-- --

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
20 2015

報国寺(別名竹寺)の「竹の庭」/こんな鎌倉もあったんだ!京都に負けない幻想的な竹林

古都鎌倉のぶらり寺巡りも、今回でラストです。
最後に選んだお寺は、これまでのお寺とは一味も二味も違います。
以前ガイドブックかなんか目にした時に、ビビビっと来ちゃったんですよね。
「絶対に行かなければ!」と思っていた場所に、今回ようやく来ることができました。

お寺のお堂や仏像など歴史的な文化財を目的とするのではなく、むしろあまりお寺らしくない景観に魅入るスポットです。
その名は「報国寺」
このお寺は「竹寺」の別名があり、その名の通り境内にある「竹の庭」が見事なんです。

京都の嵐山を彷彿とさせる、見事な竹林!
20150211143444.jpg


「陰」と「陽」が織りなす幻想的な世界が広がります!
20150211144153.jpg

個人的には、鎌倉と言えば男性受けするスポットが多いなって印象なんですが、ここは絶対に女性受けするスポットだと思いますよ。
鎌倉の中心部から少し離れた場所にあるけれど、ここはわざわざ足を運ぶ価値があると思えるほどの美しい場所でした。


2015年02月11日 神奈川県鎌倉市 報国寺(竹寺)


北鎌倉の古刹・名刹を一通り楽しんで、最後にとっておいた?報国寺へ向かいました。
しっかし報国寺は遠かったよ・・・。
これまで何度か鎌倉を訪ねたとはいえ、まだまだ不慣れな土地でして、距離感も今一つ分からない。
「ま、同じ街のお寺だし。そもそも鎌倉の街ってコンパクトにまとまっているイメージだから、きっと報国寺も歩いて行けないことはないだろう」と気軽な気持ちで徒歩を選択したワケですが・・・

北鎌倉から報国寺まで、まさか徒歩1時間もかかるとは!
徒歩を選んだことを猛烈に後悔しました(笑)。


途中、鎌倉の第一級の観光地である「鶴岡八幡宮」の境内を華麗に横切ることになります。
ゆっくり見て回りたいという衝動に当然駆られるのですが、そんなことをしているとあっと言う間に16時のタイムリミット(鎌倉のお寺は、冬季は16時閉門が多い)を迎えてしまいそうなので、泣く泣く鶴岡八幡宮はスルーしました。
これって地元の金沢に当てはめるならば、わざわざ関東から観光に来たのに、肝心の兼六園の中を脇目も振らず小走りで過ぎ去るのと同じだよな(苦笑)。

後になって距離を調べてみると、北鎌倉駅から報国寺までおよそ4kmもあるみたい。
北鎌倉から直通するバス路線があるかどうかは知りませんが、少なくとも徒歩で最短距離を行くよりも、電車で隣の鎌倉駅まで向かいそこからバスに乗り換えて報国寺(浄明寺バス停)へ行った方が、ちょっと遠回りだけど断然早かったかもしれません。
ちなみに、鎌倉駅から報国寺まではおよそ2.5km。徒歩だと40分ほどとのことです。


一生懸命歩いて、やっと報国寺に着きました。
まずは山門です。これまで見てきた北鎌倉の大寺院の山門とは違い、とてもこぢんまりとしたものでした。
20150211142428.jpg


大寺院の場合、山門をくぐった先には巨大な仏殿や法堂がドーンドーンと続くのですが、報国寺は全く違う雰囲気。
迫力のある大きな建造物があるワケではありません。
でも、参道の脇にはこぎれいなお庭や小さなお地蔵さんなんかがあって、これはこれでいい味が出ていると思いました。
なんとなく感じるのは、他のお寺に比べて丁寧に人の手が加わっていることです。
お庭への思い入れが他よりも強いのかな?
20150211151038.jpg

20150211142522.jpg

20150211142606.jpg



報国寺の創建は1334年、つまり今から700年近く前になります。
足利尊氏の祖父、足利家時(し、知らない・・・)が開いたそうで、そう考えると結構歴史のあるお寺なんだなって思います。
でも、お寺の境内を歩く限りはあまり古い感じは受けず、山門も参道も比較的新しい感じがしました。

しばらく境内を歩くと、報国寺の「本堂」にたどり着きます。
20150211142743.jpg


他のお寺は、総門をくぐった瞬間に拝観料を支払うことになるのがほとんどですが、この報国寺は本堂で手を合わせるところまでは無料なんですよね。とっても良心的だ!
でも、無料エリアだけ回って帰るんじゃあまりにも勿体ない。
この報国寺は、有料エリアにこそ魅力が詰まっているんです。


