16 2014

三浦半島城ヶ島の海岸風景(後編) ~夏の城ヶ島公園 安房崎灯台や城ヶ島大橋~

7月も半ば過ぎて、梅雨明けの報せがいよいよ九州地方からも聞こえるようになりましたね。
北陸地方も晴れた日は真夏を思わせる暑さになってますが、梅雨明けはもう少し先になりそうかなぁ。
でも、このブログを書いている私の腕や顔はすでに日焼けで真っ黒です(笑)。

さて、今回は台風一過の夏空が広がった三浦半島城ヶ島の後編です。
今回は城ヶ島の東端にある「城ヶ島公園」の海岸風景を中心にお送りします(^^)。

大海原と房総半島を一望!
城ヶ島公園展望台からの眺め

白亜の灯台と荒々しい海!
安房崎灯台と太平洋の荒波(城ヶ島公園)

荒波をバックに、オレンジのユリが癒しを提供!
城ヶ島公園 岩場に咲くスカシユリ

初めて訪れた城ヶ島の海に大興奮でした。
炎天下で写真を撮ってりゃあ、そりゃ真っ黒に焼けるってね(^^;。


2014年07月11日 神奈川県三浦市 県立城ヶ島公園


三浦半島の先端にある「城ヶ島」は、三浦半島屈指のオーシャンビュースポット。
周囲約4km、面積約1平方kmの小さな島に、海の楽しさがギュっと凝縮されているような、そんな印象を受ける島です。
前編でもお伝えした通り、城ヶ島は「ウミウ」という鳥の繁殖地として知られています。
島内にはご覧のような「ウミウと少女の像」もありました。
少女とウミウの像(三浦半島城ヶ島にて)



今回は出張の合間に行き当たりばったりで城ヶ島に上陸したのですが、城ヶ島公園に向かうつもりがバス停を間違えて正反対の海岸にたどり着いてしまいました(笑)。
そこから炎天下を歩くこと90分、ようやく目的地の城ヶ島公園に到着です!
所々薄雲は漂っていましたが、台風一過の青空は目に痛いほど眩しい。
実際、夏の日差しが痛いんだ。
とりあえず公園入口の自販機でスポーツドリンクを買って、一瞬にして腹の中へ流し込んで・・・しばらく日陰で休みました。
城ヶ島公園の入口


城ヶ島公園は神奈川県が管理する公園。
小さな城ヶ島の東側の大半を占めていて、園内は芝生広場のほか展望台がいくつかあって、海の眺めを楽しめます。
また、階段で崖を下りればゴツゴツした岩場があり、そこに建つ灯台がまた綺麗。
水仙の名所らしいのですが、この季節はそんなもの跡形もない(笑)。
また散策路に沿って紫陽花がたくさん植えられているのはわかりましたが、さすがに7月中旬になるとほとんどの紫陽花が枯れてしまっていて、撮るに堪えない状態でした(汗)。
なので、今回はもっぱら「海岸風景」に着目です!



しばらくテクテクと歩くと、第1展望台に到着。
入口からそんなに遠くはないんだけど・・・なんかもうバテちゃってバテちゃって。
うぅ、あの展望台に上るのさえ億劫だなぁ。
城ヶ島公園の第1展望台


こちらが第1展望台。
真ん中には方角別の風景が絵で説明されていました。
城ヶ島公園第1展望台


第1展望台から眺めた相模灘方面。
富士山も見えるハズなんですが、この日は朝のうちは富士山も確認できたのですが、お昼前には一気に富士山麓に雲が湧き、消えてしまいました。
遠くにうっすら見えているのは伊豆半島で、写真の左側に見えているちょっと高い山は伊豆の名峰天城山です。
肉眼ならもうちょっとクッキリと見えていたかな。
城ヶ島公園第1展望台からの景色(相模灘・伊豆半島方面)

ちなみに、城ヶ島のてっぺんは高い木が見られない独特な光景が広がっています。
本土ではあまり見かけない風景で、ちょっと日本離れした感じさえ受けます。
この光景は太平洋から吹き付ける強風と、強い日差しが造りだしたとのことです。
風が強すぎて木々は上に伸びることができません。
常に黒潮の影響を受ける三浦半島は温暖で植物たちにとってとても良い環境のように思えますが、実際は高い木が全く育たない、植物にとって過酷な環境だったんですね。


