-- --

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
11 2016

倶利伽羅峠・倶利迦羅不動寺の八重桜/源平合戦の舞台を彩る6000本の桜たち

世間一般で桜と言えばソメイヨシノであり、桜の開花発表も北海道と沖縄を除けばほぼソメイヨシノが基準となります。
でも、それよりも少し遅れて咲く桜もあります。八重桜。

石川県と富山県の県境にある倶利伽羅峠には、およそ6000本の八重桜が植えられていて、毎年ゴールデンウィークのちょっと前くらいに見頃を迎えます。
天気が良かった4月の週末、初夏の陽気を浴びながら倶利伽羅へ八重桜を見に行ってきました。
時期的にちょっと早いかと思いきや・・・
今年は桜前線の北上が例年に比べて早かったので、バッチリ満開になっていました!

20160423113218.jpg


花びらの多い八重桜は満開になると結構パンチの聞いた桜景色を楽しませてくれますよね。
それにこの時期は新緑とも重なって、ピンクと緑のコラボレーションがきれいです。

20160423102756.jpg

20160423111554.jpg


2016年のお花見は、泣いても笑ってもこれが最後。
僕にとって北陸の今年最後の桜景色となった、倶利伽羅の桜の様子をお伝えします!

20160423114617.jpg


2016年04月23日 石川県河北郡津幡町・富山県小矢部市 倶利伽羅峠・倶利迦羅不動寺


石川県と富山県の県境にある倶利伽羅(くりから)峠。 石川県民には比較的なじみのある峠です。
というのも、北陸の大動脈国道8号線の石川・富山県境に「倶利伽羅トンネル」ってのがあるし、かつてのJR、現在のあいの風とやま鉄道線にも県境には「倶利伽羅トンネル」があるし、2015年に開通した北陸新幹線の石川・富山県境のトンネルも「新倶利伽羅トンネル」という名前です。
交通の要衝でもある倶利伽羅峠ですが、大半の石川県民はこの峠をトンネルでスパっと抜けてしまいます。
そりゃそうだ、峠に用事なんてほとんどないもんね(^^;。
でも、この峠には実は立派なお寺があり、毎年GW前には6000本もの八重桜が濃いピンク色で峠全体を彩るなんて、石川県民の何分の一が知っているでしょうか??
若者はほとんど知らないんじゃないかな~。

今回は、そんな倶利伽羅峠の八重桜を見にやってきました!
時期は金沢市街地のソメイヨシノがとうに散ってしまい、世間がGWでソワソワし始める4月の下旬。
多くの人はもうお花見の季節はとっくの昔に終わったと思っているだろう時期ですが、倶利伽羅峠の桜はGW直前のこの時期に最高潮を迎えます!
20160423100223.jpg

20160423120308.jpg



倶利伽羅峠で見られる桜は、主に八重桜です。
花びらの数が多く、またソメイヨシノに比べて色が濃い。
満開の時の桜景色は、淡い色のソメイヨシノよりも強烈で、パンチが効いています!
ソメイヨシノよりも花期が2~3週間ほど後ろにずれるので、まだお花見し足りなかった人には非常にありがたいスポットだし、北陸の桜景色のラストランナーでもあります。
それにこの時期は新緑が萌え始める頃であり、桜色若葉色とのコントラストがとてもいい感じになります。これってまだ緑少ない時期に咲くソメイヨシノにはない美しさだと思いませんか?
20160423103403.jpg



この倶利伽羅峠一帯にはおよそ6000本もの桜が植えられているそうです。
6000本ってすごい。あの金沢城でさえ400本くらいだというのに!
きっかけは、高岡市の個人の方(「昭和の花さかじいさん」と呼ばれているとか)が、この峠で自動車事故を起こしたにも関わらず九死に一生を得た経験をもとに、倶利伽羅のお不動さんへの感謝の意も込めて夫婦で私費を投じてコツコツと桜の木を3000本も植えたのが始まりだとか。
この夫婦の思いは現在まで受け継がれ、今では北陸随一の桜の名所になっています。
この方の努力、本当にすごいですね。
20160423113445.jpg


