03 2017

荒俣峡の紅葉/加能八景にも選ばれた渓谷で紅葉狩りを楽しむ

2017年11月12日 石川県小松市 荒俣峡


小松市の山間部、大杉谷川の流れによって形作られた荒俣峡(あらたまたきょう)という峡谷。
小松市を流れる川で梯川(かけはしがわ)なら知っているという石川県民は比較的多いけど、その上流部が「大杉谷川」と呼ばれているのは石川県民すらほとんど知らないと思います。
その大杉谷川が中流域でグネグネと蛇行しているところに荒俣峡があります。

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荒俣峡は決してメジャーな峡谷ではありません。
遠方から石川県に来る人はおそらくガイドブックを見るでしょうが、この荒俣峡を前面に出しているガイドブックは多分ないんじゃないかと。
だから、県外の人はまず知らない。
そもそも石川県民すら存在を知っている人は少ないんじゃないかってなくらいマイナーな場所です。
この荒俣峡は一応は「加能八景」の一つに数えられる景勝地です(加能とは石川県の旧国名、加賀と能登をくっつけた言葉です。要するに「石川県」という意味)。
しかし残念ながら加能八景自体が非常にマイナーで、8つの景観を言える人は県民すら100人に1人もいないんじゃないかってなくらいのマイナー度です。ってか、加能八景を前面に出しているのは荒俣峡以外聞いたことがない(笑)。
せっかく○○八景の一員に選ばれているのに、プロモーション的にはうまくいっていませんねぇ。。。
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でもここの紅葉は結構綺麗なんです。
付近にある那谷寺や鶴仙渓といったメジャーな紅葉名所は全国から観光客を集めていて、ついついそれらの陰に隠れてしまいがちですが、荒俣峡の紅葉も忘れてはなりません!
それらの紅葉名所にはない、いい意味で「鄙びた」感じの静かで落ち着いた紅葉狩りを楽しむことができるんです(^^)。


時は11月中旬。
この時期になると比較的里に近く標高の低い山も紅葉が見頃になります。
荒俣峡の付近の山々も紅葉のピークに!
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紅葉の時期以外にここに来たことはないんですが、まぁほとんど誰もいないことは容易に想像がつきます。
しかし普段はひっそりしている荒俣峡ですが、紅葉のピークの時は駐車場が埋まるほどの盛況。
(まぁ、駐車場のキャパ自体がそんなに大きくないんですけどね(^^;)
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荒俣峡の見所の一つが、橋の上からの眺めです。
荒俣峡には二本の橋がありますが、そのうち下流側の保名(やすな)橋から眺めた景観が有名かな。
大小様々な岩が独特な景観を作っています。
それに川が蛇行しているので、背後が山の壁。これも荒俣峡の特徴かもしれませんね~。
峡谷美をウリにしている観光名所は全国にたくさんありますが、荒俣峡のいいところはイイ意味で着飾ってなくて、「ありのままの峡谷」って感じで、観光地化されていないのが逆にいいのかもしれません。
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保名橋の少しだけ上流側にある河鹿(かじか)橋からの眺めも好きです。
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そして荒俣峡の特徴は橋の上だけではなく、川のせせらぎのすぐそばまで近づくことができることです。
せせらぎが作った中洲がまるで庭園のようになっていて、橋から階段を使って中洲に下りることができるんですよね~。
雨の後や水量の多い時は気をつけてほしいのですが、小さな子供でも岩場や川辺の散策をきっと楽しんでくれると思います。
紅葉とせせらぎをバックに、ファミリーや恋人のスナップ写真を撮るのもいいかもしれませんね~(*^-^*)
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この他、大杉谷川に沿って400mほどの長さの遊歩道があるので、ゆっくり散策することができます。
今回は歩きませんでしたが、15分ほどで歩けるのでお時間があれば是非(^^)。



荒俣峡を見下ろす場所に、「長寿庵」という食事処があります。
知る人ぞ知るって感じですが、山菜や岩魚などこの地ならではの料理をこのロケーションで楽しめるそうです。ん~、僕もいつか食べてみたいなぁ。
またこの鄙びた感じがフォトジェニックでもあり、長寿庵を見上げることができる中洲のこの場所が人気のシャッタースポットにもなっています。
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渓流と紅葉のコラボレーション。
これが荒俣峡の一番の特徴かもしれません。
三脚があれば、しばらくシャッターを開放することでもっと美しい写真が撮れるかもしれません。
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モミジに直接触れることができ、まさに「紅葉狩り」が楽しめます。
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ってなワケで、荒俣峡の紅葉でした。
ゴツゴツした岩場を散歩する感覚は小さな子供たちも結構楽しんでくれます。
ただし、雨の後や増水の可能性があるときはご注意ください。
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車で加賀地方の紅葉を楽しむなら、那谷寺、鶴仙渓、荒俣峡、手取峡谷の順番で回るといいでしょうね。いずれも似たような時期に紅葉ピークを迎えますし、車での移動ならさほど苦になる距離ではありません。朝から行動すれば、4か所回りきることができると思います。
ただし、那谷寺は特に混雑するのでできれば朝一番は那谷寺がいいでしょう。



<荒俣峡>
【駐車場】あり(無料)
【入場料とか】無料
【所要時間】1時間

【地図】



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