本堂の裏手にあたる場所には「竹の庭」と呼ばれる孟宗竹の林が広がっていて、その美しさたるや、鎌倉でも五指に入るほどの人気観光スポットとして名が知れ渡っているほどです。
竹の庭に入るには、拝観料が必要。
って言っても、大人200円ですから結構リーズナブルです。
20150211150825.jpg


では、拝観料を払って、いざ「竹の庭」へGo!
20150211142915.jpg



うわぁ、こいつは綺麗だ!
ここには街の喧騒は一切なく、まるで異次元空間へ入り込んだ気分。
20150211150025.jpg


石の階段を何段か昇って、いよいよ竹林の中へ進んでいきます!
20150211145118.jpg



無数の孟宗竹が生える竹林の中へ、石畳の小径が続いています。
竹林の規模は決して大きくはないのですが、その美しさは、竹林の代名詞として知られている京都・嵐山の竹林に勝るとも劣らないほどです。
ガイドブックなんかで見た時のインパクトを信じて実際にそこへ行ってみると、実はそれほどでもなかったっていう「ガッカリ感」はよくあるものですが、報国寺の竹林は全くNo Problemです。
期待していた通りのインパクトがあり、期待以上に美しいと思いました。
20150211144239.jpg

20150211143104.jpg



嵐山の竹林と報国寺の竹林は、きっと好みが分かれるんじゃないかと思います。
単純に比較できるものではないかもしれませんが、参考までに写真を並べてみましょうか。

こちらが京都・嵐山の竹林。
林の規模は断然こちらが上で、竹林の中の遊歩道もかなり広くて歩きやすいです。
20120828121749_1.jpg
(2012年08月28日 撮影)


そして、こちらが鎌倉・報国寺の竹林。
京都との大きな違いは、道の幅が狭いことと、竹と人との距離ですかね。
報国寺の竹は、歩きながら手で触れることができます。
また、竹の密度も報国寺のほうが濃い気がしました。
20150211143952.jpg



「美林」とはこういうことを言うんだなぁ。
地方の山に比較的近いところに住んでいる身にとって、竹林って別に珍しいものでもありません。
ちょっと山に入ればそれこそ竹林だらけです。
でも、普段目にする竹林は決してここまで綺麗じゃないんだよね。
京都もそうなんだけど、こうやって観光名所になる竹林は、ものすごく人の手が入っているというか、丁寧に世話されている気がします。
20150211143211.jpg

20150211143238.jpg

20150211145424.jpg



多くの竹が密集して生えているので、林の中は日当たりが悪く薄暗い。
でも、無数の竹の隙間を縫って木漏れ日も僅かに届きます。
竹林による明と暗、陰と陽のコントラストが、これまた綺麗なんだわ。
これだけ写真を撮ってブログUPしている僕が言うのもなんですが、写真なんかよりも実際の目でその微妙な光加減を味わってみるべきです。写真とは全然違いますからね。
20150211145714.jpg

20150211145615_1.jpg



竹林の中に佇む石仏や石灯籠が、ちょっとしたスパイスになっていました。
こういうのって、いかにもお寺らしい。
嵐山にはなかったシーンかもなぁ。
20150211144130.jpg

20150211145452.jpg



「竹の庭」には茶席があって、お抹茶やお茶菓子などを楽しむことができます(別途500円が必要)。
20150211144333.jpg


茶席から眺める竹林が一際美しいかというと、決してそうではないんですけどね(^^;。
でも、目で見る美しさだけでなく、竹がこすれあう美しい音、あるいは木陰の爽やかな冷涼感をゆっくり味わいながら、お抹茶を嗜むひと時、これって最高の贅沢なのかもしれません。
20150211144450.jpg



「竹の庭」以外にも見所がありました。
本堂裏の庭園。
それほど広くはないけれど、こちらもよく手入れがされていて綺麗です。
僕が見た時はすでに日も傾いていて庭園はすっかり日陰になってしまってたけど、日が当たっている時はもっと良かっただろうと思います。
20150211143809.jpg

20150211143900.jpg


そして、鎌倉独特の「やぐら」というものもありました。
簡単に言えば岩に穴をあけて作った昔のお墓だそうですが、そもそも鎌倉以外の土地で「やぐら」というものを見たことも聞いたこともありません。
平地が乏しい鎌倉では、お墓を平べったい土地に作るのも一苦労だったそうですが、たまたま加工のしやすい「鎌倉石」という砂岩が多い地域だったため、こうした横穴式のお墓が多く作られたという話です。
鎌倉のやぐら巡りってのも、面白いかもしれませんね。
20150211145951.jpg



