22 2016

巨大な砂山を駆け上れ!真夏の鳥取砂丘へGo!/白い砂丘と青い海を眺める山陰の観光地

〇〇県と聞いて、真っ先に思い浮かべるものは何でしょう?
・・・という質問。
たいていの都道府県なら人によっていくつか意見が分かれるものですよね。例えばその県の観光地だったり、名産品だったり、郷土料理だったり、都市の名前だったり、出身有名人だったり、分野も様々だと思います。

がしかし!
西日本にあるこの県だけは、みんな口を揃えて同じ答えを言うんじゃないかと思うんです。
ある一つの答え以外、聞いたことがない。

「あぁ、鳥取と言えば砂漠だよね~」って(笑)。

砂漠というのは冗談ですが、鳥取と聞いて真っ先に思い浮かべるものったら、もうこれしかありませんよね!
日本一豪快に砂遊びができる場所、鳥取砂丘!

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鳥取砂丘と言えば「馬の背」と呼ばれている砂の山が有名ですが、それだけじゃない。
砂丘から眺める山陰の海もなかなか綺麗でした!

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2016年お盆の旅。
今年は8月10日~12日の3日間の日程で、鳥取・島根・岡山を回ってきました!
いずれもこれまで足を運んだことがある県で、あまり目新しい体験は正直なところなかったんですが、「いつか一眼レフでも撮りたいなぁ」と思っていた風景を再訪して、こうしてブログアップすることができました。
そんなワケで、これから何度かにわけて今年のお盆の旅で出会った風景をお伝えしたいと思います!

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2016年08月10日 鳥取県鳥取市 鳥取砂丘


「鳥取へ行ってきた!」
と報告すると、北陸の人はたいてい「すごいな、遠かったやろ?」と返してきます。
確かに鳥取は遠いんですが、本気を出せば金沢から鳥取まで車で5時間弱。ひと昔前に比べれば時間的には随分近くなったと思います。
東京よりも近いんですよ。

鳥取県と言えば、泣く子も黙る鳥取砂丘が有名です。
「鳥取には砂丘しかない」とおちょくられることもしばしばありますが、よくよく考えてみると、「〇〇県と言えば?」という質問に対して、鳥取ほど全国各地津々浦々の人間の意見が揃う県も珍しいのではないかと。
そのくらい、鳥取砂丘は観光地としては偉大なのだ!
さてこの鳥取砂丘ですが、私が訪れたのはこれで何回目かっていうと、う~ん、詳しくは分かりませんがおそらく7~8回くらいにはなると思います。
生まれて初めて鳥取砂丘に来たのは確か大学時代の運転免許取ってすぐの頃で、せっかく運転できるんだからどこかまだ見ぬ世界に行ってみたいと思い、一人で夜通し車を運転して鳥取を目指したものでした。
当時、鳥取砂丘は写真では見たことがあったんですが、果たして実際に見るとどうなんだろうか。実はガッカリだったりして・・・なんていろいろと思いを馳せながら駐車場に着き、砂丘の入口から眺めた景色は、それはもう想像を超える壮大なスケールで、本当に息を飲むものでした。
それ以来、僕は鳥取砂丘の虜なんです(^^;

4人の父になった今、あの感動を子供たちにも・・・
そういう思いもなきにしもあらずで、4人の子供を連れて鳥取砂丘を再訪しました。


駐車場に車を止めて、砂丘入口の階段を昇ります。
そうそう、この階段を昇りきると、その先には別世界が広がっているんだよね!
階段にはやたらと注意書きが目立ちます。
遊泳禁止、ポイ捨て禁止、砂の持ち帰り禁止、落書き禁止・・・どれも(少なくとも遊泳禁止以外は)言われなくてもわかるレベルのものだけど、それをも守れない大人がいるからこんなこと書かなきゃいけないんだろうな・・・。
そういえば、砂丘に壮大に落書きされてニュースになったことも過去にはありましたが、砂丘で一定の大きさ以上の落書きを書くと条例違反で罰金喰らうんだとか。
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ちなみに、砂丘に入るときはあまり気に留めなかった「熱中症注意!!」は、まさにその通りだと思いました。
夏場の鳥取砂丘を甘く見ると、病院送りになりかねません。
絶対に、絶対に、飲み物を携行しましょう。あと、砂だらけになるからって裸足で歩くのも絶対に後悔しますから、ちゃんと靴かサンダルを履きましょうね。


