05 2013

そぶえイチョウ黄葉まつり(2013・後編) ~祐専寺・イチョウの乳・名鉄電車~

2013年12月01日 愛知県稲沢市 祖父江地区


愛知県稲沢市祖父江の「そぶえイチョウ黄葉まつり」の後編です(^^)。
前編では祖父江のイチョウの黄葉風景をざっくばらんにお伝えしましたが、今回はいくつかの有名なシャッタースポットに絞ってご紹介。
とりあえず時間がない場合は、ここに挙げたスポットを巡るだけでもお腹いっぱいになると思いますよ。

銀杏寺祐専寺 稲沢市祖父江

祖父江の「乳イチョウ」

黄色いイチョウと名鉄電車


銀杏寺 祐専寺


そぶえイチョウ黄葉まつりのメイン会場の脇にあるお寺。
「イチョウ寺」の異名をもつ「祐専寺」(ゆうせんじ)というお寺です。
山崎駅から人の流れに乗って歩けば、ひときわ目立つイチョウの木が目に入るのですぐに分かりました。
祖父江の銀杏寺 祐専寺


このお寺に植えられているイチョウの巨木(下の写真の右手の木)は「祐専寺イチョウ」の原木で、樹高20m、樹齢はなんと約300年!
稲沢市の天然記念物に指定されています。
山崎地区に植えられているイチョウの多くが、この木から接木したそうですよ。
「祖父江ギンナン」の親分的存在、また祖父江のイチョウを象徴すると言える樹木です。
「祐専寺イチョウ」の原木黄葉


この「祐専寺イチョウ」がいい感じに枝垂れていて、お寺をいい感じに彩っていました。
お参りする人が後を絶たず、「愛されているお寺なんだなぁ」と実感しました。
人が多くて写真を撮るのに一苦労でした(^^;
祐専寺の黄葉 稲沢市祖父江

祐専寺の黄葉 稲沢市祖父江


お寺には欠かせない鐘楼も、黄金色に彩られ・・・。
祐専寺の黄葉と鐘楼


真っ赤なモミジとの共演も見られました。
黄葉と紅葉です。
祐専寺の黄葉と紅葉



イチョウトンネル・イチョウの乳


ここは祖父江有数のシャッタースポットかもしれません。
集落を歩いていると、イチョウの葉で空が埋め尽くされているところがありました。
ここは「イチョウトンネル」と呼ばれている場所です。
枝振りの立派なイチョウが幾本かあって、葉の多さゆえに日光がほとんど届かず、昼間でも薄暗い。
まさに黄色いトンネルをくぐっているようです。

三脚があればもうちょいイイ写真が撮れたかもしれませんが…
雰囲気だけでも伝わってくれればいいなぁと思います。
祖父江 イチョウトンネル

いろいろ露出やら感度やらを変えて撮ってみましたが、難しかった(^^;。
祖父江 イチョウトンネル


このイチョウトンネルを構成する樹木のひとつが「イチョウの乳」として紹介されている巨木です。
イチョウの乳って何ぞや!?

イチョウの「父」ならば分からなくもないが…(笑)。

よく分からんが、とにかく綺麗な光景だし人もいっぱいだし、つられて撮ってしまおう!
祖父江の乳イチョウ黄葉

祖父江の乳イチョウ黄葉


後で調べてみると、「乳根」(ちちね)というモノが見られる巨木のようです。
乳根とは、樹齢100年とか200年を超える立派な木にしか見られない構造で、木の枝や幹から根が垂れ下がったようになっている部分のことを言うそうです。

そんな貴重なモノだったのか・・・!!
そうとは知らず、ひたすらに黄色い様子だけを撮り続けていたワケです。
もったいない・・・。
しっかりと予習してから写真を撮りにいくべきでした(T_T)。

後で見返してみたら何枚かに偶然その「乳根」が写っていました(^^)。
太い木の幹に白っぽく見えるのが多分それです。
乳根のあるイチョウ 祖父江

乳根のあるイチョウ 祖父江



イチョウの落葉シーズンが始まり、たまにヒラヒラと葉っぱが落ちてきます。
それらの葉が屋根を黄色に染めています。
そう言えばこちらの建物は、立派な門から「お寺かな?」と最初は思ったのですが、どうやらごく普通の民家らしい。
乳根付きの立派な木をこうして観光客に善意で公開されているとのこと。
おかげで乳根とは何ぞかを知ることができたし、何より鮮やかなイエローワールドをこうして堪能することができました。
祖父江のイチョウ黄葉 屋根に落ちて