峠道はまるで桜のトンネルのよう。
初夏の薫る風を感じながらのんびりと桜の散歩道を歩くのは至福のひとときです。
20160423100606.jpg



この倶利伽羅峠は、歴史上の重要な地としても知られています。
僕は歴史が大の苦手なので詳しくはしらなかったんだけど・・・(笑)。
源義仲率いる軍と平維盛率いる軍とが、この倶利伽羅峠で激しくぶつかりあった(倶利伽羅峠の戦い)らしく、いわゆる「源平合戦の地」の一つとされています。
20160423101755.jpg


この戦いでは、源氏軍が夜中に500頭という数の牛の角に松明を装着して平家軍に放つ「火牛の計」という戦法で、源氏が見事平家に勝利を収めたという逸話があり、そのことが倶利伽羅峠の名を有名なものにしています。
この記事を書くに当たって改めて倶利伽羅峠を調べてみて知ったんだけど、へぇ、そんな歴史がこの峠にはあったんだぁ、とちょっと感心しました。
え!?有名な話だって?スミマセン、歴史オンチなもので・・・w
20160423101011.jpg


おそらく、その「火牛の計」のモニュメントだと思われる、角に松明をくくりつけた牛の像。
突進するさまが再現されており、なかなか躍動感があります。
ほぼ実物大なのかな。
こんなのが夜中に何百頭も火をつけて突進してきたら、そりゃあ平家も腰抜かすだろうなぁ。
20160423100652.jpg


ですが、今はなんとも平和な世の中です。
だって、女の子に乗られてるし(笑)。
20160423100915.jpg



倶利伽羅の戦いで亡くなった兵士の霊を弔うために建立された源平供養塔があります。
20160423102346.jpg


かなり大きなモニュメントで、その高さは娘の身長と比較すると・・・だいたい4~5メートルくらいになるでしょうか。
20160423102611.jpg


この供養塔のそばに咲く八重桜もなかなか綺麗でした。
手が届く高さの枝にたくさんの花をつけているので、花の写真やスナップショットなどを撮るための人気のシャッタースポットでもあります。
20160423102915.jpg

20160423102822.jpg



さて、倶利伽羅峠のもう一つの見どころが、「倶利迦羅不動寺」です。
何でも日本三大不動の一つだと言われていますが、ただしこの「三大不動」というのは諸説あるらしく、1番目(成田不動尊)と2番目(目黒不動尊)は明らかだが3番目が人によって(あるいは地域によって)バラバラだとか。
三大不動なのに不動の地位じゃないってか(笑)。
あの「三大仏」(奈良、鎌倉、あと一つはバラバラ)と同じ感じなワケね(^^;。

こちらが倶利迦羅不動寺への入口。
不動寺の駐車場は山の中腹にあり、山頂にある本堂とはこのような屋根付きの階段で結ばれています。
よ~し、がんばるぞ!
20160423112342.jpg


・・・って気合いを入れまくるほどのものではなく。
駐車場からものの数分で本堂のある頂上にたどり着けます。
20160423104013.jpg


こちらが倶利迦羅不動寺のご本堂。
黒色のどっしりとした建物です。
ちなみに倶利伽羅峠の頂上であり、ここが石川県と富山県の県境でもあります。
20160423104249.jpg


実は3月に長野の善光寺に娘を連れて行きまして、その時に真っ暗な「お戒壇めぐり」で大泣きした経験が若干トラウマになってしまったのか、お寺に対して不信感を抱いてしまった長女(苦笑)。
ご本堂を見るや否や「怖い」と言い始めたものだから、「暗くないから」「怖くないから」と必死に言い聞かせて、なんとか本堂の前でお賽銭を投げてくれました。
善光寺のお戒壇めぐりは、決して怖さを求めて行くところではなくて、仏様の優しさに触れるためのものなんですけどね。
長女がそのことを知るには、もう少し時間がかかりそうかな(^^;。
20160423104337.jpg



