16 2017

赤瓦のお城と白虎隊の街、会津若松の鶴ヶ城・飯盛山を訪ねて/2017年夏の福島旅 その1

2017年もお盆の旅に行ってきました!
2016年は鳥取・岡山、その前の2015年は伊豆半島が行き先でしたが、今年の行き先に決めたのは東北の福島です。
福島と言っても非常に大きな県なので見所がたくさん散らばっていて全て回るにはかなりの時間が必要ですが、今回はその中でも会津・郡山・福島あたりを3日間で回ることにしました。

まず最初に訪ねたのは福島県のちょうど真ん中あたりに位置する城下町会津若松
そして会津若松と言えばやっぱり会津若松城(鶴ヶ城)抜きには語れませんね!

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ってなわけで、複数回にわけて今年の夏の福島旅で出会った風景や光景を綴っていきたいと思います。
いろいろ回ってみて感じたことですが、福島県の街の多くは、パっと見た感じではあの大きな震災があったとは思えないほど「平常運転」に見受けられたし、郡山市や福島市、会津若松市はいずれも元気だし活気があったように思いました。
城下町あり、山あり、湖あり、食あり。
楽しい3日間を福島県で過ごすことができましたよ(^^)


2017年08月13日 福島県耶麻郡猪苗代町 猪苗代湖遊覧船


2017年お盆の旅。
夜明け近くに家を出て、北陸道・磐越道と走ることおよそ5時間。
今回の旅の目的地となる福島県にたどり着いたのは朝の9時頃で、お盆休みの混雑がまだ始まる前でした。
福島の旅のはじめにまず訪ねたのは、福島県のど真ん中で磐梯山の麓に位置する猪苗代湖です。
青い湖とその奥に聳える会津の名峰磐梯山、そんな素敵な風景を是非湖の上から眺めてみようと来てみたはいいものの・・・

あちゃー(ノ∀`)
天気が最悪すぎる・・・

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ば、磐梯山・・・
磐梯さ~ん、出ておいで~(T_T)
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はじめから覚悟していたことですが・・・
猪苗代湖のように「遠景」を売りにする遊覧船の場合、天気が悪いと全く話にならないです。旅が終わってみれば、ほとんど印象に残っていません。
目の前に立ちはだかる岩礁などを巡って「近景」で勝負する海の遊覧船なら、少しの雨でも楽しめるんですけどね。
でもさ、遠いところからはるばるやってきて、湖の遊覧船の目の前まで来といて、「天気が悪いからヤ~メた」ってワケにはいかないんですよ、子供たちが怒り狂うので(笑)。
だからこんな空でも仕方なく遊覧船に乗りましたよ、ハイ。

・・・って胸の内でそう思っているであろう家族連れがワンサカいて、何だか笑えた(笑)
こんな空でも満席近いんだから、お盆の集客力は絶大!
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そんな感じで、今年のお盆の旅はとにかく天気に恵まれなかったです(^^;。
福島県だけでなく東日本はどこもかしこもぐずついていたみたいなので、多少諦めはつきますが、せっかく福島まで来たんだからやっぱり青空の下がよかったよなぁ。。。


福島県会津若松市 会津若松城(鶴ヶ城)


さて気を取り直して猪苗代湖から会津若松へ向かいました!
会津若松と言えば、かの有名な伊達政宗もほんの一時期手にしたという百名城、鶴ヶ城が有名ですよね。
やっぱりお城に行かないと会津若松に来たって気にはなれないので、家族たちに異論を挟ませる余地を与えずに何はともあれお城に向かいました。
天気は若干回復。雨の心配はなくなったけど、代わりに蒸し暑さで汗だくになること必至です。
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お城に入るとき、何気に楽しいのが「入城」です。
当時のお殿様と同じ気分?
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天守閣の下には、なにやら人だかりが。みなさんスマホで写真を撮ってらっしゃる。
近づいてみると、なんだろうこのマスコットキャラみたいなのは。。。
これ、「お城ボくん」と呼ぶそうで、お城とサムライロボットが見事に(?)コレボレーションした鶴ヶ城のPRキャラクターだそうです。
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会津若松城、別名鶴ヶ城。小さい頃からこのお城の存在は知っていました。
というのも、あまりプラモデルを作ってこなかった僕のこれまでの人生において、なぜかお城のプラモだけはいくつか作ったことがあるんです。
「日本の名城シリーズ」みたいな感じでいくつかの立派なお城がプラモデルになって販売されていたのですが、姫路城や名古屋城など日本を代表する立派なお城たちで構成されたラインナップの中に、確かこの鶴ヶ城も入っていたと記憶しています。
プラモ化されているということは、すなわち国内を代表する天守閣があるということ。
鶴ヶ城については、プラモを作ったかどうかはハッキリ覚えていないのですが、少なくとも幼い頃の僕にとっては憧れのお城だったのは確かです。

