11 2015

秋晴れの下、尾山神社へ/金沢市民御用達!加賀藩祖前田利家公を祀る市民の神社

9月のとある休日。
朝からスカっと晴れた心地よい日だったので、ちょっと近場へお出かけです。
お出かけって言っても、同じ市内。車で20分ほどで行けてしまうのでお出かけというかお散歩って感じですね(^^)。
向かった先は、金沢市民なら一度は手を合わせたことがあるであろうお馴染みの場所。
市街地にある尾山神社です。
この神社は加賀藩主前田利家公とその奥方のまつを祀る、いわば金沢市民の心の拠り所でもあります。

見慣れている場所だけど、とびきりの青空の下だといつもに増して美しいねぇ!
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北陸新幹線の金沢開業以来、市内を歩く観光客の数が目に見えて増えています。
尾山神社もかつてよりは人が増えたなぁって印象を受けましたが、兼六園・21美・ひがし茶屋街なんかと比べれば全然静かで、ゆったりと散歩ができるオススメスポットだと思います。


2015年09月12日 石川県金沢市 尾山神社


僕は金沢市民なんだけど、金沢市内でカメラ片手に散歩したのって、きっと2か月ぶりくらいだ(笑)。
久しぶりの地元金沢の記事は、市街地のど真ん中、むさしと香林坊のほぼ中間点にある尾山神社です。

尾山神社には、加賀藩の藩祖前田利家公をはじめ、歴代の加賀藩主が祀られていて、金沢の最重要神社と言っても過言じゃあありません。
前田利家公を祀る神社はかつてはここではなくて卯辰山麓にある「宇多須神社」だったと言われていますが、1873年(明治6年)に金沢城の一部だった現在の地に新しく創建されました。
「尾山」という名前が使われているのは、この尾山神社の他に尾山台高校っていう学校名くらいしか思い浮かばないんだけど、一時期金沢が「尾山」と呼ばれていた時代があったそうです。
金沢城もかつては「尾山御坊」と呼ばれていたそうですし。
つまり、尾山神社は町の名前を冠したその町を代表する神社であって、今で言うなら「金沢神社」的なものと言えるかも。
ただし金沢神社ってのは兼六園のお隣に実在するので、今更改名もできないワケですが(笑)。
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この尾山神社最大の見所は、誰か何と言おうと「神門」です!
尾山神社の顔、つまり正門なのですが、パっと見た感じ西洋建築っぽくて、観光客からしてみれば全く神社っぽくないと思われているそうです。
確かに・・・、冷静に客観的に見ると、全然神社って感じじゃないかもね~(^^)。
でも、金沢市民や石川県民は生まれた時から「これが尾山神社」と思っていますので、特に違和感はないのです。
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ちなみに、今回もいつものごとく娘(長女)と一緒でございます(^^)。
そう言えば彼女にとっては、これが生まれて初めての尾山神社だったかもしれないなぁ。
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(服を見よ。最近「プリキュア」にハマりまくっていて、お父さんはちょっと困ってる(笑))


「神門」は国の重要文化財にも指定されていて、金沢市の中でもとりわけ重要な歴史遺産とされています。
神門の高さは18mで、その上部にさらに長い避雷針が設置されていて、その先端までを含めると25mあるそうです。
はめこまれているステンドグラスの窓が異彩を放っていますが、かつてはここに御神灯が灯され、日本海を航行する船からもその光が見えていたようですよ。
要するに灯台的な役割も果たしていたってことです。
昔はここから日本海まで何一つ遮るものがなかったということです。今となっては信じられない・・・。
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午前中は境内側から神門を見る(撮る)のがオススメです。
順光になりますからね。
午後は逆に外側から眺めると綺麗ですよ。
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金沢城側、すなわち神門とは正反対に位置する「東神門」はこんな感じです。
見た目も大きさも、神門とは全然違う!
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神門をくぐると目の前にデーンと現れるのが、黒瓦が鈍く光る尾山神社の「拝殿」です。
みなさん、ここで手を合わせていきます。
金沢を代表する神社なだけあって、拝殿はとても大きくてどっしりとしています。
どことなく西洋風の神門とは違って、拝殿は純和風で「これぞ神社!」と思わせる造り。
この奥には尾山神社の「本殿」があるようですが、残念ながら御本殿には近づくことができません。
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しゃがみやまお!?
いえいえ、「尾山神社」ですって(^w^)。
扁額(神額)も立派です!
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こちらは拝殿の内部。特に目立った儀式は行われていないようで、静かなものでした。
手前には「二礼二拍手一礼のご作法でお参りください」という立て看板がありましたが、こういうのがあると、ついうっかりお作法を忘れてしまった時でも安心です。
せっかくだから、娘にも二礼二拍手一礼を教えてあげたのですが、当の本人は何が何やらさっぱり理解していなかった模様(笑)。
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拝殿の少し奥、本殿の隣には、金谷神社があります。
尾山神社の摂社にあたるそうで、言わば神社in神社。尾山神社の子供みたいなものです(?)。
この小さな神社には、2代から17代までの歴代の加賀藩主とその奥方が祀られているそうです。
見た目よりもスゴい神社だぞ!
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尾山神社には「神苑」と呼ばれているお庭があります。
兼六園ほど大きなものではありませんが、石川県の名勝にも指定されていて、金沢を代表する池泉回遊式庭園(池を中心に配置して池の周りをグルっと回りながら楽しめる庭園)の一つです。
かつては兼六園からこの池に水を引いていたそうですが、今は水路が絶たれていて、地下水をくみ上げているそうな。
ところで今まであまり気にしてはなかったけど、カエデの木があるってことは晩秋には見事な紅葉が楽しめるかも。
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池には「沢渡り」と呼ばれている飛び石とか、細長い板でできた「八ツ橋」という橋が架けられていてます。
こういう変化に富んだ散歩道は、小さな子供でも飽きずに楽しめるからGoodだと思います。
ただし、目を離した隙に池に落ちないように本当に気をつけてね(笑)。
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神苑の背景となる築山はかなり鬱蒼としていて、昼間でもちょっと薄暗い感じがしました。
まるで本当の山みたいです。
初めて訪れた人は、これが金沢の街のど真ん中だということをちょっと信じられないかもしれません。
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尾山神社に来たら必ず見ておかなければならないのは、神門とそれからもう一つ。
前田利家公像です。
歴史のドキュメンタリーなんかで前田家を扱う場合、必ずと言っていいくらい画面に出てくる銅像です。
ほら、仙台なら青葉城の織田信長像とか、高知なら桂浜の坂本竜馬像があるじゃないですか、多分あんな感じ(^^)。
背中に何やら丸いものを背負ってますが、これは「母衣」(ほろ)というもので、もともとは戦の際に背中を矢から守るためのものだったそうですが、後にだんだんと飾り物になっていったそうです。
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お!
この角度から見ると、前田さん、結構イケメンやないかい(笑)。
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ってなワケで、金沢を代表する神社、尾山神社でした。
今回は初秋ということで特に季節感のある光景には出会えませんでしたが、春は梅や桜が咲き、初夏にはケンロクエンキクザクラが花開くことで有名。秋には紅葉があるし、さらに冬には雪景色と、結構四季折々のシーンが楽しめるシャッタースポットかもしれません。
うん、また別の季節に来てみようっと。
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<尾山神社>
【駐車場】無し(付近のコインパーキング等を利用 1時間300円程度)
【入場料とか】無料
【所要時間】30分

