20 2014

古都鎌倉ぶらり散策 ~気分は修学旅行!?鎌倉大仏・段葛・鶴岡八幡宮~

日本人なら一度は訪れた、もしくは訪れたい、いや、「訪れておくべきだ」と言える街ってのがいくつかあると思います。
西の横綱が京都だとすれば、東の横綱は誰がなんと言おうと鎌倉。
異論は認めん!(笑)

前記事にある通り、三浦半島の城ヶ島を撮りまくったんですが、まだもう一ヶ所だけ行けそうな時間だったので、せっかくだからこれを機に鎌倉をブラリ散策することにしました。


鎌倉と言えば・・・
鎌倉大仏!なんか文句ある?(笑)

鎌倉と言えば・・・鎌倉大仏


そして、もひとつ鎌倉のシンボルと言えば・・・
鶴岡八幡宮!

鶴岡八幡宮


写真好きから見ればあまりにもベタな名所巡りの写真たちになっちゃいましたが、「懐かしいなぁ」「ここ、行ったなぁ」と思いながらまったりとご覧いただければ幸いです(^^)。
浴衣姿の女性(夏の鶴岡八幡宮にて)


2014年07月11日 神奈川県鎌倉市 高徳院(鎌倉大仏)


さて、城ヶ島で夏の空と海を満喫してから、少しだけ時間が余ったのでどこに行こうと悩んだ結果。
「そう言えば鎌倉の大仏を写真に撮ったことがないな」と思い、急遽鎌倉へ向かうことにしました。

城ヶ島から鎌倉大仏へは、京急バスでまず「三崎口」へ。
そこから京急で「京急久里浜」へ。
さらにJR横須賀線に乗り換えて「鎌倉」へ。
鎌倉からは江ノ島電鉄に乗り換えて「長谷」へ向かいます。
太平洋の大海原から古都鎌倉の大仏まで、トントントーンと行けちゃうんだから、首都圏ってスゴいよねぇ。
地元だと能登半島の海岸から金沢の兼六園へ向かうみたいな感じですが、とてもじゃないがこんな気軽には行けないと思います。

鎌倉と藤沢を結び、湘南の海岸沿いを走る「江ノ電」。
長谷へは鎌倉からわずか5分。
3駅目です。
もう少し乗っていたいなと思う頃に長谷駅に到着。
江ノ島電鉄(長谷駅にて)


長谷駅から歩くこと10分ほどで鎌倉大仏に到着。
我々観光客は「大仏、大仏」と呼んでますが、正確には高徳院(これも正確には「大異山高徳院清浄泉寺」)というお寺のご本尊にあたる阿弥陀如来坐像のこと。

奈良の大仏なら、「東大寺に行く」って意識はあるんですが、鎌倉の大仏の場合はちょっと違わない!?
「大仏を見に行く」という意識はあっても、「お寺に行く」という意識があまりない。
それは、やっぱ大仏が屋外に安置されているからなのかなぁと思ったり。

高徳院の三門。
ここだけ見れば、とってもお寺チックですよね。
このお寺の山号である「大異山」の額、そして左右に阿吽の仁王像が見られます。
鎌倉・高徳院の山門


平日の夕方近くとあって境内はそれほど混んだ様子もありませんでした。
三門をくぐれば、すぐ目の前に大仏様。
前に訪れたのはいつだったか覚えてもいないくらい前なんですが、今回本当に久しぶりに鎌倉大仏とご対面!
高徳院(鎌倉大仏)の境内の様子


鎌倉大仏は、高さ11.3m(台座も入れれば約13.3m)、重さは121t。
奈良・東大寺の大仏とともに「日本三大大仏」のひとつとして知られています。
この「三大大仏」の3番手にどれを持ってくるかで様々な論争があるそうですが、私なら地元が北陸なので「高岡大仏」を推したいと思います(^^)。
そういや高岡大仏ってたまにチラ見するくらいで、マジマジと見たことがないような・・・。
存在感と知名度は奈良・鎌倉の足元にも及ばない気が・・・(笑)



鎌倉大仏はあまりにもメジャーだしメディアへの露出も多いので、これまであまり気にしてなかったんですが・・・
鎌倉大仏って国宝だったんだ・・・!
「国宝鎌倉大仏」の碑とともに。
国宝 鎌倉大仏


国宝、すなわち国民の宝である鎌倉大仏。
国宝級の阿弥陀如来像って、通常なら立派なご本堂の奥の暗~い場所にそっと安置され、しっかり守られているイメージなんですが・・・
このお寺の国宝阿弥陀様はあからさまにオープン・エア(笑)

