い娘たちが抹茶を「ウマイ」と評価するなんて!!
僕は大きくなるまで抹茶は飲めなかったんだけど、女の子の味覚はやっぱり違うのかな(^^;。
一度お椀を奪われたら、美味しい美味しいと言いながら飲み干されてしまいました(笑)。
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ってなワケで、城下町金沢の古い町並みの代表格、長町武家屋敷の雪景色でした。
大雪はカンベンですが、このくらいの雪ならば北陸の城下町らしい風情が出てGoodだと思いました。
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<長町武家屋敷跡>
【駐車場】あり(周辺にコインパーキング多数)
【入場料とか】550円(野村家拝観料)
【所要時間】1時間(長町散策と野村家拝観)

【地図】


【リンク】
長町武家屋敷跡 野村家

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1 Comments

ぽてとぉ~  

雪化粧の美しい武家屋敷通り いいですね~

わたしも昨年の梅雨の時期に訪れたのですが、香林坊の喧騒が嘘みたいに静かな風景が広がっておりました~

野村家庭園も来てみましたがやっぱり雪化粧が似合いますね~
わたしもいつか訪れてみたいです♪

2018/02/27 (Tue) 18:53 | EDIT | REPLY |   

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