祖父江のイチョウ黄葉 屋根に落ちて




名古屋鉄道尾西線沿線


祖父江のギンナンの里は名鉄山崎駅周辺に広がっています。
要するに、赤い名鉄の電車と黄色いイチョウの組み合わせも撮れます。
散策の途中でも結構気軽に撮れるので、いわゆる「撮り鉄」さんじゃない人でもパシャパシャと写真を撮ってました。

山崎駅から線路に沿った道をしばらく歩けば、イチョウ並木とコラボするシャッタースポットに到着!
山崎駅周辺 名鉄電車とイチョウのシャッタースポット


比較的長閑な場所を通る路線ですが、思ったよりも頻繁に電車が走ってる。
特別なコダワリがないのなら、チャンスは多く訪れます。
・・・とは言え、実際は時間が限られていたのでテキトーに撮ってしまって、できあがりを見てみたら見事にブレてるし(汗)。
次に訪れる機会があったら、もうちょっとジックリ構えてみようかな。
黄色いイチョウと名鉄電車 祖父江にて

黄色いイチョウと名鉄電車 祖父江にて

黄色いイチョウと名鉄電車 祖父江にて


こちらは山崎駅の裏あたり。
イチョウの枝の間から名鉄電車が見られます。
黄色いイチョウと名鉄電車 祖父江・山崎駅にて

黄色いイチョウと名鉄電車 祖父江・山崎駅にて


時刻はまだ15時前だったのですが、陽が傾くとともに少しずつ雲が増えてきたのもあって、急に薄暗さを感じるようになりました。
イチョウの明るい黄葉のシーンを見ているとあまり意識しなかったのですが、そう言えば今はもう12月だっけか。
冬至まではあと3週間を残していますが、「太陽が最も早く沈む時期」は実は冬至ではなくて12月上~中旬の2週間くらい。
ちょうど今頃なんですよね。
もっと楽しめたらいいのに・・・と思いながら、そろそろ日没コールドと判断して、祖父江を後にしました。
晩秋の祖父江 陽は傾いて


あ、いけね。
16時にナガスパに迎えに行くんだっけか!
超ヤベェー!!




ってなわけで、祖父江のイチョウ黄葉の様子を2回にわけてお伝えしました。
今年最後の紅葉・黄葉の遠征になりましたが、天気は概ね良くて黄葉のほぼ最高の時期に巡り合うことができ、満足しています。

子供の頃からギンナンはどちらかと言うと「嫌い」な食べ物の一つ。
でも、大人になって味覚が変わってくるとともに克服したという人がかなりいるっぽい。
炒ったギンナンに塩を振りかけると最高の肴になるとかならないとか。
僕も一丁前に酒を嗜む歳になったので、ここは一つ、ギンナンの「パンドラの箱」を開けてみようかな。
そんな気分にさせた、晩秋の祖父江探訪でした。

もちろん、「祖父江ぎんなん」を食べてみたいです(^^)。



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11 Comments

まっさ  

>心の月さん

こんばんは♪
祖父江のイチョウ、見るもOKですが、きっと食べるもOKだと思いますよ。
何でも、ここでとれたギンナンは都会の高級料亭も御用達だって話です。
レトルトのギンナンとは味も食感も全然違うんじゃないでしょうか。
そう思いたいです(^^)

この日からすでに1週間が経ちました。
ギンナンの里もそろそろ葉が落ちて冬の姿になりつつあると思います。
黄色ももちろんいいのですが、機会があったら緑も是非見てみたい。
綺麗だと思いますよ~。

ここに来たら、香りを経験しておくのも大切だと思います。
どこへ行ってもあの匂いが漂う町なんて、日本広しといえどもここくらいしかないですからね。

お立ち寄り、感謝♪

2013/12/08 (Sun) 23:35 | EDIT | REPLY |   

写心愛好家 心の月  

すばらしい光景ですね!
黄金色!
しかも、独特の「かほり」付き(笑)