昔はこの大仏を守るための「大仏殿」があったようなんですが、1369年に倒壊してから再建されることはなかったようです。
中に座っていた大仏が、建物が壊れて突如雨ざらしに。
不謹慎ながら、ドリフのコントのラストシーンを思い出してしまった(苦笑)。
鎌倉大仏

鎌倉大仏


650年近く風雨にさらされ続けてきたわけですが、辛い顔ひとつせず安らかな表情で鎮座する大仏。
「悟りを開く」とは、きっとこういうことなんでしょう。
僕には無理だ(^w^)。
鎌倉大仏



夏だからでしょうか。
スイカがまるまる1個お供えしてありました。
他の季節にはどんなお供え物がされるんでしょうかね。
ちなみに、僕らにとっては大きくて一人では食べきれないスイカですが、大仏にとっては親指の爪くらいの大きさしかありません。
スイカも大仏にとっては飴玉くらいのものなんでしょう(笑)。
鎌倉大仏とお供え物のスイカ



大仏の背中側に回りました。
おや!?あんなところに扉が・・・。
これまで鎌倉大仏に来たとしても、正面から見上げて終わっていたような気がします。
マジマジと裏側を覗いたのはこれが初めて。
なので、こんな扉というか、窓みたいなものがあるとは知りませんでした(^^;。
鎌倉大仏の背中側


大仏の内部は「胎内」と言われていて、20円(安!)払えばその胎内に入ることができます。
暗いから目が慣れるまでは足元に気をつけて。
真っ暗な階段を昇っていくと、大きな空洞に出ました。
インパクトは思ったほど大きくはないのですが、昔のすぐれた造像技術を垣間見ることができるそうです。
ちなみに、ぽっかり開いた穴は大仏さんの頭です。
鎌倉大仏の内部「胎内」


鎌倉大仏、こんな感じですかね~。
駅から近いのでポンと行くことができますが、見所は大仏くらいしかないのでこれまたポンと見て終わっちゃいました。
さて、もう一回長谷駅へ戻り、今度は鎌倉の街に向かいます。



鎌倉市 段葛・鶴岡八幡宮


鎌倉の街と言えば、鎌倉駅から鶴岡八幡宮まで続く賑やかな「小町通り」が有名で、若者や女の子の間じゃあ「鎌倉と言えば小町通りでショッピング」でしょうね。

しかし、僕はそんな女々しい道は歩かんぞ!
男なら、段葛!(笑)
鎌倉の段葛 「二の鳥居」


段葛(だんかずら)は鎌倉の街を南北に貫く「若宮大路」のうち、二の鳥居から鶴岡八幡宮手前の三の鳥居に至る中央分離帯上の歩道です。
上の写真が、その起点となる「二の鳥居」。
その裏には「段葛」の石碑もありました。
段葛の石碑(鎌倉市にて)


一応鎌倉の有名な観光地なんですが、年中賑わう小町通りに比べてここは人がまばら。
何が有名かって言うと、ここの桜は「日本桜名所100選」の一つなのだ!
・・・って言われても、全然桜が咲いてないけどね(笑)。
道の両脇に咲くツツジもなかなか綺麗なのだ!
・・・って言われても、全然時期が違うけどね(笑)。
結局誰も歩かないワケか(爆)


歴史的には重要な道で、ちょっとした「しかけ」が面白い。
この道の起点に立つと、「鶴岡八幡宮までずいぶん遠いなぁ」って思わされるけど、これが「トリック」だったりする。
長い道に見せるために遠近法を上手く利用している、つまり奥(鶴岡八幡宮方向)へ行くほど道幅を狭くしているらしい。
その考えられる理由は二つあって、一つは「立派に見せる」ということ、そしてもう一つが「敵を混乱させる」ということらしいんだけど・・・

なんと姑息な道なんだ!

