31 2014

春の兼六園 雪吊りを脱ぎ、桜を着る ~ぼんぼり・カラミザクラ・雪吊りのない松~

春の暖かな日差しを浴びながらの兼六園散策。
本格的なお花見シーズンはもう少し先ですが、園内は急ピッチで春への衣替えが進められています。
前記事では満開となった梅林の様子をお伝えしましたが、今回は梅林以外に感じられる「春」を集めてみました。

例えば、お花見用のぼんぼりとふっくらしてきた桜の蕾。
金沢城石川門と春のぼんぼり

あるいは、トップを切って咲くカラミザクラ。
兼六園にさく「カラミザクラ」

いよいよ兼六園にも本格的な春が訪れました。
桜開花へカウントダウンが始まった名園の姿です。


2014年03月28日 石川県金沢市 兼六園


とにかく天気のいい一日。
そして桜が咲く時のような暖かさです。
まだソメイヨシノの開花には至っていませんが、沢山の人たちが兼六園や金沢城公園に足を運んでいました。
お目当てはおそらく梅でしょうね~。

おなじみ、金沢城石川門です。
春の金沢城石川門


兼六園界隈の桜は「日本さくら名所100選」にも選定されていて、特に金沢城石川門と満開の桜のコラボレーションは金沢の観光ポスターなんかでもたびたび使われるシーンだと思います。
お城や名園を彩るソメイヨシノはまだ蕾ですが、最近の暖かさで次第にふっくらとしてきているのが分かりました。
兼六園のソメイヨシノ 蕾膨らむ

兼六園のソメイヨシノ ぼんぼりとともに


日当たりのいい木では、蕾の先がゴツゴツとしてきていて、ほんのちょっとですがピンク色に染まってきています。
天候により多少左右されますが、先がピンクになると開花まであと1週間といったところ。
カウントダウンが始まってます!
兼六園の桜 蕾が膨らむ



お花見名所には欠かせないアイテムの「ぼんぼり」です。
これがあるのとないのでは、雰囲気がガラリと変わりますし、「いよいよ花見の季節だな」とボルテージが徐々に上がっていくものです。
春の兼六園 ぼんぼりのある光景

春の兼六園 ぼんぼりのある光景


夜になるとぼんぼりが灯されます。点灯時間は21時まで。
今は誰もいない夜の兼六園ですが、桜が咲くと夜間開園されるので、それはそれは大勢の花見客で賑わいます。
お花見のぼんぼり夜景(兼六園にて)

お花見のぼんぼり夜景(兼六園にて)



さて、兼六園に入りましょう。
門をくぐって真っ先に目についたのが、緑の苔の上に落ちたツバキの花。
ツバキは花の姿そのままで「ポト」っと落花するのが特徴的ですね。
兼六園には沢山のツバキの花が咲いていますが、このように苔の緑との組み合わせがたくさん見られました。
早春の花たちが、本格的な春の花へバトンを渡そうとしています。
緑のコケと椿の花(兼六園にて)



ことじ灯籠。
「日の丸構図」で(笑)。
春の兼六園 ことじ灯籠



兼六園と言えば、これまで何度もお伝えしてきた「雪吊り」が有名です。
例年、11月から3月までの4ヵ月間にわたって、「唐崎松」をはじめ園内の多くの樹木に雪吊りが施されます。
雪吊りが登場すると「そろそろ冬支度かぁ」なんて思うのですが、逆に雪吊りがなくなると、今度は「とうとう冬が終わったかぁ」と強く思うものです。

こちらは雪吊りの施されていた頃。
兼六園のありし日の雪吊り
(2014年01月27日撮影)


そしてこの日訪れた時は、全ての雪吊りがなくなっていました。
雪吊りを脱いだ兼六園。
これで正真正銘、「冬の兼六園」は終わりました。
雪吊りが外された春の兼六園


先の三連休ではライトアップがあり、雪吊りもまだその雄姿を見せてくれていました。
どうやらここ数日ほどであっという間に取り外されたようです。
兼六園の雪吊りファンにとってはちょっと寂しいですが、これも季節の移ろいゆえ、しかたありませんね。
雪吊りが外された春の兼六園

雪吊りが外された春の兼六園



あらゆる冬装備が取り外された霞ヶ池の周り。
空を突き刺す雪吊りがなくなった分、全体的に高さを欠いてバランスが悪くなったような・・・。
いやいや、でもこれが「スタンダードな」兼六園です(笑)。
兼六園霞ヶ池 雪吊りを脱いで

兼六園霞ヶ池 雪吊りを脱いで

兼六園霞ヶ池 雪吊りを脱いで



さて、兼六園に本格的な春の訪れを告げる花をもう一つ。
現在梅が満開ですが、実は兼六園の片隅にひっそりと1本の桜が咲いているんです。
その名は「カラミザクラ」、漢字で書くと「唐実桜」。
カラミザクラ 兼六園の桜のトップバッター