ってなワケで、鎌倉随一の美林で知られる報国寺でした。
ここの竹の庭は本当に綺麗で、何度も何度も行ったり来たりしながら写真を撮りました。
次々と観光客がやってくるので、なかなか人の切れ間ができないんですよね(^^;。
まぁ綺麗なところだから人の波が絶えないのも分かる気がします。
20150211145847.jpg


「そうだ!鎌倉へ行こう」のノリでやって来た今回の鎌倉ぶらり散歩ですが、円覚寺、東慶寺、明月院、建長寺、そして報国寺と、気がつけば一日(実質は半日ほど)で5つものお寺を回ることができました。
いずれも駆け足ではなくて、割とゆっくりと楽しむことができましたよ。
こんなに積極的に多くの寺を巡ったのは、僕の人生では初めてかもしれません。それだけ、鎌倉のお寺は魅力的でしかも密度も濃いってことでしょうか。
僕はまだまだ鎌倉初心者です。
もしこのブログで採り上げてきたお寺(今回のシリーズ以外に、長谷寺・高徳院も含みます)以外にいいお寺がありましたら、是非教えてください。
また出張のついでにぶらりと立ち寄ってみたいと思います。
20150211145827.jpg




<功巨山報国寺>
【駐車場】有(無料)
【入場料とか】200円
【所要時間】50分

【地図】


【リンク】
功巨山報国寺公式ホームページ


ご来訪、ありがとうございます。
もしこの記事が少しでも貴方のお役にたてたなら幸いです。
ブログランキングに参加しています。
よろしければ、下のバナーをクリックして、応援をよろしくお願いします☆

写真日記 ブログランキングへ

にほんブログ村 写真ブログ 中部風景写真へ
にほんブログ村
関連記事
スポンサーサイト

鎌倉 竹林 竹の庭 報国寺 嵐山 やぐら

- 4 Comments

まっさ  

>土佐けんさん

こんにちは♪
報国寺の竹林、思っていた以上に綺麗でしたよ~。
あの嵯峨野の竹林に比べるとはるかに小さいけれど、こぢんまりとしているからこそじっくりと楽しめる気がします。

確かに、緑が少ない冬は竹の緑が冴えますね。
でも一番オススメなのはやっぱり夏かな。
夏の嵯峨野が思いのほか良かったので!

お立ち寄り&応援、感謝♪

2015/03/01 (Sun) 12:14 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>aunt carrotさん

こんばんは♪
鎌倉のお寺シリーズにおつきあいくださり、ありがとうございます(^^)。
それにしても、まさか徒歩で報国寺へ行ったことに対してこんなにも驚かれるとはビックリです(笑)。
言っとくけど、僕は「並の人」ですからね(^w^)。
特に体力に自信があるわけではないし・・・。
でもあまりよく知らない街だからこそ、新鮮な感じがして歩くのも比較的苦にならなかったんじゃないかなって思います。


報国寺、思っていた以上にいいお寺でした。
あぁいう竹林は滅多にお目にかかれないですからね。
また違う季節に訪ねてみたいと思います。
できれば雪景色がいいなぁ(笑)。


お立ち寄り、感謝♪

2015/02/25 (Wed) 23:38 | EDIT | REPLY |   

土佐けん  

こんばんは

報国寺さんなんですね?
素晴らしい竹林ですね~~~
京都嵯峨野の竹林より素敵かもしれません!
竹が近くで見られ、竹の美しさをじっくりと
観察できそうですね^^
緑の少ないこの時期、竹の緑は
目に沁みますよね^^
こう言うところをのんびりと歩いてみたいです^^

ポチッ全部!

2015/02/25 (Wed) 21:55 | EDIT | REPLY |   

aunt carrot  

凄すぎます!
鎌倉駅からなら私も歩きますが、北鎌倉から?
ビックリしちゃいましたよ。
並な人ではないのですね、ほんとビックリです。
報国寺さん、とっても人気で四季折々観光する人
多いですよね。外国の方も多いです。
なんでも外人向けのパンフに鎌倉に行ったら行く寺として
載っているそうですよ。
お写真みたら又行きたくなりました。
でも私は鎌倉駅から歩いていきますぅ~♪
いっぱいのパワーのおすそ分けいただきました!(笑)

2015/02/25 (Wed) 09:26 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。