【地図】


【リンク】
尾山神社


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6 Comments

まっさ  

>土佐けんさん

こんばんは♪
前田利家とその奥方のまつは、NHKの大河ドラマ「利家とまつ」で一躍有名になりましたよね。
まつはよくできた奥さんだったそうです。
そうじゃなければ、その後の百万石の栄華はなかったんじゃないでしょうか。

そんなお二人が祀られている神社です。
毎年6月の「金沢百万石まつり」も、本祭の前にこの尾山神社で厳かな儀式が行われるそうです。


どうでもいいことだけど、「まつさんの内助の功」が、一瞬「まっささんの内助の功」に見えてしまいました(爆)。
お立ち寄り、感謝♪

2015/10/17 (Sat) 19:13 | EDIT | REPLY |   

土佐けん  

こんばんは

前田利家とまつ、戦国時代の武将としては有名ですよね^^
まつさんの内助の功も世に知られていますよね^^
この門は・・・神社の門とはとても思えません!
不思議です^^
灯台の役目も果たしていたのですか~
初めて知りました^^

ポチッ全部!

2015/10/12 (Mon) 21:27 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>みぽははさん

こんばんは♪
三連休、いかがお過ごしだったでしょうか?
天気があまり芳しくなかったのが残念でしたね(^^;

ほほぉ、娘さんの結婚式が尾山神社だったんですね!
ならばこの尾山神社は人一倍思い入れのある神社なんじゃないでしょうか。
僕もいずれ娘たちを送り出す日が来ると思うんだけど、ふと思ったんですが、どうせならいつでも散策して思い出に耽ることができる「神前式」もいいかもなぁって、密かに思ってしまいました。
巷の結婚式場は、用事がなければなかなか近づけないですからね(笑)。


僕にもまだまだ知らない金沢はいっぱいあると思っています。
観光客に交って街を歩くと、新しい発見がきっとあると思いますよ!
お立ち寄り、感謝♪

2015/10/12 (Mon) 18:38 | EDIT | REPLY |   

みぽはは  

尾山神社をじっくり見るのも良いですね
尾山神社は娘が嫁入りの時お式を挙げた神社ですので
勝手に気持ちの上で近い気もしたりしています。

一度観光客に交じって金沢を歩いて見るのも良いかもと
思ったりしています。

2015/10/12 (Mon) 10:56 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>妖怪雨降らしさん

こんにちは♪
「博学」ってことはないですよ~。
ブログで書いてある内容は、すべてが自分のアタマの中にあるワケではなくて、むしろあれこれ調べながら書いています。
まぁ記事を書きながら、僕自身が勉強してるって感じです(^^)。


そう言えば、僕も市街地に行く回数は減った気がします。
観光地はホントに人が増えましたからね。この三連休もきっといっぱいだったんでしょうね。
自分は、結局この三連休はほとんどどこにも行きませんでした(^^;。


お立ち寄り、感謝♪

2015/10/12 (Mon) 10:20 | EDIT | REPLY |   

妖怪雨降らし  

いつもいつも文書を読んでいて、つくづくまっささんは博学だな~と関心します。

「尾山」の意味がそういう意味だったとは・・・・

最近、街中にはめっきり近づかなくなりました。
これも、新幹線で観光客が増えたせいか?

2015/10/12 (Mon) 07:11 | EDIT | REPLY |   

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