三方を山に囲まれ、もう一方は太平洋に面し、鎌倉の市域は結構狭い。
そんな狭い土地に富と繁栄の象徴ともいうべき大通りを作るには、こういう見た目の工夫も必要だったんでしょうね。
ちなみにこの段葛、「日本の道百選」に選ばれています。
段葛の桜並木(鎌倉市にて)

段葛の桜並木(鎌倉市にて)



段葛をしばらく歩けば、その突き当りに「鶴岡八幡宮」
字面はどう見ても「つるおかはちまんぐう」だけど、正解は「つるおかはちまんぐう」。
この事実を知ったのは意外と最近だったりします(笑)。
同じ勘違いをしている人は、きっと僕だけではないはずだ。
鶴岡八幡宮の三の鳥居


「三の鳥居」から、八幡宮本宮に向けてズームイン!
三の鳥居から見た鶴岡八幡宮


ここも何年前に訪れただろう。
当時の記憶がほとんど残っていないんですよね。
境内はかなり広く奥行きがあるように思いましたが・・・
まさかこれも段葛トリックじゃなかろうな?(^w^)
(多分、違います)
鶴岡八幡宮境内の様子


左の建物が「舞殿」
鎌倉駅からここまで、何気に遠かった。
別に段葛の(遠く見せる)トリックなんていらないじゃん、って思うくらい遠かった。
だいいち、この日は鎌倉に来る前に城ヶ島でいやというほど歩いたんだよね。
そりゃ万歩計も25000歩を刻むわなぁ。
鎌倉・鶴岡八幡宮の舞殿


ところが、さらにゴール前に立ちはだかる石段。
登ろうか登るまいか悩みましたが、本堂でお賽銭を投げてお参りしなきゃいかん、よし登るぞ!
鶴岡八幡宮の大石段


ところで、鶴岡八幡宮といえば、数年前に「大銀杏」が倒伏してしまったというショッキングなニュースがありましたよね。
上の写真にも、かつてなら左側に立派な青々としたイチョウの木が写っていたはずです。
鎌倉のシンボル鶴岡八幡宮、そのまたシンボルである大銀杏が失われたのですから、鎌倉の方々の悲しみは大きかったんじゃないでしょうか。
金沢に当てはめるなら、兼六園のことじ灯籠がある日突然根こそぎ倒れてしまったのと同じです。
でも灯籠ならまた作ればいいけど、木はまた立てるというワケにはいかないよなぁ。

その大銀杏ですが、元の場所から数メートル離れて株のみ植えられていました。
鎌倉・鶴岡八幡宮の大銀杏

鎌倉・鶴岡八幡宮の大銀杏


ありし日の大銀杏の黄葉の写真が飾られていました。
う~ん、自然の成り行きとはいえ、残念でなりません。
一度でいいからこの黄葉シーンを見たかったです。
元のような姿に戻るには、あと何百年という途方もない年月が必要です。
鶴岡八幡宮の大銀杏 ありし日の写真とともに


イチョウの葉の形をした絵馬。
折れた木の株と、新しい芽生えが描かれていました。
一般的に見られる絵馬に比べて、とても「夢」を感じられる、そんな美しい絵馬でした。
大銀杏の株と絵馬(鎌倉・鶴岡八幡宮)



てっぺんにある本宮から鎌倉の街並みを見下ろしました。
手前から紅い「三の鳥居」、「二の鳥居」。
その間の緑地帯が段葛の桜並木です。
遠くには白い「一の鳥居」、そしてその奥に見えるのは相模灘かな。
う~ん、爽快!
八幡宮に参ることもできたし、よし、帰るか!
鶴岡八幡宮から見た鎌倉の街


ってなワケで、鎌倉滞在はたった2時間弱ほどでしたが、鎌倉の大仏と段葛や街並み、そして鶴岡八幡宮を見て回ってきました。
鎌倉を全く知らない人にオススメの「超入門コース」だったかもしれませんね。
気分はまるで修学旅行でした(笑)。

鎌倉と言えば梅雨時の紫陽花がとても有名で、昨年は明月院・長谷寺を訪ねてあまりの人の多さに閉口してしまいましたが、今は紫陽花も終わって普段通りの鎌倉を味わうことができました。
間もなく真夏が到来しますが、海水浴シーズンになると湘南の海への前線基地として、再びこの街は賑わうでしょうね。

この他にも名所は山ほどありますよね。
また今度ゆっくり鎌倉を訪ねようっと。
鎌倉の鶴岡八幡宮(本宮)




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4 Comments

まっさ  

>ライカM2さん

こんばんは♪
おぉ!鎌倉の師だ(笑)。
あ、藤沢でしたっけ?
まぁどちらでも構いません、細かいことは気にしませんから(^w^)。


ところで!
なんと部活動で大仏さんの横をランニング!?
ってことは、この大仏さんは若かりしライカさんをしっかり見ていたってことですね。
地元民にとっては、おそらく観光客が思うよりもはるかに「身近」な存在で、それこそ「国宝」という意識が薄かったと思います。
金沢も一応「古都」という枕詞を使われたりするし、戦災や自然災害には遭っていないので昔ながらの街がよく残っているとは言われていますが、実は「国宝建造物」というものが一つもないんですよね。
これを外の人に教えると結構意外がられたりするのですが・・・事実です。
日本三名園は当たり前のように見ていますが、国宝を身近に感じたことは一度もありません。
国宝の真横をランニングなんて、想像しただけでも涎が出ます(←馬〇か!?(笑))


