小豆島のいいトコ巡り! 二十四の瞳映画村・中山千枚田・土渕海峡

 14, 2015 22:00
2015年GW旅第5弾は、四国・小豆島の有名観光名所3カ所を一気にご紹介!

①小豆島と言えばここ!?二十四の瞳映画村
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②棚田百選!日本の原風景が広がる中山千枚田
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③マイナーだけどギネスも認める世界一!土渕海峡
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小豆島での滞在時間はおよそ7時間。
その前半はエンジェルロードとオリーブ公園を比較的ゆっくり回りましたが、後半はこの3カ所を一気に駆け足で回り、本当に忙しない旅になりました(^^;。




2015年04月26日 香川県小豆郡小豆島町 二十四の瞳映画村


小豆島と聞いて連想するものは何でしょう?
僕の場合は真っ先に「オリーブ」を思い浮かべるのですが、多くの人はもう一つ、「二十四の瞳」というキーワードを連想するんですってね。

「するんですってね」って、いかにも他人事のように言ってますが、実は僕は小豆島と聞いて「二十四の瞳」というキーワードは全く思い浮かばなかったんですよ。
ってか、自慢じゃないが「二十四の瞳」を全く知らんかったのだ(苦笑)。

名前くらいは知ってましたよ。
にじゅうよんのひとみ」でしょ?
え!?違うの?「にじゅうしのひとみ」だったの?
え~、ショックー!!(笑)


「二十四の瞳」は、1952年に壺井栄という作家によって書かれた小豆島がモデルになったと言われている小説で、後に何度も映画化・ドラマ化・アニメ化された不朽の名作。
最近では2013年にもドラマでリメイクされたみたいで、今もなお生き続けている作品だと言えます。
小豆島に上陸すればすぐに分かることなんですが、この島はとにかく「二十四の瞳押し」が強い。この島の立派な観光資源になってるんだろうなってのは、作品を全く知らない僕でも感じました。
島の玄関口である土庄港のすぐそばに、「平和の群像」ってのがあります。
女教師と12人の児童、まさにこの作品をモチーフにしています。
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「二十四の瞳」は1954年と1987年の2度映画化されましたが、そのうち1987年版の映画のセットをそのまま活用する形でオープンした観光名所が、小豆島町にある「二十四の瞳映画村」です。
この作品を知っている人ならばきっと熱くなれる、いわばこの作品のテーマパークみたいなもの。
家族からの強い要望で足を運んでみましたが、小説も映画も全く知らない僕みたいな人でも結構楽しめるところです。
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作品は今からおよそ90年前、昭和3年を舞台にしているということなので、おそらくこの映画村も戦前の瀬戸内地方の村落の様子がリアルに再現されているのでしょう。
映画村と言えば京都の太秦を思い浮かべますよね。あのような巨大なセットではなく、15分もあれば回れてしまうほどのこぢんまりとした施設です。
でも、人が少なくてとても落ち着いてるし、何より海や山に囲まれた大自然の中というロケーションが京都に比べてバツグンに素晴らしい。
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右手の建物は昭和30年代の映画館を再現した「ギャラリー松竹座」。
館内では、実際に「二十四の瞳」が常時上映されているそうです。
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とても心地よい瀬戸内の春の潮風に吹かれて、のんびりと泳ぐ鯉のぼり。
4月下旬だったので、ちょうど菜の花と鯉のぼりがコラボする時期でした。
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こういうレトロ感満載なところは、セピア色に加工すると味が出るかもな。
ってなワケで、安直ですがセピアにしてみました(笑)。
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「岬の分教場」
この映画村のすぐ近くに実在する「苗羽小学校田浦分校」(すでに廃校となっています)というのがあり、それを再現したのがこの建物です。映画の主要な舞台にもなったそうで、映画村の中でも一番人気のように見えました。
僕のアタマの中にある「古い学校」のイメージそのまんま!
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岬の分教場の中に入ってみました。
まるで映画のワンシーンのような世界!
ってそりゃそうだ、これ、映画のセットだもん(笑)。
実際に撮影が行われただけあって、古き良きニッポンの学び舎をとても忠実に再現していましたよ。
祖父母の代まで一気にタイムスリップした感じ。
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「せんせあそぼ」という題の像がありました。
「二十四の瞳」に出てくる12名の児童と女性教師が、仲良くじゃんけんで遊んでいるシーンのようです。
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最近の子供たちは、大人と一緒にTVゲームやYouTubeに浸ってしまいがち。娯楽が複雑なものになってしまいました。
「じゃんけん」というとても素朴な遊びで笑みを浮かべられる時代って、もう二度とやってこないのかなぁ・・・。
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そんなワケで、「ここに来ずして小豆島に行ったと言うこと勿れ」とまで言われている(らしい)、二十四の瞳映画村でした。
風光明媚な瀬戸内海の風景や昭和のノスタルジックな雰囲気に浸れるとあって、たとえ小説や映画のことを知らなくても十分に楽しいところだと思いました。

