富山新湊の観光名所 海王丸パークと「日本のベニス」内川の運河沿いの町並み

 16, 2017 10:50
富山県西部射水市の富山湾に面した新湊(しんみなと)という街。
熱烈な高校野球ファンなら、新湊と聞くと血が騒ぐという人もごくごく一部いらっしゃるのではないでしょうか(^^)。
それに、「釣」「網」「魚」など漁師町ならではの珍しい苗字が多い町として、たまにバラエティ番組なんかで紹介されています。
そんな港町新湊で一番の観光スポットと言えば、富山新港の海王丸パークが有名。
天気が良かった4月の週末、少しだけ足を伸ばして新湊を訪ねてきました。
お目当ては何と言っても帆船海王丸とバックに聳える立山連峰!・・・でしたが
残念ながら立山連峰はてっぺんに雲がかかってご機嫌ナナメな様子。
でも青空と白い海王丸のコントラストが綺麗でした!
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さらに「日本のベニス」という異名を持つ「内川」という運河沿いの美しい町並みも!
「へぇ、富山にこんなところがあったんだ・・・」とちょっと意外な発見でした。
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ってなワケで、世間はすっかりサクラモードに入っていますが(ってか、すでに桜は散り始めていますが)、桜ネタはこの次以降にしまして、今回は「親子連れで新湊で過ごすまったりな休日プラン」をご紹介します(^^)。


2017年04月02日 富山県射水市新湊地区 海王丸パーク


4月最初の週末。
今年は桜の開花が去年に比べて若干遅れたので、4月に入っても北陸にはまだ桜の便りは届いていませんでした。
桜は咲いてなかったけど、青空が広がって春めいた休日になったので、子供たちを連れてお隣富山県は新湊までプチドライブに行ってきました(^^)。

新湊と言ってまず思い浮かぶのは「海の貴婦人」の異名をもつ航海練習帆船海王丸(かいおうまる)です。
関東地方にお住まいなら横浜港に係留されている日本丸はよく知っていると思いますが、あの日本丸の姉妹船がこの海王丸です。
海王丸の係留ために整備された公園「海王丸パーク」に着くや否や、海の貴婦人と呼ぶに相応しい美しい姿が目の前に!
数年前に開通した斜張橋「新湊大橋」と白い立山連峰をバックに眺める海王丸のこのシーンは、今では富山県を代表する景観の一つとして、ポスターやガイドブックなんかでよく目にするようになりました。
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空が霞んでしまいがちなこの時期にしては、クリアな青空が広がりました。
ただ、立山連峰には若干雲がかかっていて、残念ながら100点満点の絶景にはなりませんでしたね~(^^;。
ちなみに今回のプチドライブのお供は、いつものごとく長女・次女のデコボコ姉妹(笑)。
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このブログでも何度か採り上げたので詳しい話は今回はしないけれど、海王丸はかつて多くの航海士を育んできたとても美しい帆船で、1989年の引退後は新湊の「海王丸パーク」に係留されてゆっくりと余生を過ごしています。
海王丸のDNAは現在は海王丸Ⅱ世に受け継がれています。

4月から10月にかけて年間計10回ほど、海王丸の全てのマストが広げられる「総帆展帆」というイベントが行われます。
今年は4月23日を皮切りに、月1~2回ほど帆船ならではの本当に美しい姿を拝むことができますので、タイミングが合えば見に行きたいなぁと思ってます。
まぁ総帆展帆じゃなくても十分綺麗なんですけどね。
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ちなみに総帆展帆の海王丸がこちら。
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(2013年09月23日撮影)


海王丸のアルファベット表記は「KAIO」でも「KAIOU」でもなく、「KAIWO」なんですね。
つまり「カイウォーマル」ってか。
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2012年開通の新湊大橋。
この橋ができたおかげで、海王丸パークはこれまでよりも一層フォトジェニックなシャッタースポットになりました。
(この橋がない頃は特に夜はちょっと寂しかった)
ちなみに晴れた日にこの橋を車で渡ると、その車窓の美しさは国内随一(だと私は勝手に思ってる!)
この日も走り抜けましたが、目の前に雄大な北アルプス・立山連峰が見え、眼下には青い富山湾と海王丸、そして広大な富山平野・・・。
何度も何度も橋を渡りたくなりましたよ。
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夜になると、海王丸と新湊大橋が綺麗にライトアップされるので、現在では北陸有数の夜景スポットとして大人気。
当然ですがカップルが多いです(笑)。
カップルが安心して楽しめる場所ということで、海王丸パークは「恋人の聖地」にも認定されています。
海王丸と新湊大橋が見渡せる公園の一等地に恋人の聖地の碑があり、ここが海王丸パーク一番のシャッタースポット!
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何だ、このちょっとシャレた碑は!?前に来た時はこんなのなかったぞ。
The most Beautiful BAYS in the WORLD と書かれたガラス製の碑がいつの間にか増えていましたが、これは2014年に富山湾が「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟したことを記念する碑のようです。
なんだそのクラブ!?と思う人が大半だと思うけど、日本国内では富山湾のほか駿河湾(静岡県)、松島湾(宮城県)、宮津湾(京都府)が加盟していて、世界的に見ればフランスのモンサンミシェルなど世界遺産級の有名な湾も加盟していて、それなりに権威のある組織体のようです。
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富山湾は蜃気楼、ホタルイカやブリなどの豊富な水産物、海越しに見える立山連峰、気嵐、埋没林、海王丸など、結構いろんな観光資源が揃ってて神秘的・魅力的な海。
これほどいろんなものが詰まった湾は珍しく、世界が評価するのもナットクです。