この1本の桜、実は兼六園にある420本と言われる桜の中でトップバッターで花を開く品種なんです。
毎年この桜が咲くと、必ず新聞の一面に写真とともに記事が載るくらい、兼六園では極めて有名な桜なんですが・・・
場所は兼六園と金沢城の間の「お堀通り」の斜面で、ほとんど観光客の目につかないところ。
もてはやされてる割に、あまりにも地味すぎる(笑)。
金沢城石川門と満開のカラミザクラ


新聞社さんは、石川門を真正面に捉えたカラミザクラの写真を用意してきます。
でも、それは新聞社さんだからこそできることであり、通常そのアングルは一般人が撮ることはできません。
カラミザクラの周囲は立ち入り禁止なんでね。
石川門とカラミザクラのカラミは、これが限界!
金沢城石川門と満開のカラミザクラ


カラミザクラの撮影スポットはお堀通りの歩道です。
ここから首を上へ思い切り曲げて撮ることになります。
スマホや携帯などのカメラはズームが貧弱なので撮影は苦しい(過去にやりましたが、全然いいのが撮れんかった)けど、一眼レフならここまで撮ることができました!
兼六園のカラミザクラ


石川橋とカラミザクラ。
色はピンクではなくクリーム色なので、車で通り過ぎると「桜だ」と気づくかどうか・・・。
カラミザクラのバックには、ソメイヨシノが開花を控えています。
石川橋とカラミザクラ(兼六園)

ってなワケで、春本番の訪れを告げる兼六園でした。
次の週末にはおそらくいくらかのソメイヨシノが咲いているんじゃないでしょうか。
桜花爛漫の金沢城や兼六園も撮りたい!
その時は、この日みたいに素晴らしい青空に恵まれればいいなぁ。



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兼六園 金沢 石川門 雪吊り カラミザクラ ソメイヨシノ ぼんぼり

4 Comments

まっさ  

>かーず君さん


こんにちは♪
福井の足羽川の桜並木は有名ですね!
私も一度見に行きたいと思っているんですが、福井は近いようでちょっと遠くて、今までまだ見に行けていません。
今年は3/31に福井市で開花宣言があったので、足羽川もだんだん桜が咲いてきていると思いますよ~。

こちら北陸の見頃は今週末からなんですが、憎たらしいことに週末は雨、場合によっては朝晩雪も混じりそうなんです(^^;。
こうなったら、晴れた平日の早朝に金沢城に行くしかないなぁ(汗)。
東京はこの週末がお花見のピークでしょうね。
土日は晴れマークが出ているから、きっとたくさんの人で賑わうんだろうなぁ。

お立ち寄り、感謝♪

2014/04/02 (Wed) 17:18 | EDIT | REPLY |   

かーず君  

こんばんは。

東京はもう満開です。明日雨マークがありますが週末まで楽しめそうです。
次の週末、天気に恵まれますように!
兼六園のソメイヨシノが青空で撮れるといいですね(^.^)

福井の足羽川桜並木も凄かったですが、もう咲いたのかなぁ?

2014/04/01 (Tue) 20:37 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>土佐けんさん

こんにちは♪
本日、金沢でもソメイヨシノが開花しました!
ここ最近暖い日が続いたり、雨が降ったり、桜にとって好都合な天気だったのが開花を早めたようです。
今週末には見頃になりそうですが、いかんせん天気予報がダメダメだ・・・(涙)。

さてご質問の件ですが、三脚は常時車の中にありますが、普段の昼撮りではほとんど使わないかな。
三脚を使うのはほぼ夕景や夜景のときだけです。
三脚を使うことでシャッタースピードを自由に変えられるので、味のある写真が撮れたりもするのでしょうね~。
でも、持ち歩くの重いからイヤ(笑)。

あと、家族で旅行する時も三脚は使わないようにしています。
それは、撮影に気合いを入れ過ぎないよう「自制」するためだったりします(^^;。


上手な風景写真を撮る方ってどうしてるんだろう?
やっぱりいつも三脚使っているんでしょうか?
お立ち寄り&応援、感謝♪

2014/04/01 (Tue) 16:34 | EDIT | REPLY |   

土佐けん  

金沢もそろそろ桜の季節が来ますね^^
準備万端OKじゃないですか~~
雪吊りも良いですが、それが無くなった
春の兼六園もとても素敵です♪

いつも思うのですが、素晴らしい描写ですね~
構図も良いし、参考になります^^
ちなみに撮影は三脚を使っておられますか?

ポチッ全部!

2014/03/31 (Mon) 21:27 | EDIT | REPLY |   

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