ぎんなんは苦手なので、茶碗蒸しに入っていても
出しちゃいますね。食べないです^^;
レトルトの茶碗蒸しのぎんなんだから美味しくないのかな・・・。
ここ祖父江のぎんなんなら美味しいのかな・・・。
など、色んな思考が脳を駆け巡りました(笑)


屋根瓦に積もった銀杏の葉もいい味出してますね。
モミジの赤もいいけど、銀杏の黄色も綺麗だな~。
もし、ここを訪れる事があったら、口呼吸で撮影しようっと(笑)

2013/12/07 (Sat) 18:19 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>そば湯さん

こんにちは♪
事前にそば湯さんにチラっと聞いておいて本当に良かったです。
あのお答えがなければスルーしてました。

祖父江という名前はお聞きしていましたが、今まで行く機会がなく、
「祖父江かぁ、よく分からんが、何だか面白そうだなぁ」と思い、訪ねてみたワケです。
町全体が黄金色に染まる、とても貴重な光景を知ることが出来ました(^^)。

祖父江が染まる11月下旬あたりって、ちょうど京都の紅葉もピークなんですよね。
なので、どうしてもそちら方面で旅程を組んでしまいます。
東海の紅葉・黄葉の名所って実は手薄でして、近々まだ見ぬ寂光院なんかを中心に散策してみたいものです(o^-^o)

ギンナンは私も試してみようかと。
あの香りに包まれていると、なぜか挑戦してみたくなりました。
危険な中毒成分でも入っているのかな(笑)。

お立ち寄り、感謝♪

2013/12/06 (Fri) 12:57 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>すばるαさん

こんにちは♪、すぼるβさん(笑)

ナガスパは30分の遅刻・・・ですが、おっしゃる通りア〇パ〇マンが時間潰しに徹してくれたみたいです。
あと、デカいアウトレットもありますので、いくら時間があっても足りないとかなんとか(^^)。
双子ですか?
この日は特別で実家に預けてましたよ~。
さすがにナガスパを連れ回すにはまだ早いです。


やはりポスターに感激されましたね!?
あれを見るとちょっと無理してでも行きたくなりますよね~。
でも残念ながらああいう高い視点から見下ろすことは常人には不可能な業。
見ることができない景色をポスターに使うなんて、ちょっと反則だな~なんて思ったりして(^w^)。
まぁ下から眺める分にも十分楽しめましたけどね。


後から調べてみると、街路樹のイチョウは剪定されているってのもありますが、あの芳醇なにほひを嫌って雄株を使うことが多いそうです。
雄株は雌株に比べてスラっとした見た目になるとかならないとか言われてて、結果的に街路樹は見た目も綺麗なものが多いそうですよ。
祖父江のイチョウはギンナン収穫が目的ですから、当然雌株が圧倒的に多くて容姿もモサっとしたものがほとんど。
さらに、収穫のしやすさを考慮して、より低くより幅広く成長するように品種改良がされているそうです。


後から調べたんですけどね。
そういった「マメ知識」を先に得た上で散策すると、もっと楽しめたかもなぁ。
「ギンナン」なだけに。
エ!?( ̄∇ ̄;)。


これだけイチョウの木がある町は日本でもここだけだと思います。
機会があれば是非!
お立ち寄り、感謝♪

2013/12/06 (Fri) 12:14 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>ライカM2さん

そーぶえば・・・?
そぶ!(寒!)

あれ・・・イチョウの黄葉は「カエデよりも遅い」というイメージだったんですが・・・
実際はライカさんのおっしゃる通り、イチョウのほうが10日ほど早いようです(金沢)。
楓は様々な場所で(標高の高い山などでも)徐々に色づいていくのを目にしますが、イチョウは普段はあまり視界に入らず(木が少ないってのもあるんですが)、気がついたら真っ黄色になってたってことが多いかも。
そのせいで「遅い」というイメージがあるのかもしれません(^^;。

イチョウと言えば、鶴岡八幡宮ですね~。
残念ながら大銀杏は倒れてしまいましたが、元来イチョウはとても生命力が強い植物だそうで、きっと復活していつの日か立派な姿になると思います。

祖父江も一度訪ねてみてはいかがでしょうか?
ピークでも比較的ノンビリしてて、雰囲気良かったですよ。
駅周辺にスポットが広がっているので、アクセスは極めて良好です(^^)v
今回は果たせませんでしたが、犬山方面の紅葉、それに夜のなばなの里イルミネーションなどと組み合わせて巡るとお腹いっぱいになりそうです。

お立ち寄り、感謝♪

2013/12/06 (Fri) 10:46 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>妖怪雨降らしさん

やっぱりウマいんすね??

