18 2017

あぶくま洞 悠久の時が作り出した地底の芸術(+福島のもも狩り体験)/2017年夏の福島旅 その2

2017年のお盆に家族と出かけた福島旅の第2弾!
2日目は僕の独断と偏見で決めた巨大鍾乳洞「あぶくま洞」の観光と、子供たちも喜びそうなスポットということで福島ならではの「桃狩り体験」に決めました!

およそ8000万年という途方もない歳月をかけて造られたあぶくま洞は、僕の中ではこの旅で一番感動した!
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そして福島と言えばフルーツですよね。
「もう桃は当分いらない」と思えるくらい、食べてきました!
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ってなワケで、福島の大自然と食に触れる旅レポ、続けていきます(^^)。


2017年08月14日 福島県田村市 あぶくま洞


旅の2日目に向かった先は、宿泊地の郡山から車で1時間ほどのところにある、国内屈指の人気鍾乳洞あぶくま洞です。
福島県をじっくり旅する機会があったら、絶対に行ってみたいと思っていたのですが、今回の旅でついに入洞が実現しました!

実は昔から鍾乳洞はかなり好きな部類。
特に僕の父親が鍾乳洞大好き人間だったので、小さな頃から父に連れられて、山口の秋芳洞、高知の龍河洞、沖縄の玉泉洞、岐阜の飛騨大鍾乳洞など各地の有名鍾乳洞を見てきました。
当然ながらあぶくま洞も父の「行きたい鍾乳洞リスト」の中に入っていたのですが、結局一緒に行けずに今に至ります。
そのうち自分が親となりました。
昔、父にしてもらったのと同じように、今度は私が我が子を連れて、父と一緒に行けなかったあぶくま洞にやってきたのです。
感無量~(^^)


あぶくま洞の駐車場に着いてまず驚くのは、駐車場周囲の断崖絶壁です。
かつてここでは石灰岩や大理石が産出されていたらしいのですが、その時の石切りの跡(切羽)がコレ。
高さはおよそ140メートルで、思わず口を半分開けて見上げてしまう迫力でした。
ちなみにこの日の天気はあいにくの雨で、断崖の上部は濃い霧に包まれてその姿を見ることができませんでした。
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では、チケットを買っていざあぶくま洞へ!
洞窟の入口はチケット売り場(洞窟の出口付近)から下り坂を結構進んだところにあります。
坂道を下りるということは、洞内はひたすら登り続けるということだけど、果たして・・・。
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ちなみにあぶくま洞の入洞料は大人1,200円
料金表を見るや否や、まるで世界遺産の施設並みの高額な料金設定に動揺しましたが、全国各地の有名鍾乳洞の料金を調べてみると・・・

 秋芳洞1,200円
 龍泉洞1,000円
 龍河洞1,100円
 玉泉洞1,240円(王国村込み)