静かな海を眺めながら、次なる目的地に向かいます。
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小豆郡小豆島町 中山千枚田


何だと!?千枚田だと!?
聞き捨てならんな。


千枚田と言えば、石川県随一の景勝地として知られている輪島の「千枚田」を真っ先に思い浮かべます。ってか、それ以外の棚田が「千枚田」を名乗ることにいささか違和感を感じてしまいます。それが石川県民(笑)。
ところが、「千枚田」と名乗る棚田は全国各地にあり、今回訪れた小豆島にもちゃっかりあるという話。どんなものか一目見ておきたいと思い、海から山へ車を走らせました。
場所は小豆島のちょうど真ん中にあたる「中山」という地区。そのため、小豆島の千枚田は全国の千枚田と区別するために「中山千枚田」と呼ばれています。

「日本の棚田百選」にも選ばれていますが、その名に恥じぬ見事な棚田風景が広がっていました。
標高差およそ100mの急斜面に、大小およそ800もの水田がひしめきあっています。
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おそらく多くの観光客は、2車線幅の主要道路から棚田を見上げて、「なんだ、こんなもんか」と拍子抜けして帰るのでしょうが、下から見上げるだけでは棚田の良さは決して分からないと思うのです。
棚田を見るならやっぱり見下ろさないとね!

どうしてもビュースポットを知りたくて、バス停付近にたむろしていた集落の方々にヒアリングして教えていただきました。ちょっと分かりにくいのですが、「こまめ食堂」というお食事処の横の狭い道で集落の中に入っていき、車同士がすれ違えないほどの狭い狭い道を上へ上へと登っていき、「共同洗い場」付近で車を降りると・・・
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そこからさらに歩いて上を目指すと、絶好の棚田ビュースポットがありました。
これこれ!
僕が見たかったのはこういう光景です!
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棚田は水が引かれてナンボですよね。
複雑な形の畔に縁どられた無数の鏡のような田んぼが青空をクッキリ映すシーンを期待していたのですが・・・この写真を撮った時はまだ一部の田んぼしか水が張られてなくて、準備中の段階でした(^^;。
この記事を書いている6月初め頃ならきっと全ての田んぼが水を貯え、さぞや絶景となっていることと思います。
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ってなわけで、日本の原風景が広がる小豆島の「中山千枚田」でした。
ここまでの旅の疲れで同乗者全員が車から降りようとしなかったのですが、なんともったいないことか!
車を降りて急斜面を歩いた者のみが味わうことのできる、絶景でした。
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小豆郡土庄町 土渕海峡


さて、小豆島で最後に立ち寄ったのが、ココ。
ん?ただのドブ川か?
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・・・なんて思っちゃいけない。
確かに見た目はどこにでもあるような小さな川で、背景はゴチャゴチャとした市街地で決してビュースポットではない。
興味のない大勢の人にはここの何がイイのか全く理解していただけないと思うのですが、地理が好きなごくごく少数の人にはたまらないマニアックスポットなんですよね。

なんと、この一見ドブ川にも見える水路は実は川ではなくれっきとした海!
しかもギネスにも認定され、「世界一」の称号を手にしている場所なんです。
世界一狭い海峡、土渕(どふち)海峡!