お次は第1展望台から東京湾・房総半島方面。
第2展望台が見えていますね。
こちらの方面を望むなら、第2展望台のほうが眺めが良さそうです。
城ヶ島公園第1展望台からの景色(東京湾・房総半島方面)



第1展望台の下には、太平洋に突き出したシャッタースポットがありました。
どちらかというと、展望台の上よりもこちらの方が迫力ある海の風景が楽しめたかな。
白波が立つ太平洋をちょっと高い視点から眺めると、「地球は丸い」を実感できるような、できないような(^w^)。
写真の左には伊豆大島が写っています。
城ヶ島公園の海岸風景


同じく、海に突き出たシャッタースポットより、伊豆半島・相模灘方面です。
城ヶ島公園の海岸風景



さて、第1展望台からも見えていた第2展望台へ場所を移します。
こちらは第1展望台に比べてやや古さを感じますが、昔から景色が良い場所として整備されていたってことなのかな。
城ヶ島公園の第2展望台


その推理は正しく、第2展望台の方が眺めがいい!
相模灘・伊豆半島方面。
城ヶ島公園第2展望台からの景色(相模灘・伊豆半島方面)


そして東京湾・房総半島方面。
写真右側には、特徴的なひょっこり高い山がそびえていますが、これは房総半島の「鋸山」だそうです。
鋸山からは今自分が立っている三浦半島が見渡せ、条件が良ければ富士山も綺麗に見えるそうです。
う~ん、行ってみたいなぁ。
そしてその手前には「剱崎灯台」が見えています。
この灯台は三浦半島の最東端です。
城ヶ島公園から見た鋸山と剱崎灯台


そして、展望台の直下には城ヶ島最東端の安房崎(あわざき)灯台が見えていました。
左には房総半島の稜線、そして右には伊豆大島。
この光景は城ヶ島で最も美しいんじゃないだろうか!
城ヶ島公園の展望台から見た絶景


安房崎灯台へ向かって、ズームイン!
荒れ狂う太平洋と、しっかりと建つ白亜の灯台。
青と白のコントラスト、そして「動」と「静」のコントラストが印象的でした。
しかしこの灯台の直下に立つ勇気は・・・出なかったですね。
だって海が怖いんだもん(^^;。
海に突き出した安房崎灯台



城ヶ島公園は崖の上に広がっていますが、階段を降りて岩場に出ることもできます。
岩場は草しか生えていなくて、海を見なければまるで標高の高い高原にいるような感覚でした。
ところどころ池みたいな大きな水たまりができていましたが、それってつまり、波が荒い時はここまで海水が襲い掛かることを意味しているんですよね・・・。
城ヶ島公園の岩場


展望台から見下ろしていた灯台が目線の高さにあります。
それにしても人がおらん・・・
城ヶ島公園では何人かとすれ違ったのですが、岩場には誰ひとりとして下りてきませんでした。
この絶景を独り占めできる優越感に浸りつつ、実生活では決して味わうことのない「えも言われぬ心細さ」も感じてしまいます。
通り過ぎた台風の影響が残っていたため、岩場に打ちつける波は依然として高い。
聞こえてくるのは激しく岩礁にぶつかる波の音のみで、ビビりの僕にはちょっと怖い場所でもありました。
空と海と灯台と(城ヶ島公園)


波が穏やかな時は平気で灯台に近づけるそうですが、さすがにこの日は近づけてもここまで。
空と海と灯台と(城ヶ島公園)


そんな心細さを癒してくれるのが、岩場に咲くユリの花でした。
このオレンジのユリは城ヶ島のアチコチで見かけましたが、どうやら「スカシユリ」っていうらしい。
背丈はあまり高くなくて、通常は植物の間の生存競争に負けてしまうらしいけど、風に吹かれてもビクともしない強さと塩分への適応力が優れていることから、こういった海岸の岩場では他のどの植物よりも生きながらえやすい。
城ヶ島は、スカシユリにとってとても居心地の良い場所なのかもしれませんね。
城ヶ島公園 岩場に咲くスカシユリ



