20 2015

金沢市東原町のミズバショウ自生地/山里にある貴重な春の花名所

雪解けとともに、可憐な姿で春の到来を告げる風物詩、ミズバショウ。
ミズバショウと言えば、例えば北海道のような冷涼な地域とか、尾瀬みたいに比較的標高が高くて人里離れた地域をイメージするんですが、金沢では意外と身近な場所に咲いていたりするんです。
今回は、規模こそ小さいものの市の天然記念物にも指定されている貴重なミズバショウ自生地をご紹介!
「東原町のミズバショウ自生地」です。

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何万株もあるわけではないけど、思い立ったらすぐに気軽にミズバショウを見に行けるという意味では、非常に珍しい観賞スポットだと思います。
ミズバショウが生きていける環境が急激に少なくなっている昨今ですが、こういう場所をしっかりと後世に残していかないとね。


2015年04月11日 石川県金沢市 東原町のミズバショウ自生地


金沢市と富山県五箇山地域を結ぶ国道304号線
全線完全2車線で、急カーブの改良もかなり進み、初心者だろうがジジババだろうが誰でも快適なドライブを楽しむことができる道になっています。
この国道304号線を金沢方面から南砺市福光方面へ向かう途中、富山県との県境の手前にミズバショウの自生地があります。県境と言っても、市街地(森本)から15分ほどの距離なので、そんなに山奥って印象は受けません。下の写真のように国道に沿って広い駐車スペースがあるので、車でも全然平気!ここで車を降りて、2分ほどでミズバショウに出会うことができます。
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ミズバショウが見頃となっている時期限定で、下の写真のように「珍しい水芭蕉が自生しています」と書かれた幟が国道に出ています。
初めてこの道を走った人でも、この幟を目標にすれば迷いなく自生地に向かうことができると思います。
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車を降りてほんの少し(1~2分)歩けば、ミズバショウの自生地に到着。
「東原のミズバショウ自生地」という名で金沢市の天然記念物に指定されています。
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市の天然記念物に指定された要因は、「南限に近い」ことと、「標高が低い」ことに由来します。
通常ミズバショウは、冷涼な地域もしくは比較的標高の高い地域で見られるのですが、この東原のミズバショウは、日本海側のミズバショウ自生の南限地(福井県取立山)に比較的近く、かつ標高102メートルという低地で見られるのが特徴とのことです。
ミズバショウを見に行こうと思ったら、普通は人里からかなり離れた場所まで時間をかけて車で行き、車を降りてからさらに数十分ほど遊歩道を歩いて、ようやく目にすることができるもの。でもこの東原のミズバショウは、市の中心部から20分ほどの場所に車を止め、そこから赤子さえも歩ける距離にあるのが特徴。とにかく気軽に行けるのだ!
極端な話、ハイヒールでも見に行くことができるんです。
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東原町のミズバショウの株数はおよそ900株。
全国区の大名所ならば数万株というのもザラなんで、決して規模が大きいわけではありませんが、撮影を楽しむには必要十分って感じかな。もし大名所へ行く予定があるなら、事前にここでミズバショウの撮影の練習をしてもいいかもしれませんね(^^)。
自生地保護のため、木道もシッカリ整備されています。
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そうそう、ミズバショウの花のように見える白い部分は「仏炎苞」(ぶつえんほう)という言わば葉が変形したもので、実際は花ではないってのは有名な話ですよね。
それを簡潔に説明した看板がありました。
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ミズバショウの本当の「花」は、仏炎苞に包まれた部分にある細長い棒状のものに密生しています。
花のように見えて花ではないってのは、確か紫陽花もそうだったはず。
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各地のミズバショウの名所は、たいてい4月末から5月初旬のGWあたりに見頃を迎えるものです。「夏の思い出」という歌の歌詞に尾瀬のミズバショウが出てきますが、尾瀬の見頃は5月末という話。
しかし日本海側の南限に近い金沢では、4月上旬、つまり桜の咲く頃に見頃を迎えます。
この東原町は、もしかすると日本でも有数の「早い時期にミズバショウを楽しめる場所」なのかもしれません。
木道で、できるだけカメラを低い位置に構えて、可憐な姿を撮ってみました。
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ってなワケで、金沢市の山里にある、東原町のミズバショウ自生地でした。
ミズバショウがかわいらしい時期って結構短くて、時期を少しでも外すと巨大な葉っぱオバケみたいな容姿になっちゃうんですよね~。これまで時期を外してばかりだったのですが、今回は見頃ど真ん中に訪れることができました!
希少価値のあるミズバショウの自生地、これからもずっとこの地に残されることを願ってやみません。
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<金沢市東原町のミズバショウ群生地>
【駐車場】有(無料)
【入場料とか】無料
【所要時間】15分

【地図】



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金沢市 ミズバショウ 自生地 国道304号

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