なんだ、鍾乳洞ってどこもかしこもお高いのね・・・。
まぁ維持管理費を考えるとこの料金設定はやむを得ないのかもしれませんね。

さて、あぶくま洞へ入ってきます。
あぶくま洞は一般公開されている部分の長さは600メートルほどですが、未公開のゾーンを合わせると長さ3,300メートルに及び、国内でも有数の規模になるとのこと。
下の地図を見るとわかりますが、公開部分はほんの一部なんですね。
ちなみに国内最長の鍾乳洞は岩手県の安家洞(あっかどう)というところで、長さは23,702m(ただしこちらも公開部分は700m)ってんだから、群馬と新潟の境にある上越新幹線のあの大清水トンネル(22,221m)を凌ぐ長さになります。
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あぶくま洞はおよそ8000万年の歳月をかけて自然が作り出した洞窟です。
8000年でもすごいと思うのに8000年なんて、ちょっと想像できないよね。
1969年に石灰岩の採石の最中に突如姿を現したそうで、発見されてからまだ50年も経っていません。
太古の昔からここに洞窟があったのは確かですが、人類とのお付き合いの長さという意味ではまだまだ新しい鍾乳洞と言えます。
内部は観光向けにしっかり整備されていて、汚れたりびしょ濡れになったりの心配はありません。
ところどころ岩がせり出して狭い場所はありますけどね。
足元もしっかりコンクリート舗装がされていて、靴が汚れたり滑ったりする心配もあまりないかな。
ただ、階段が多いので小さなお子様連れやお年寄りは注意が必要。一応うちのチビたちが全ルート歩き切ったんだから、未就学児でもOKのハズです。
洞内の気温は一年を通して15℃ほどで、真夏に洞内に入ると一瞬で汗が引き、寒いくらいの体感になります。逆に冬に入ると暖かいのかもしれません。
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洞内はとにかく階段が多かった。
一番低い場所からスタートして、奥に進むにつれて上へ上へと上がっていきます。
地底探検気分で気持ちはやや高揚しているので、疲れは感じませんでした。
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鍾乳洞ならではの不思議なカタチをした岩が多数ありました。
あぶくま洞は鍾乳石の種類と数の多さにおいては東洋一と言われていて(「世界一」と言わないのが日本的というか(笑))、まるで鍾乳石の博物館。
岩から垂れる滴の一滴一滴が、気の遠くなるような年月をかけて岩を溶かしたりあるいは新たに堆積させたりして、独特の姿を見せています。
鍾乳石が1cm伸びるために70年から数百年かかると言われていますからね。
ちょっとでも傷をつけようもんなら、その修復に何年かかるか分かりません。
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しばらく進んでいくと、何やらひときわ明るいイルミに飾られたスポットが!
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おぉ、なんとこんなところにも恋人の聖地があったんか!
あちこち旅をしていると、行くところ行くところで「恋人の聖地」の碑を見かけますが、まさかこんな洞窟の中でも出会うとは(笑)。
聖地に必ずと言っていいほどある二人で鳴らす鐘ももちろんあります。ただしさすがに洞窟内でカンカンやられたらうるさくてたまったものじゃないだろうから、あぶくま洞特別仕様(?)の鈴みたいなやつがちょこんと。
ちなみに福島県では唯一の聖地であり、また洞窟が聖地に指定されているのはこのあぶくま洞だけです。
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あぶくま洞は、正直前半はあまりビッグな見所はなくて淡々と進んでいく感じなんですが、公開部分のほぼ中間となる地点に、最もビッグな見所が待ち受けています。
それが滝根御殿(たきねごてん)と呼ばれている高さ30mのホール状の空間。
これはヤバイわ。たまげたわ。
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天井の高さもびっくりですが、何より天井からまるでシャンデリアもしくはパイプオルガンのように伸びる無数の鍾乳石、そして零れ落ちる滴を受け止めてできた無数の石筍が、自然でできたものとは思えないほど芸術的!
今自分が洞窟の中にいることを忘れてしまうほどスケールが大きかったです。
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滝根御殿の後には竜宮殿が続きます。
こちらもあぶくま洞の大きな見所の一つで、高さ13mのホール内に、いろいろな鍾乳石や石筍が見られました。
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「クリスマスツリー」と「樹氷」と名付けられた二つの巨大石筍。
単にデカいだけではなくて、これほど巨大なのが二つ仲良く並んでいるのが珍しい。
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そしてあぶくま洞最後の見所が「月の世界」
この光景を見て、「月の世界」と言われたら、あぁ確かに月ってこんなだったかもな~って思えてきます。
主な鍾乳石のほとんどをこの狭いエリアの中で見ることができるそうなので、自由研究にはうってつけかもね。
ちなみにしばらく待っていると照明の色が変わっていくのですが、月の夜明けから日没までを再現しているそうですよ。
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ってなワケで、国内屈指の人気鍾乳洞、あぶくま洞でした。
今回歩いたのはあぶくま洞のメインコースになるのですが、ここから分岐して「探検コース」という120mほどの別ルートを歩くこともできます。
残念ながら今回はパスしましたが、また次回訪ねることがあったら、今度は是非探検コースを歩いてみたい。
ってかその前に、今度訪ねた時は探検コースを歩けるほどの体力があるか分からないですね(笑)。

年間を通して一定の気温ということで、洞内にはワインセラーがありここで寝かされた「あぶくまワイン」がお土産屋さんで売られています。
ただしワインのお値段は1本2000円以上とそれなりにしますよ(^^;


福島県福島市 まるえ観光果樹園


さて、旅の二日目午前中はあぶくま洞でしたが、午後はそこから車でひた走り、福島市へ向かいました。
二日目の宿泊地が福島市だったのですが、明るいうちに移動した目的はズバリ桃狩り!しかも食べ放題のやつ!
なんたって、福島はフルーツ王国ですからね、今が旬の果物をとにかく腹いっぱい食べてやろうということで、いろいろ調べた結果今回お邪魔することに決めたのは「まるえ観光果樹園」さんです。
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予約は必要ありません。思いついてすぐに行ったとしても、よほど混雑してなければ大丈夫です。
また、付近はいたるところにこのような果樹園があるので人が分散するのか、思っていたほど混雑もしていませんでした。
この果樹園さんの場合、ホームページにクーポン券があるので、それを見せれば割引がききますからお忘れなく!
店内に入って受付を済ませると、軽ワゴンに乗せられて桃の木のエリアへ。
すると、あちこちに桃色の桃の実がなっているではないか!
桃だ~、桃だ~、とテンション上がります。
子供たちは明らかにあぶくま洞よりテンション上がってます(笑)。