そんな憧れのお城にこれで3回目の来訪です。
1回目は親に連れられて。もうあまり記憶がありませんが、母親が天守閣から見える山並みを指さしてしきりに「白虎隊白虎隊」と言っていたのを今でも覚えてる。
2回目は自分で運転できるようになってから来たのですが、その時は天守閣の屋根瓦はまだ普通の黒でした。
そして3回目のこの日、ようやくですが初めて赤瓦の鶴ヶ城を見た!
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何度見ても、このお城の天守閣は端正でカッコいいです。
ただ、残念なことに天守閣は現代の工法、つまり鉄筋コンクリート造りであり、木造のお城から伝わってくる歴史の重みとか、温かみとか、人間臭さとか、そういうのがあんまり感じられないんですよね。
ん~、なんとなくだけど、「ガンダム」をイメージしてしまう。
あ、だからマスコットはロボット仕立てなのか(笑)。
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鶴ヶ城ならではの特徴は、何と言っても日本で唯一無二の赤瓦です。
2011年、再建から45年ぶりに黒瓦から赤瓦への葺き替えが完了し、明治時代に取り壊される前の「本来の姿」がこれで蘇ったんだそうです。
城の屋根は黒か白(地元の金沢城の屋根は白っぽいのだ)、という先入観を吹き飛ばしましたよね。
瓦にうわぐすりを塗って焼くことで赤みが出るのですが、これのおかげで瓦の強度が増し、会津地方の厳しい冬の寒さにも耐えられたそうです。
葺き替えの直後、ニュースなどで鶴ヶ城の映像を見た時は、城の屋根が赤いことにただただ違和感を感じていました。
 ①白すぎる姫路城
 ②全然城っぽくない二条城
 ③赤い屋根の鶴ヶ城

鶴ヶ城は僕にとっての「日本三大違和感城」に見事ランクインしたのですが、時が経って今こうして実際に見てみると、これがどうしてシックリ来てるじゃないですか。
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雲の隙間から青空がのぞき、夏らしい陽光が降り注ぎました。
今回の福島の旅で、唯一青空と日差しを撮ることができた写真です(^^;。
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ここまで来たからには、天守閣にも登らないとね!
階段を登って一階一階上がっていくたびに、フロアが狭くなっていくのは日本のお城ならではです。
最初はかなり広かったフロアですが、最上階では階段以外ほとんどスペースがありません。
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鶴ヶ城天守閣は、天守台の高さが11m、天守閣の高さが25m、計およそ36mで、国内でもかなり背の高い部類のお城になります。
天守閣最上階から、会津若松の町並みや周りの山並みなど、会津盆地の景色を360度見渡せる絶好のロケーション。
眺めが綺麗なのはもちろんですが、とにかく吹き抜ける風が最高に気持ちいいんです。
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ん?
天守閣の足元を見下ろすと、芝生に何か描かれている!下にいるときは全く気が付かなかったよ(^^;・
刀を持った白虎隊とおぼしき人物と、「AIZU」「BOSHIN」「150」の文字。
これ、実は来年(2018年)の戊辰戦争150周年のPRのために地元の学生さんたちによって作られた芝生アートなんだそうです。
今年8月の半月間だけの期間限定アートということで、貴重な光景でした。
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会津若松市 飯盛山


会津若松と聞いて思い浮かべるものは、お城のほかに「白虎隊」がありますよね。
すっごくベッタベタな会津若松観光になっちゃうんですが、やっぱりココにも行っておかないとねってことで、鶴ヶ城の次に訪ねたのは白虎隊十九士の自刃した地であり、また彼らを弔う墓地がある飯盛山。ちなみに飯盛山に来たのは今回が初めてでした。