そうこうしているうちに時間も過ぎて行って、気がつけばもう14時近く。
この島に上陸してからかれこれ3時間近く炎天下を歩き回っていて、さすがに疲労困憊です。
お気づきかもしれませんが、朝起きてからまだ食事をひとつもとっていません(爆)。
腕は日に焼けて真っ赤っか。
大量の汗が強い日差しで蒸発し、体中塩を振りかけたみたいに粉ふいてるし。。。(*_*)

帰らなきゃ。。。

そう思ったのですが、ここでさらに絶望感を味わうことになります。

しばらく歩いてバス停が見えたその時、バスがブロロロ・・・

もうね、尾崎豊・・・じゃなかった、お先真っ暗ですよ。
バスの本数が少ないのは分かっていること。
バス停で次のバスを待つか、もうちょっと歩いてみるか迷ったのですが、せっかくここまで来たんだからもうちょい踏ん張って「城ヶ島大橋」を歩いて渡ることにしました。
城ヶ島大橋は本土と城ヶ島をつなぐ唯一の橋で、長さは575m、海面から最も高い場所は高さ23.5m。
有料道路ですが、歩行者や自転車は無料で渡ることができます。
橋の城ヶ島側のたもとより、パシャリ。
さぁ、本土へ自分の足で戻るぞ!
城ヶ島大橋


バスからの車窓が素晴らしかったのですが、歩いて見ると眺望の良さがよく分かります。
城ヶ島大橋の最も高い場所から、房総半島方面を。
太平洋に面した南側の海の荒さとは対照的に、本土との間の海峡はとても波が静か。
城ヶ島大橋からの眺め(房総半島方面)


そしてこちらは三崎の市街地とマグロの水揚げで有名な三崎漁港です。
天気はいいんだけど、あいにく富士山は雲隠れ。
朝のうちならもっと美しい光景が広がっていたと思います。
城ヶ島大橋からの眺め(三崎港方面)

料金所を歩いてくぐって、「城ヶ島大橋」バス停でついに力尽きました。
もう歩けまへん!
バスが何十分後に来ようが、僕はバスを待ちます。。。
もう歩く気力は残ってなくて、およそ30分後に到着するバスを待つことにしました。
ちなみにこの日の歩行は約2万5000歩で、「ここ数年で最も歩いた日」となりました。


ってなワケで、台風一過の城ヶ島巡りでした。
この日の長時間に渡る歩行のため、今は日焼けで顔の皮がどんどんボロボロに剥け、職場の人から「どこへ行ってたんだ!?」と疑われるほど日焼けしてしまいました。

最後はグロッキーな状態でしたが、でも夏の城ヶ島の海を心行くまで堪能できました。
地元でも能登なんかは風光明媚な海岸風景が楽しめるのですが、城ヶ島は能登よりもよりコンパクトに見所が詰まっている感じ。
変化に富んだ海岸線や公園を歩くだけでもとても楽しい場所だと思います。
春にはこの光景に水仙が、また梅雨入りの時には紫陽花が加わるので、その美しさは格別でしょうね。
もちろん、真夏の城ヶ島も大満足でした!

北陸人にとってはかなり遠くて行きにくい三浦半島ですが、私は自信を持ってここをオススメします!
よし、また機会があれば、今度は富士山や夕日、そしてダイヤモンド富士にもチャレンジだ!!



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城ヶ島 三浦半島 海岸風景 安房崎灯台 房総半島 伊豆半島 スカシユリ 神奈川

8 Comments

まっさ  

>土佐けんさん

こんばんは♪
これからのキセツは写真を撮って回るときにスポーツドリンクは必須ですね!
でもただでさえ重いカメラやレンズを持ってるのに、さらに重いペットボトルを持って歩くのも難儀です。
とにかく、夏場はゆっくり休憩しながら無理せず楽しみましょう!