海王丸は内部が公開されていて、かつての船内の様子を楽しむことができます。
4年前に来た時にも船内に入りましたが、今回も娘たちに船に乗せてやろうと思い、船内へ入ることにしました。
入船料は大人400円、子供200円、未就学児はタダです。
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甲板の様子。
帆船だからなのか、とにかくロープの数がハンパない!
一本一本何かにつながっていて、何かしら意味があるロープたちなんだろうけど、一般人にゃとても分かりません。
昔の船乗りさんたちはそこをちゃんと理解していたんでしょうね。
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海王丸の巨大なマスト。
甲板から撮ったら入りきらない(^^;。
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総帆展帆などのイベントをやっていない普段の休日なら、船内はそんなに混雑していません。
子供連れでもゆっくりと見学することができました。
ってか君らゆっくりしすぎでしょ、ソレ(笑)
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万が一の時に乗組員の命を預かる救命ボート。白が基調の海王丸の船内で、赤いボートはかなり目立つ。
海王丸の甲板からは、救命ボートの中を覗くことができますが、ま、普通のボートとそんなに変わりませんね(^^;。
おそらくこの海王丸の人生の中でこれらのボートが役に立ったことは一度もないと思いますが、もし乗らなければならなくなった時、どういう思いでここに座ることになるのか・・・なんて考えながら救命ボートを見下ろすと、普通のボートとは違った見え方がしないでもありません。
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ここで一休みしていると、かつての乗組員の気持ちが少しわかる気がします。
ここから見えてる景色は新湊大橋だけど、航海中はどこまでも続く大海原で、遠い祖国のことを思っていたんでしょうね。
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この他、例えば船員の寝泊まりする部屋、船長室、医務室、病室、食堂、厨房、教室などなど、船内の様々な部屋が当時のまま保存されていて、とても面白いです。
海王丸パークに来たら、写真撮るだけじゃなくて海王丸内部の見学もオススメしますよ!
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射水市新湊地区 内川(別名:日本のベニス)


さて、海王丸パークから車で5分ほど、新湊の市街地にある「内川」も訪ねてみました。
新湊と言えば、海王丸パークと新湊大橋、それに新鮮な海の幸が集まる「きっときと市場」が割と人が集まるスポットなのですが、この内川も時間があれば訪ねたい場所。
内川は新湊の市街地を流れる運河で、無数の漁船が浮かび、運河に沿って味のある集落やカフェなどが集まっている散策スポット。
運河には10本の橋が架けられていますが、中でも目を引くのは赤い屋根がある「東橋」という若干メルヘンな感じの橋。
内川一番のシャッタースポットになっています。
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春うららな昼下がり。
桜の木が何本かあって、蕾が膨らんでいました。
どうやらここは桜が咲く時期も綺麗なようですね。
今年はもう遅いけれど、またいつか桜が咲く頃に訪ねてみたいものです。
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この内川、町の真ん中を運河が流れていて、船がたくさん浮かび、運河のそばに建物があって、橋がいくつも架かっている。
あの有名なイタリアのヴェネツィア(ベニス)になんとなく風情が似ていることから、いつしか内川は「日本のベニス」と呼ばれるようになったそうです。
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内川沿いの町並みは、本場ベニスと比べてしまうとさすがにいろいろと物足りない感はあるけれど・・・
でも運河沿いの町の感じがとてもよく出ているなぁと思います。
少なくとも国内の運河のある風景の中では、なかなかイイ線いってるんじゃないでしょうか。
夜はもしかしたら小樽よりも綺麗なんじゃないかななんて思ったり(小樽は行ったことがないけれど(笑))
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まったりと内川沿いを散策していると、眠くなってきました。
そのくらい落ち着いた風情なんです。
時間が腐るほどあるならば、こういうところでベンチに座って本を読んだり、眠っちゃったりしたいですね~。
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こういう町にはモノクロが似合うかもしれませんね!
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ってなわけで、新湊の海王丸パークと内川でした。
海王丸パークから内川へは遊覧船が出ているので、ゆったりクルージングするのもなかなかオツだと思います。
今度は船の上からこうした綺麗な風景を眺めてみたいものです。
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<海王丸パーク>
【駐車場】あり(無料)
【入場料とか】400円(海王丸乗船料 子供は半額)
【所要時間】1時間30分(海王丸の見学とアスレチック遊び含む)

【地図】


【リンク】
海王丸パーク
(総帆展帆の日程などはこちらで確認してください)


<内川>
【駐車場】あり(無料)
【入場料とか】なし
【所要時間】45分

【地図】


【リンク】
新湊内川橋物語


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Tag:富山県 新湊 射水市 海王丸 内川 日本のベニス 運河 立山連峰

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