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たいていの日本人が持っている「海峡」のイメージって、きっと↓こういう感じだと思うんですが。。。
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一方で、↓こんな海峡も存在するんです。
「これが海峡かよ!」と思っちゃいますが、本当に海峡です。あの明石海峡とか津軽海峡とか対馬海峡と同じ仲間。
小豆島の本島(下の写真の奥側)と前島(下の写真の手前側)に挟まれた非常に狭い海で、延長は約2.5km。
海峡の幅は最大で400mほどありますが、最も幅の狭い部分はこの写真付近の9.93mで、なんと10mを切っています。
1997年に「世界一狭い海峡」としてギネスブックに掲載されたとのことです。
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海峡に蓋をするように歩道が整備されていました。
ここを歩いていると、とてもじゃないけど自分が海峡の上に立っているなんて思えません。ましてや、ここが「世界一スポット」だなんてちょっと信じられないです。
日本は海洋国家だと言われていますが、ほんといろんな種類の海があるもんなんですね~。
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ちなみに、ここを歩いて渡ると、ちゃんと「横断証明書」なるものを発行してくれるそうです。
旅の話のネタにはもってこいのお土産になることでしょう。僕はいりませんけど(笑)。
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ってなワケで、駆け足で巡った小豆島の「二十四の瞳映画村」「中山千枚田」「土渕海峡」でした。
前記事にもある「エンジェルロード」「オリーブ公園」も合わせて、島内5カ所の観光地を回ったことになります。
今回の旅での小豆島の滞在時間は、朝の船で10時に上陸して、17時の船で本土に戻るまでのおよそ7時間でしたが、当然ですが7時間では全く足りん!
見逃してしまった名所がまだまだたくさんあって、またいつか小豆島を訪れようと強く心に誓いました。

瀬戸内海に浮かぶ小さな島だけど、魅力はたっぷり。
見所の密度がとても濃くて、いい島だなぁと思いました。
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<二十四の瞳映画村>
【駐車場】有(無料)
【入場料とか】750円
【所要時間】40分

【地図】


【リンク】
二十四の瞳映画村


<中山千枚田>
【駐車場】無し
【入場料とか】無料
【所要時間】10分

【地図】



<土渕海峡>
【駐車場】無し(近くのスーパーなどにテキトーに止める)
【入場料とか】無料
【所要時間】10分

【地図】



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Tag:小豆島 二十四の瞳 ギネスブック 中山千枚田 土渕海峡

COMMENT 10

まっさ  2015, 06. 17 [Wed] 23:31

>S-masaさん

棚田と言えば、S-masaさんですよね(笑)。

越後の棚田も大変美しいと思います。
特に霧に包まれた棚田とか、白銀の棚田を普段から眺めてらっしゃるなら、中山千枚田はちょっと物足りないかもしれません(^^;。

棚田は四季折々いろんな情景が楽しめるから、何度も訪ねたくなりますよね。
ただ、この中山千枚田を何度も訪れるのはちょっと酷です。遠いもん(笑)。

お立ち寄り、感謝♪

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まっさ  2015, 06. 17 [Wed] 23:28

>土佐けんさん

おぉ!
小豆島一泊旅行が実現しそうですか!