富士山や夕景も綺麗だって聞きますし、きっと朝の日の出も美しいんでしょうね。
今回はそんな城ヶ島のほんの一面しか見ることができませんでしたが、またいつか訪ねてみたいと思います。


お立ち寄り&応援、感謝♪

2014/07/20 (Sun) 18:46 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>aunt carrotさん

こんばんは♪
城ヶ島、いいところでした。
橋の途中に止まるだけで怖いとおっしゃる「城ヶ島大橋」ですが、僕は歩いて渡っちゃいましたよ(笑)。
さすがに海を覗き込むと怖かったです。
強風の時は渡りたくないよね(^^;


バスの本数は、こちらの田舎に比べれば全然多いんですけどね(笑)。
一日3~4本って路線もザラですから。
待たなくてもすぐやってくる東京の電車に比べればやっぱり少ないけど、そんな「ちょっと不便な感じ」が逆に旅情を駆り立ててくれるものです。


水仙の時期はぜひとも訪れてみたいものです。
それから紫陽花もね!
お立ち寄り、感謝♪

2014/07/20 (Sun) 18:43 | EDIT | REPLY |   

土佐けん  

こんばんは

青い空、青い海、見ていて気持ちが良いです^^
撮影する本人は暑かったんでしょうね~~
スポーツドリンクを一気に流し込む、その気持ち解ります!
僕もよく京都で歩いた後、スポーツドリンクのお世話になっております^^

富士山・夕景・ダイヤモンド富士
お待ちしていますよ♪
僕は富士山が大好きです^^

ポチッ全部!

2014/07/18 (Fri) 21:32 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>マツジョンさん

こんにちは♪はじめまして!
春先だと、海辺に水仙が咲いて城ヶ島を代表する景観になるそうですね。
でも、いくら温暖な三浦半島とはいえ、風が冷たくで寒いんでしょうね(^^;
いつか機会がありましたら、厚着で水仙を見に行ってみたいと思います。
あと、三浦半島と言えば河津桜ですね。
線路沿いに葉桜はたくさん見かけましたが、あれが満開になった時も是非見てみたいものです。

北陸もいいですよ~。
是非お越しになってくださいね!
お立ち寄り、感謝♪

2014/07/18 (Fri) 13:45 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>kanageohis1964さん

こんばんは♪
三崎、大変遠かったです(^^;。
東京都心から電車とバスで2時間かかりますからね。

滅多に行くことのない地だからこそ、とても新鮮な感じがして楽しかったですよ。
この一日で地理にもだいぶ慣れましたし、次はもっと気軽に回れるかなって思います。

スカシユリは城ヶ島の名物なんですか?
海とユリが一緒に見られる場所ってあまり聞いたことがないので、そんな光景を見られて良かったです(^^)v


お立ち寄り、感謝♪

2014/07/17 (Thu) 20:47 | EDIT | REPLY |   

aunt carrot  

約2万5000歩、お疲れ様でした!
バスの本数少なくて大変でしたね。
スカシユリが見られて良かったです。
背丈はあまり高くなくて潮風に耐えるように作られてる、、、まさに私の事ですぅ~♪なんちゃって(笑)
また島全体が水仙の香りに包まれるときにどうぞ!

2014/07/17 (Thu) 20:35 | EDIT | REPLY |   

マツジョン  

> まっさ さん
 はじめまして。訪問履歴からたどって参りました。
 私は神奈川県在住で、今年はじめに三浦半島までスイセンを見に行ったばかりです(トラックバックさせて頂きました)。季節が変わると風景が変わって、違った良さがありますね。
 北陸方面には、あまり行く機会がないのですが、一度ゆっくりと観光したいと思っています。景色が良い場所が、たくさんありそうですね。

 暑さのなか、長い距離を歩かれたようで、お疲れ様でした。

2014/07/17 (Thu) 10:16 | EDIT | REPLY |   

kanageohis1964  

こんにちは。

はるばる三崎までようこそ。一見さんに厳しい道中になってしまった様ですが、スカシユリが咲く姿を見られたのは良かったですね。

2014/07/17 (Thu) 07:56 | EDIT | REPLY |   

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