冬晴れの兼六園 逆さ雪吊り ~池の水鏡に映る冬の風物詩~ 

 03, 2014 19:00
冬の兼六園と言えば、灰色の空の下で純白の雪に包まれた雪吊りを連想する方も多いでしょう。
確かにその通りなんですが、今シーズンはなかなかそれが適わないのです。

それどころか、ものすごく綺麗な青空が広がり、風も吹かない穏やかな日も多く・・・
そんな冬だからこその写真を撮りたくて、ちょっと時間を作って兼六園を撮ってきました。
兼六園の雪吊り 水鏡に映る

冬晴れの兼六園 青空と雪吊りと

真冬のこの時期に雪景色をお伝えできないのが残念ですが、冬晴れの兼六園もなかなか見応えがあります。
雪がなくても、青空なら見る価値はありますよ!


2014年01月27日 石川県金沢市 兼六園


北陸は、言わずと知れた「雪国」です。

・・・と胸を張って言えなくなってきたのは最近の話ではありません。
90年代から雪の少ない冬が増えてきているのですが、今シーズンは特に少雪傾向が際立っています。
金沢の今冬の最深積雪、今のところ5cmですからね。


雪の少ない冬は、雪吊りは本来の仕事をできません。
でも見せ場はあります。
冬晴れの空の下の雪吊りは、雪景色に勝るとも劣らない美しさで来園者を驚かせます。
冬の兼六園 青空と雪吊り

冬の兼六園 青空と雪吊り


太陽が西に傾いた時間でしたが、それでも日差しのなんと眩しいこと。
大雪の年の1月2月はこんな青空は滅多に見られません。
今シーズンは雪は少ないけれど、比較的穏やかな空が多くて写真は撮りやすい。
雪吊りと冬の日差し 兼六園にて


雪吊りの雄姿が、園内を流れる曲水に映し出されていました。
雪のない姿はとても真冬とは思えないのですが、唯一冬らしいと言えば、園内の木々ですかね。
紅葉の頃は色づいた葉をたっぷり茂らせていた木々が枝のみになっちゃって・・・。
曲水に映る雪吊り 冬の兼六園にて.jpg



おなじみの散歩コース、霞ヶ池周辺。
ここは雪吊りと池を撮るシャッタースポットです。
風がほとんどないもんだから、水面の揺らぎがとても少なく、鏡のように雪吊りを映していました。
水面より上の実像を逆さに映すこのシーンは「逆さ雪吊り」と言ってもいいでしょうね。
霞ヶ池と雪吊り 兼六園


そんな中、たまに鴨たちが池を行進。
水面を揺らしていきます。
池が極限まで静まるのを狙っていたカメラマンたちは、彼らに苦笑いです(^^)。
霞ヶ池の鴨 金沢市兼六園にて

鴨の行進で揺らぐ水面 冬の兼六園にて
(↑鴨の行進で揺らぐ水面)


そして、池の中を泳ぐ鯉もときどき「バシャ」っと暴れて池の均衡を破ります。
たまたま足元の鯉が突然大きく動き、その波紋が対岸の雪吊りにまで届きました。
風による模様とは違って、とても綺麗な同心円状の揺らぎです。
池の波紋 冬の兼六園にて



栄螺山(さざえやま)から少し見下ろす視点で。
少し遠くなりますが、ここからの雪吊りと「逆さ雪吊り」は絶品です。
水鏡に映る「逆さ雪吊り」 金沢市兼六園


こちらは栄螺山の麓の眺望スポット。
栄螺山だと枝が入ってしまうのですが、ここはとてもシンプルな雪吊りが楽しめます。
池の水鏡と雪吊りを撮るスポットとしては園内一美しいかも。
ただし、夜間ライトアップの時は立ち入り禁止になるのでお昼限定です。
夜間は栄螺山から眺めましょう。
兼六園の雪吊り 水鏡に映る


引いてみました。
水面に映る青空が濃い!
兼六園の雪吊り 水鏡に映る



下の2枚の写真、上はホンモノで下は180度回転させたもの。
さすがにPCやタブレットなど大きな画面なら違いが分かるけど、スマートフォンだとどちらがホンモノか簡単には区別できないハズ(^w^)。
兼六園の逆さ雪吊り

兼六園の逆さ雪吊り


冬の兼六園、雪がなくても雪吊りが目を楽しませてくれます。
雪景色がダメなら青空を狙うのもアリ。
今シーズンに限ってはこのような穏やかな日の方が雪景色よりも出会いやすく感じます。
普段なら逆なんですけどね…
この冬はかなり変!