まだ小さな娘たちには「砂丘」って言っても分かってはもらえないので、とりあえず「デッカイ砂場」だと説明しておきました。
まだ見たこともない巨大な砂場がもうすぐそこに!
テンション上がっているみたいです!
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階段を昇り切れば、眼前にはまるで日本とは思えない光景が!
砂漠 砂丘、キターーーーーー(゜∀゜)ーーーーーー!!
あまりにも大きな砂場砂の山は、いつ見ても、何度見てもため息が出ます。
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初めて目にする光景に大興奮の娘3人。
ハイテンションで己をコントロールすることができず、一斉に砂の山に向かって走り出します。
こうなるともう親の手には負えない。
幸い砂丘には車が走ってないから自由に動き回ってもいいんだけど、迷子にならないか心配(^^;。
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さて、ここらで鳥取砂丘を少しだけご紹介。
鳥取砂丘は言わずと知れた日本を代表する砂丘。
鳥取を流れる千代川という大きな川が中国山地から海へ運んだ砂が、日本海の潮流とその上を吹く風によって海岸に集まり、東西およそ16km、南北およそ2kmに渡って陸地に堆積したのが鳥取砂丘です。
鳥取砂丘は「福部砂丘」「浜坂砂丘」「湖山砂丘」の3つの砂丘の総称で、そのうち観光地化して多くの人が訪れているのが浜坂砂丘。つまり、通常我々が鳥取砂丘と言うと、浜坂砂丘のことを指すそうですよ。
かつて鳥取砂丘は堂々と「日本一の砂丘」と言われていたような気がします。でも最近は「国内最大級」とか「観光できる砂丘では日本一」など、なんだか奥歯に物が挟まったような微妙な言い方がされています。
今でも多くの人は鳥取砂丘は日本一の砂丘だと思っているでしょうが、実は本当の日本一の砂丘は鳥取砂丘ではなく青森県下北半島にある「猿ヶ森砂丘」だという話が最近にわかに広まりつつあります。
しかし残念なことに(鳥取県にとってはラッキーなことに)猿ヶ森砂丘は自衛隊の演習地になっていて一般の人は入れません。なので私たちが気軽に訪ねて目にすることができる砂丘に限れば、鳥取砂丘は日本一ということになるそうです。


(真の日本一の砂丘、猿ヶ森砂丘。しかし人は入れない。)


さて、日本第1位の砂丘が青森県の猿ヶ森砂丘、そして日本第2位の砂丘が鳥取県の鳥取砂丘。
ならばベスト3の3番手に入る砂丘はいったいどこでしょうか?
その答えは、意外や意外!?
日本第3位の砂丘は我が石川県の内灘砂丘なんですね~。
これ、大半の石川県民が「え、マジ!?」って反応をするんですが、国内屈指の砂丘の存在の自覚がないのは、砂丘がほぼ完全に宅地化され普段の生活の場として溶け込み過ぎていて、もはやどこが砂丘だかわかんなくなってしまっているからです(^^;。
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(日本第3位の内灘砂丘。しかし砂丘の上は市街地化が進み、大規模な医療施設も建っていて、もはや砂丘だとは判らない・・・。)



そんなわけで、国内ベスト3の砂丘の中で唯一鳥取砂丘だけが「デキる子」なんです。
私たちは鳥取砂丘のおかげで「THE 砂丘」を体験することができるんです、なんてありがたいことでしょう。
鳥取砂丘には足を向けて寝られませんね(笑)。