飯盛山の正面にある駐車場は駐車料金が無料なんですが、車を停めると係のおっちゃんから土産物屋の情報が書かれた紙が手渡されるではありませんか。
どうやらその紙に書かれた土産物屋で何かしら買い物をしてハンコを押してもらいなさい、というシステムのようです。
お土産を買わなかったどうなるか、その辺の説明が一切ないのがなんとも腑に落ちないのですが、皆さんはこういう場合どうされます!?
僕はやっぱり土産買っちゃうな(弱)
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(お土産屋がズラリ。良くも悪くも昭和の観光地って感じ。)


こ、こんなに長い階段を登るのかよってちょっとゲンナリしてしまうんですが、階段の右手に注目!
「動く歩道」があるではないか!
昭和から突然現代に戻ってきた気分です(^^)。
ちなみにこれは飯盛山スロープコンベアといって、1号機と2号機を乗り継いで山の上まで歩かずに連れて行ってくれるありがた~い施設。
そういえばかつて江ノ島で「エスカー」という有料のエスカレーター群を使って登ったことがありますが、あれと同じ感じですかね。
当然ながら有料(大人250円、子供150円)であり、これを使おうか自力で行こうか迷ってしまうところですが、嫁さんが問答無用で券売り場へ向かい始めたので選択の余地なしのようです(笑)。
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これに乗れば、階段を登る人たちを横目にスーっと上のほうまで連れて行ってくれます。
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動く歩道の終点からほどなくして、白虎隊十九士の墓。
お供えの線香の煙が目にしみるほどで、いかに多くの人がお参りに来ているかがわかります。
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白虎隊の墓から少し離れたところにあるのが、「自刃の地」です。
16~17歳の、今からすればまだまだ若い、ハッキリ言って子供と言ってしまっても問題ないくらいの若者たちが、戦で燃え盛る鶴ヶ城(実際に燃えていたのは鶴ヶ城ではなくその周りの武家屋敷だったという)をこの場所から眺め、自決の道を選んだという悲劇はあまりにも有名。
現代の若者に(僕の世代も含めてです)、ここまでの強い気持ちや団結力はあるでしょうか。
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飯盛山からの会津若松市街の眺め。
飯盛山から街の主役の鶴ヶ城を見ると、肉眼ではほとんど分からないくらい小さいです。
これなら、城下町が燃えているのを、城本体が燃えていると勘違いしてしまっても不思議じゃないですよね・・・。
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鶴ヶ城へ向かってズームイン!
戊辰戦争の時代にもし望遠レンズがあったなら、若者たちは命を落とすこともなかったのに・・・なんて。
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墓地のすぐ近く、飯盛山の中腹には、国指定重要文化財の「さざえ堂」がありました。これも会津若松の中では指折りの観光スポットです。
見るからに普通のお堂ではなく、なんだか複雑そうです。
この小さなお堂の中は上りと下りの拝観路が別々の螺旋スロープになっていて、上り下りですれ違うことなく拝観できるというから驚きです。
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お堂の中はいったいどうなってるんでしょ。
すっごく興味あるので入ろうとしましたが、ちょっと待った!さざえ堂の拝観は有料なんですよね~。
入口に立つと、暗いお堂の中に吸い込まれそうになるけど、今回はお堂の中に入りませんた。
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ってなワケで、2017年お盆の旅は福島県。
初日は猪苗代湖と城下町会津若松でした。
ホントはこの後、さらに城下町散策とキメたいところでしたが、ここまででも結構な歩行距離になり、みんなクタクタ。
さすがにここから散策は厳しそうだったので、まだまだ日が暮れる前でしたが宿泊地の郡山に向かうことにしました。

最後に会津若松城の写真。
珍しく(?)4人兄妹が一つの写真に収まってくれました(笑)。
どんな風景や夜景よりも、撮るのが難しいショットだったりします(^w^)。
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<会津若松城(鶴ヶ城)>
【駐車場】あり(200円)
【入場料とか】天守閣の入閣料510円(茶室麟閣の入場と共通)
【所要時間】1時間

【地図】


【リンク】
会津若松観光ビューロー(鶴ヶ城ページ)


<飯盛山(白虎隊十九士墓地)>
【駐車場】あり(無料 ただしお土産屋さんに招待される)
【入場料とか】無料(ラクしたければ動く歩道が大人250円。さざえ堂は大人400円)
【所要時間】1時間

【地図】


【リンク】
飯盛山のみどころ

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