桃栗三年柿八年といいますが、桃を育てるのはそれなりに時間と手間がかかるんですね。
ありがたくいただきましょうか。
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ちなみにこの日食べることができたのは、「あかつき」という福島産桃の代表的な品種でした。
果樹園の人いわく、「【あかつき】はそろそろ終わりで、これからは【まどか】が出てくるんです」とかなんとか。
へえ、桃についてはこれまであまり品種は気にせずに食べてきたのですが、いろいろあるものなんですね・・・(^^;
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「だいたいあの辺りまでの木の実を好きなだけ食べてください」という、単純明快なレクチャーを受けていざ出陣!
なるべくおいしそうな実を選んで、いただきます!
もいだ直後の桃は比較的固くて、お店で売られている桃を想像するとちょっと驚くかもしれませんが、食べてみると甘味が十分で大変おいしかったです!
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これまで何度かフルーツ狩りに行ってブログにもUPしてきましたが、どの果樹園にも共通して言えることは、どの実が美味しいかを直接は教えてくれないんですよね~。
生産者の方々は日頃から無数の実とその味に触れてきているので、おそらく果実を見ただけですぐにどれが美味い、どれがマズいというのがだいたい分かると思うのですが、それを具体的に教えてはくれないものなんです。
こちらから聞けばヒントはいくらか与えてくれますが、実の選別はあくまで狩る人の「勘」に頼ることになります。
いくつか果実に触れてみて、それを食べてみて、自分の中で「ひょっとするとこういう実がウマいのかもしれない」みたいな法則を体得した頃には、もうおなかいっぱいになってるってのが、おおかたのフルーツ狩りの「あるある」だと思います。
今回もそんな感じでした。
ま、美味しい実に当たるかどうかのギャンブル的要素もフルーツ狩りの楽しみの一つってことで。


女の子は桃を持つとポーズを取りたくなるらしい(笑)。
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(長女)

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(次女)

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(三女)



この「あかつき」が市場でいくらで流通しているかはわかりませんが、とりあえず5玉食えば元は取れるかと思い(根拠はないけど)、頑張って5玉食べましたよ。
もう当分の間、桃は必要ありません(笑)。


ってなワケで、福島旅の2日目はあぶくま洞と桃狩りでした!
午後に訪ねたまるえ観光果樹園さんのすぐ近くには、十六沼運動公園があります。
芝生広場や噴水、体育館、それに巨大なトランポリンみたいな施設「ぴょんぴょんドーム」というのがあり、桃で腹いっぱいになった後の腹ごなしにはちょうど良かったです(^^)。
特にお子様連れの場合、フルーツ狩りとぴょんぴょんドームで半日も遊べば、確実に大喜びされますよ~。
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娘曰く、今回の旅でこのぴょんぴょんドームが一番楽しかったって。
いかなる名所・旧跡・天然記念物よりも、やっぱり公園がいいみたい(^^;。



<あぶくま洞>
【駐車場】あり(無料)
【入場料とか】1200円(小学生は半額、幼児は無料)
【所要時間】1時間

【地図】


【リンク】
あぶくま洞公式サイト


<まるえ観光果樹園>
【駐車場】あり(無料)
【入場料とか】860円(小学生以下は640円) フルーツにより値段は変わります。
【所要時間】1時間(食べ放題は30分間)

【地図】


【リンク】
まるえ観光果樹園公式サイト
公式サイトには割引券があるよ!


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2 Comments

まっさ  

>ぽてとぉ~さん

こんにちは♪
福島はぽてとぉ~さんの故郷ですよね。
お里帰りの記事も楽しく読ませてもらってます。

今回福島をいろいろ回ってみましたが、つくづく見所の多い県だなぁと思いました。
もちろん、福島の全てを回り切ったワケじゃないので、今回見落としたところはまたいつか行きたいと思います。

ところで今北陸へ!?
この連休は台風であいにくな空でしたが、温泉を楽しむ場合は空模様はあまり気になりませんね(笑)。
是非楽しんでいってください!

福島の桃、美味しかったです!(^^)

2017/09/18 (Mon) 12:43 | EDIT | REPLY |   

ぽてとぉ~  

ようこそ私の故郷へ♪

福島の代名詞でもあるあぶくま洞や鶴ヶ城と福島旅行を満喫できてよかったです

わたしもちょうど今、短期で北陸出張に来ていますが、やっぱり温泉いいですよね~温泉~♪

福島の桃、わたしも久しぶりに食べたくなっちゃいましたぁー

2017/09/18 (Mon) 10:03 | EDIT | REPLY |   

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