「段葛」ですが、私にとって特別思い入れがあるワケではないんですが、このネーミングに惹かれてしまいました。
「日本の道100選」ってのはご存知だと思いますが、自称「道ファン」の僕は将来的に100選全てを見て回りたいと密かに思っているのです。
他の多くの100選が「〇〇通り」とか「〇〇街道」とか「〇〇線」とか、すぐに「道」と分かるネーミングなんですが、ここは「段葛」です。
そもそも一般人にはまず読めないし、調べてみると「だんかずら」っていう綺麗な響きの名前。
どんな道なのか気になってしかたないですって(笑)。
ちなみに正式な登録名称は「若宮大路」なんですが、僕は道路地図に載っていた「段葛」という名前、そして併記されていた「道100選」の記述が強烈に印象的でした。
歩いて見るとごくごくフツーの桜並木なんですけどね(笑)。
調べてみると工夫を凝らした作りになっていて、それがまた面白い。
是非とも「トリック」を体感したいではないか。
だから、今回も「絶対この足で歩いてやるぞ!」って思って、訪れたワケです。
ちょうど一人でしたし。この道、一人じゃないとなかなか好んで歩けませんからね(爆)。


ただ、一度も桜の時期の段葛を見たことがありません。
桜が咲いたらさぞや綺麗なんだと思います。
(一応、ライカさんの写真は見ましたが、でもやっぱり実際にこの目で見てみたいと思ってます)
なので、いつか絶対、春の段葛を見てやろうと思ってます。
それまでは「本気の評価」はしない方針です。


鎌倉は何気にちょくちょく訪れてはいるんですが、まだまだ未知の世界があると思っています。
お勧めポイント、是非今度教えてください!


お立ち寄り、感謝♪

2014/07/23 (Wed) 22:09 | EDIT | REPLY |   

ライカ Μ2  

遅ればせながら?

こちらにも三浦半島の記事にもコメントさせていただいたつもりだったのですが、反映されておりませんでしたので・・・

何か操作を間違えたのかも知れません
m(__)m

さて、鎌倉の大仏ですが・・・


そう言えば国宝だったですな。
(↑地元民のコメント)

部活動で、その横をランニングしておりましたので、国宝って感覚がチト薄れておりまして(苦笑)

でも、鶴岡八幡宮や大仏などの観光メインスポットって、意外とシッカリ見ていなかったりしますから、良い機会だったのではないでしょうか?

地元民として、紹介していただけて嬉しく思います。
↑って、私は何様?(^_^;)

個人的には、チョッと思い入れある段葛も紹介していただけて嬉しさ倍増(笑)


次回、鎌倉へお越しの際には、お勧めポイントをご紹介いたします♪
(↑偉そうでスミマセン・・・笑)

2014/07/22 (Tue) 19:45 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>ぽてとぉ~さん

こんばんは♪
南国沖縄と古都鎌倉。
どちらも大変魅力ですが、街の性格というか、雰囲気は随分違いますよね。
でも、鎌倉からほど近い湘南の海は、沖縄の海ほど綺麗ではないけれど、海好きがたくさん集まるマリンレジャーの「メッカ」ですからね、感覚的に親しみを持っている人が多いかもしれませんよ。


大仏が国宝であることは私も意外でした。
だって、この大仏があまりにも「フレンドリー」な感じなので(笑)。
今度鎌倉を訪ねた時は、もっとしっとりしたお寺なんかを回ってみたいと思います。

お立ち寄り&応援、感謝♪

2014/07/21 (Mon) 20:44 | EDIT | REPLY |   

ぽてとぉ~  

鎌倉大仏って、国宝だったんですね~

それにしても背中にある窓には、ビックリしました

古都鎌倉って、風情のある町並みが続いていると聞いています

南国沖縄のカラフルな風景も好きですが、こういった趣のある風景も散策してみたいなぁ~

国宝鎌倉大仏の秘密にぽちっ!

2014/07/21 (Mon) 17:10 | EDIT | REPLY |   

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