小さな頃、父親がビールのつまみに食べているのをよく見ていたのですが、決して欲しがることはありませんでした(^^;
多分、フライパンで炒った時に出てくる独特の香りが嫌いだったんだと思います。

茶碗蒸しによく出てきますが、そもそも昔は茶碗蒸しも苦手でいつも周りの人にあげてましたし(笑)。

でも、今ならギンナンを食べられそうな気がしています。
「一杯で済まない」ほどウマい肴を、食べすぎるなというのは酷ですが・・・
口に合えば、鼻血なんて気にせずに食べるつもりです、ティッシュ持参で(^w^)

お立ち寄り、感謝♪

2013/12/06 (Fri) 10:00 | EDIT | REPLY |   

そば湯  

よくぞお越しくださいました(^-^)
昨年は私も行きましたが今年は行けずじまい・・・。
その日私も「行こうかな~」と迷っていましたが、まっささんが本当に来ているとは思わず家でゆっくり過ごしてしまいました。
祖父江は私の家からも1時間以上はかかるので。
でも行けばよかったなー(>_<)

本当におっしゃるとおり造られた観光地でないのが魅力的ですよね。
観光客に全く媚びてない。
写真を撮るには不都合も多いけれど、かえって気負わず散策を楽しめたりしますよね。

ところで私もギンナンは茶碗蒸しでしか食べたことがないんですが、地元の人はみんな塩で炒って食べるそうですね。
試してみようかな(^^♪


2013/12/06 (Fri) 00:56 | EDIT | REPLY |   

すばるα  

あらま(+_+)

自分の名前を間違えちゃったm(__)m

すぼるって誰だ(^_^.)

2013/12/05 (Thu) 23:48 | EDIT | REPLY |   

すぼるα  

果たしてナガスパは間に合ったのだろうか?
それとも○ン○ンマンに夢中で時間を気にしてなかった!(^^)!

それに疑問がもう一つ。双子はどうした?
まさかナガスパまで一緒なんてことは・・・無いよなぁ(+_+)


それにしても・・・
祖父江は凄い!!!!!!!
まずは空撮のポスターで度胆を抜かれました。
銀杏の木が一万本????? 樹齢100年以上!!!!!!!!

日本にそんな場所があるんだ?!?!
日本一のギンナンの産地・・・・・・なるほどそれでか。

ここらの街路樹の銀杏と違ってギンナン用となると幹の下の方から枝を伸ばしたどっしりした木なんですね。
これは一度は観たい。

そこは駅からも近そうだし私でも行けるかな。
ただギンナンは好きなのですが、あの芳醇な「にほひ」はねぇ(・.・;)
やっぱり鼻づまりの時がチャンスか(^_^.)

2013/12/05 (Thu) 23:22 | EDIT | REPLY |   

ライカ Μ2  

イエローワールド!


祖父江の銀杏は、そーぶえばどうなった?
( ̄∇ ̄;)

話は聞くのですが、その地も未だに訪れていません。

銀杏って、楓よりも情報が少ないような?

それと私のイメージでは楓よりも銀杏の方が色づきが早いように思っているのですが、其処は楓と同じくらいなんでしょうかね?

それにしても、その規模のイエローワールド。見事ですねぇ~♪

鼻づまりの日に行ってみたいな(笑)

…今度、鶴岡八幡宮の参道で売ってるギンナン買って食べてみようかな~

2013/12/05 (Thu) 21:58 | EDIT | REPLY |   

妖怪雨降らし  

フライパンで炒った銀杏に、塩を一振り。





溜まりませんな~~~~

これで一杯ってやったら、一杯ですまない。
でも、食べすぎには注意。
鼻血がでます(--;

2013/12/05 (Thu) 17:52 | EDIT | REPLY |   

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