さて、そんな蘊蓄はもうヨシとして、鳥取砂丘の話に戻りましょう。
鳥取砂丘には「馬の背」と呼ばれている大きな砂の山があって、とにかく健脚ならばコイツに登らなければ「鳥取砂丘に来た」ことにはならないと言っても過言じゃない。
鳥取砂丘はただデカいだけじゃなくて、こういった砂の山で高低差が結構あるのも特徴だと思います。
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馬の背のすぐ下まで来ました。巨大な砂山がまるで壁のように目の前に立ちはだかります。
そして多くの人がその壁に一直線に立ち向かっています。
馬の背に対して、実はこんなふうに真っ向から勝負を挑まなくたって、少し回り道をすればもっと傾斜の緩いラクな坂道で済む(その代わり歩く距離は長くなりますけど)んですが、なぜかハイテンションで垂直登攀しちゃうんですよね~。
特にチビっ子は。
子どもから目を離すわけにもいかないので、僕も仕方なく垂直登攀。
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少し上ったところで後ろを振り返ってみました。
砂丘陸地側の眺めもなかなかのものです!
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最初はテンションに任せて力強く馬の背を登っていくのですが、だいたい半分くらいの高さのところまで来た時に、垂直登攀ルートを選んだことを激しく後悔させられてしまいます。
早朝から運転を続けてきた身には、鳥取砂丘は堪えマス・・・。
そんな中で、娘の一人が自力歩行から脱落!
息子がそれを背負ってさらに登り続けます!!
意外にパワー有り余ってるんだな(笑)。
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頑張れ~!
あと少しで頂上だぞ~!!
お、お父さんには君たちを助けてあげる力はもう残っていないのよ、あとは自力で行くんだ!
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しっかし、これがなかなかてっぺんに到達しないんですよね。
登っても登っても、砂が沈んでしまい思うように前に進まない。
「三歩進んで二歩下がる」とはまさしくこのことか!
一方、子供たちは体重が軽いせいかそんなに砂が沈まないんでしょうね、大人よりもよほど上手に早く登っていくんです。
「待ってくれ・・・」とチビに懇願する情けないお父さんがここにいました(爆)。
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休憩・・・(何回目だ!?)
前にいる別のお父さんもちょっとシンドそう(笑)。
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およそ10分間の格闘の末、ようやく馬の背の頂上に到着!
春とか秋のいい季節なら、ここで最高の潮風に吹かれて汗なんて一気に吹っ飛んでくれるんですが、時期が時期だけにクッソ暑くてもう死にそうですw
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でも、やっぱり馬の背から眺めた山陰の海は最高!
僕らが普段から見ているのも同じ日本海だけど、山陰の海は北陸の海とはまた違う。北陸よりも明るい感じがします。
この景色を見れば、汗まみれ砂まみれで登ってきた努力が一気に報われる気がしました。
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巨大な砂の山を登りきると、今度は眼前に海が広がります。
子どもたちにとっては、砂の山も波打ち際も大好きなワケで、当然のことながら山のてっぺんに立って「はい、終了」にはならず、そのまま波打ち際へ下りていくんですね。
僕は猛反対したのですが、そんなの聞く耳持つワケがありません。
お前たち、波打ち際に来たということは・・・
もう一回登山するってこと、分かってんのか?(笑)

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しかしまぁ、僕も海は嫌いじゃありません。
波打ち際に立つと、微かな潮風やザザーという波の音がやっぱり心地いいものです。
暑いから海に入りたくなる衝動がハンパないですが、残念ながら鳥取砂丘は遊泳禁止(^^;。
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波打ち際だけ見ると、なんの変哲もないフツーの海なんだけど・・・
振り返るとそこには壁のように立ちはだかる高さ50mの砂の山。
帰りもこの山を登らなければならないんだねって想像しただけでゾっとします。
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この帰り道が本当にシンドかった。
海岸から駐車場に戻る場合、高さ50mの砂の山を一気に登り、その山を一気に下りたかと思うと、さらにダラダラと続く長い坂道を登って、小高い丘の上から階段を下りて、ようやく駐車場なんですよ。
途中から娘たちが次々と歩くことを放棄して、結局最後は肩車やおんぶで砂丘の出口まで運びました。
ペットボトルの1本でも持って歩けばよかったのですが、それがないから水の補給もできず、倒れる寸前の意識朦朧状態でなんとか車まで戻れました。
夏場の砂丘はホントウに甘くみてはいけません。必ず水を持って歩きましょうね!
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(あまりにも苦しかったので、この先の写真は残っていません(笑)。)


↓あなたの言う通りです(^w^)
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ってなワケで、真夏の鳥取砂丘でした。
こんなに苦しい思いをしながらも、やっぱり鳥取砂丘の雄大な自然美は大好きな被写体の一つです。
晴れていたから、空や海の青、そして砂の白のコントラストがとても綺麗で、「来てよかったなぁ」と思いました。

今回はお盆ということで人出も多く、砂にはたくさんの足跡がついていたのですが、いつか静かな砂丘で風紋などの芸術をゆっくりと楽しみたいとも思いました。
また必ず来ます!

ようやく口にすることができたスポーツ飲料のウマさが神がかっていた!(笑)。お疲れさまでした~。
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ここからはオマケですが、鳥取って綺麗な海が多いです。
鳥取砂丘の前に、浦富海岸で遊覧船に乗り、山陰海岸の美しさを海の上から堪能しました!
まるで南国のような青と緑のセカイにため息。
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そして夕方前には鳥取県西部の弓ヶ浜に。
大山と、どこまでも続く白い砂浜が印象的でした!
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<鳥取砂丘>
【駐車場】あり(500円)
【入場料とか】無料
【所要時間】1時間

【地図】



【リンク】
鳥取県砂丘事務所
毎朝の砂丘の様子がチェックできます!

とっとり砂丘王国
鳥取砂丘について細かく紹介されています!


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