お花見シーズンということで、本堂の前では地元の方々によって山菜やたけのこ、和菓子が販売されていました。
20160423110913.jpg


ちょうど小腹が空いてきた頃だし、花より団子ということで・・・
「花見セット」という和菓子のセットを買いました。
三食団子にみたらし団子、桜餅によもぎ団子。
いろんな味が楽しめるお得なセットで、これだけ入って600円でした。
味は手作りらしく素朴な感じ。甘さはやや控えめで食べやすかったです。
20160423104713.jpg


「葉っぱを食う」ことに若干の抵抗を感じている娘(笑)。
小さな子供に桜餅はちょっとハードル高いかもな。
20160423104757.jpg



若干標高のある境内の八重桜も、見頃でした。
峠道の桜に比べて、境内の桜はそんなにも派手じゃありません。お堂や仏像にそっと彩りを添える感じでした。
20160423111303.jpg

20160423111827.jpg

20160423111930.jpg


やや麓のほうに向かうと、そこは桜吹雪の真っただ中。
この日は風が強かったし、しかも八重桜なもんだから、まぁ散るわ散るわ。
この日は満開だった倶利伽羅の桜でしたが、あとほんの数日もすれば見頃は終わってしまったと思います。
それにしても、今年の春は暖かかったもんだから、桜があっという間に咲き乱れて散っていった印象です。
桜がなかなか咲いてくれないじれったい春もある一方で、こういう思い切りが良く潔い春もあるのだなぁ。
20160423114614.jpg



ってなワケで、今年の桜のトリを務めた倶利伽羅峠の八重桜でした。
この桜が咲く頃、麓の砺波平野ではチューリップが見頃で花景色を存分に楽しめる時期ですが、これで今年の桜も見納めかと思うとちょっと寂しくもありました。
また来年も、時間の許す限り桜を楽しむことにしようっと。
20160423101219.jpg



<倶利迦羅不動寺と倶利伽羅古戦場>
【駐車場】あり(無料)
【入場料とか】無料
【所要時間】1時間40分(倶利伽羅峠周辺の散策と不動寺参拝)

【地図】


【リンク】
高野山真言宗 倶利迦羅不動寺

ご来訪、ありがとうございます。
もしこの記事が少しでも貴方のお役にたてたなら幸いです。
ブログランキングに参加しています。
よろしければ、下のバナーをクリックして、応援をよろしくお願いします☆

写真日記 ブログランキングへ

にほんブログ村 写真ブログ 中部風景写真へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

倶利伽羅峠 八重桜 石川県 津幡町 富山県 小矢部市 不動尊 源平合戦 古戦場

- 5 Comments

まっさ  

>ぽてとぉ~さん

こんばんは♪
今年の桜はホントに早かったですよね。
金沢でも、例年にないくらい早く開花して、あっという間に満開になりました。
いつもの感覚で桜を見ようと思ったら、もうすでに散っていたということも多々あったかと思います。
故郷の桜を楽しめなかったのは残念ですが、また来年リベンジですね!
期待しています。

2016/05/21 (Sat) 22:02 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>aunt carrotさん

こんばんは♪
桜餅、おいしかったですよ(笑)。
ただ、娘にはあの味の良さはまだ早かったみたいで、あとから桜の葉をぺっぺと吐き出していました(^^;。
日増しに大きくなっていますが、桜餅の良さを知らない間はまだまだおこちゃまですね(^w^)

2016/05/21 (Sat) 19:49 | EDIT | REPLY |   

-  

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

2016/05/17 (Tue) 11:33 | EDIT | REPLY |   

ぽてとぉ~  

6000本もの八重桜 凄く素敵な風景ですね~


今年は、桜の開花が早まったおかげで、GWで見ごろを迎えるはずだった故郷のソメイヨシノは全滅・・・orz

おかげで本州の綺麗な桜を見逃しちゃいましたが、まっささんのおかげで何とか本州のお花見を楽しめました~(画面内だけどねー)



2016/05/12 (Thu) 13:23 | EDIT | REPLY |   

aunt carrot  

みごと!みごと!
6000本の八重桜、圧巻の風景ですね。
桜ふぶきも見事で、桜餅も美味しそう!(笑)
お嬢ちゃん、日に日に大きくなりますね。

2016/05/11 (Wed) 22:40 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。