あそこは1日じゃちょっと足りないので、島で1泊してゆっくり回るのがいいと思いますよ。

秋か冬、とのことですが、秋ならば寒霞渓の紅葉パノラマが物凄く綺麗だって話です。
また、それよりも少し早い時期なら、黄金色の棚田もいいかもしれませんね!
土佐けんさんの小豆島、楽しみにしています(^^)

お立ち寄り&応援、感謝♪

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まっさ  2015, 06. 17 [Wed] 23:25

>みぽははさん

へぇ!
かつては小豆島が新婚旅行の行き先になってたんですね。
国内の新婚旅行と言えば、熱海とか宮崎とか・・・それくらいしか思いつかなかったです。小豆島は意外でした。
でも、島の雰囲気は南国の島と似ているところがあって、カップルで行くにはいいところだと思いました。

私も金毘羅さんに行ったことがありますが、もう30年近くも前の話なのでほとんど記憶になし(^^;。
ひたすら石段を登ったくらいしか覚えていません。
今回は小さな子供がいたからパスしちゃいましたが、またいつか訪ねてみたいです。
四国は何気に面白いよね。

お立ち寄り、感謝♪

Edit | Reply | 

まっさ  2015, 06. 17 [Wed] 23:19

>妖怪雨降らしさん

道後温泉はかなり昔に行ったことがあります。
すごく鄙びた公衆浴場に浸かった記憶が・・・あれはあれで、いい雰囲気ですよね。

小豆島、かなりいいトコロでしたよ。
なかなか行く機会を作るのは難しいと思いますが、オススメです。
特に夕日が綺麗そうです!

お立ち寄り、感謝♪

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まっさ  2015, 06. 17 [Wed] 23:17

>aunt carrotさん

映画を観たことある人なら、間違いなくより深く楽しめるでしょうね。
僕はあらすじすら知らないままここに来てしまったのですが、機会があれば映画を観て、「あ、このセットはあの建物だ!」って、普通の人とは逆向きのベクトルで楽しみたいと思います(笑)。

「千枚田」と名のつくところは結構ありますよね~。
大山千枚田もよく聞くところです。いつか見に行きたい!

お立ち寄り、感謝♪

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S-masa  2015, 06. 07 [Sun] 22:19

こんにちは。

御無沙汰しております。
「中山千枚田」良いところですね。
こんな景色を見ると落ち着きます。
(根っからの田舎人!)
立ち上る煙がよい味を出していますね。

Edit | Reply | 

土佐けん  2015, 06. 07 [Sun] 16:43

小豆島と言えば二十四の瞳ですよね^^
映画のロケ地が観光地になっているのは知っていました。
良いところみたいですね~~
撮影に訪れてみたくなりました^^
助手の大好きな棚田もあるんですね!
小豆島一泊旅行が現実になりそうです^^
でも今は夏、暑いので、秋か冬かな?

ポチッ全部!

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みぽはは  2015, 06. 07 [Sun] 10:20

四国は瀬戸大橋を渡り金毘羅さんに行ったことがあるくらいで
おまけに行った頃はカメラに興味が無くて
なんの証拠も残っていませんが
記憶だけは不思議と残っています。
今度はカメラ持参で撮りまくりなんて出来たら良いなぁ~

余談ですが兄夫婦は小豆島が新婚旅行でした
新婚旅行に行くと言う風習が始まった頃ですね

Edit | Reply | 

妖怪雨降らし  2015, 06. 06 [Sat] 22:22

 四国か~~~
道後温泉行ってから、行けてないな~~~~

ゆっくり、逆落ちでも(おひ!)

小豆島は一度行ってみたいんですがね。
いかんせん、貧乏暇なし(;_;)

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aunt carrot  2015, 06. 06 [Sat] 21:41

二十四の瞳、今Googleであらすじ見てきました(笑)
これは映画をみたことのある人なら嬉しくてたまらないところですね。
映画を知らなくても、この映画村が昔をしる良い場所ですね。
千枚田は良いですよね。
房総の大山千枚田も素敵ですよ。
近くなら通いたいと思うくらいです。
お写真拝見したら又行きたくなりました。応援P.

Edit | Reply |