春のような陽気のまま節分を迎えましたが、立春には久しぶりに強い寒波がやって来そうです。
もしかしたら今シーズン一番の寒気かもしれず、今ちょうどライトアップが行われている兼六園が再び雪化粧する可能性もありそうです。
雪景色を狙うのは、ライトアップもやっている今週末がベストかも!?
ただし真実は神のみぞ知る(^^;。



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Tag:兼六園 金沢 雪吊り 水鏡 少雪 冬晴れ

COMMENT 6

まっさ  2014, 02. 12 [Wed] 12:24

>つわぶきさん

こんにちは♪
2/5でしたら、雪も積もって美しいライトアップが楽しめたと思います。
今年は例年に比べて雪の積もる日が少ないので、いいタイミングだったと思いますよ~。

またこちらからも遊びに伺いたいと思います。
今後とも宜しくお願いします(^^)
お立ち寄り、感謝♪

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つわぶき  2014, 02. 10 [Mon] 22:19

2/5・午後、兼六園の雪吊りを観賞しました。園内ガイドつきのJTBのツワーです。
愛知からバスツワーで本当に感動しました。
降りしきる雪の中急ぎ足ではありましたが、写真も撮りました。
よろしかったら、ブログ名「つわぶきの庭」を検索下さい。
コメントも頂けますれば嬉しいです。

Edit | Reply | 

まっさ  2014, 02. 05 [Wed] 19:17

>aunt carrotさん

こんばんは♪
雪吊りは雪が降るからあるワケで、雪が積もってナンボのものなんですが、青空もいいものです。
ただ、やっぱり寒い時期じゃないとシックリ来ないんですよね。
真夏に雪吊りを見ても多分「?」だと思います(笑)

このデザインってきっと狙ったワケではなくて、この形が雪から松の木を守るためには一番いいものなのでしょう。
余計なものを削ぎ落とした結果の「機能美」ってやつなのかもしれません。
外国ではあまり見られないものだから、やっぱり日本独特の美と言えますね。

ダイヤモンド富士と鴨の話は笑えますが、兼六園なら待てばいいけどダイヤモンドは一瞬ですからね。
鴨にイタズラされたときのガッカリ感は計り知れません。
僕が同じ理由で泣くことがないことを祈るばかりです(笑)。

お立ち寄り、感謝♪

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まっさ  2014, 02. 05 [Wed] 16:36

>masaさん

こんにちは♪
次に兼六園に行くなら積雪のあるときだな、と思っていたのですが、以前のmasaさんの記事を見て、「青空も意外にいいかもしれない」と思ってました。
たまたま時間が空いたときに素晴らしい天気だったこともあり、私も撮りに行ってきた次第です。

地元民と言えども、最高の青空の下での雪吊りのある兼六園って、そう簡単には出会えないものでして(まず、週末と青空がなかなか重ならない)、今回はラッキーだったなって思いました。

さて、昨日・今日の立春寒波で金沢は15cmほどの積雪となっているようです。
気象台でこの数字ですから、兼六園は20cmはあるかも。
週末は天気があまりよろしくないみたいですが、雪は残ると思います。
今週末までならライトアップと合わせて雪景色が楽しめるので、この冬一番訪れる価値があろうかと思います。
ご都合いかがですか!?(笑)

お立ち寄り、感謝♪

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aunt carrot  2014, 02. 04 [Tue] 20:31

「兼六園」の雪吊りといえば雪なのだと思っていた私、
青空がこんなに似合うのだったとは!!
逆さ雪吊り、綺麗ですねぇ~♪
鴨と鯉に水面を揺らして意地悪してくれますね。
ダイヤモンド富士に逆さ富士を添えようと思ったのに鴨に
意地悪されたと泣いてる人を時々あちこちのblogでみかけますが、まさにそんな感じですね。
それにしても雪吊り、美しい形です。
日本人は美的センスに優れていますよね。

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masa  2014, 02. 04 [Tue] 12:23

こんにちは。
さすがに地元の人は、撮るポイントを知っておられますね。
確かに雪のない「兼六園」の雪吊りも絶景かと思います。
私は駆け足で廻ったような撮り方しかできませんでしたが、じっくり時間を掛けて次回は撮りたいと思います。
180°回転の写真もおもしろいですね。
綺麗な水と鏡のような水面だから出来る画ですね。

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