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22 2013

那谷寺の紅葉(2013) ~松尾芭蕉「おくのほそ道の風景地」の紅葉風景~

石川県の紅葉名所として名高い那谷寺
「ナタニデラ」ではないですよ、「ナタデラ」です(^^)。

紅葉前線が山の麓に下りてくる時期、真っ先に見頃を迎える名所がこのお寺です。
今年は昨年よりも1週間ほど後の11月16日、17日の2日に分けて観賞してきました。
ほんの少しだけピークを過ぎた感がありましたが、No Problemでした。

那谷寺の紅葉 本殿

那谷寺の紅葉 奇岩遊仙境より庭園を見下ろす

那谷寺の紅葉 庭園のモミジ

これまで何度も秋の那谷寺を訪ねましたが、今年は特に人が多かった。
よく晴れた週末の午後ってのもありますけどね~。
お寺にはそれなりに大きな駐車場が備わっていますが、満車のため駐車場渋滞の車がズラっと連なっていました。
紅葉ピークの週末は、少なくとも30~40分は渋滞でロスする覚悟が必要です。
秋の那谷寺の人気の高さを窺えます。


2013年11月16日・17日 石川県小松市 那谷寺


かの有名な松尾芭蕉がここ那谷寺に残した句があります。

「石山の石より白し秋の風」

先日、松尾芭蕉ゆかりの地10県13箇所が国の名勝「おくのほそ道の風景地」に指定されることが決まりました。
石川県からはここ那谷寺の境内が指定されます。
そのうち「芭蕉ゆかりの地を訪ねて」みたいな名勝めぐりツアーなんかに組み込まれるんでしょうね~。

句からも分かる通り、芭蕉は秋にこの那谷寺を訪れています。
句の意味は、

(滋賀にある)石山寺の石よりも(那谷寺の石は)白いが、ここに吹く秋の風はさらに白い。

だそうです。
石山寺も白い岩や石が有名ですが、それにも勝るような光景にさぞや驚かれたことと思います。
そこに吹き渡る北陸の風の白さ(清らかさ、寂しさ、など様々な解釈があります)を、格別の思いで感じていたのでしょうね。

昔の人は、春には青、夏には赤(朱)、秋には白、冬には黒(玄)をそれぞれ当てはめたそうです。
これは「青春」「朱夏」「白秋」「玄冬」という年代を表す言葉にもつながっているそうです。
ちなみに「青春」とは30代前半までを指しているって話です。
・・・ってことは・・・
ヤバ・・・青春が終わっちまったよ(大泣)


それにしても、木々の紅葉が美しい境内において、「白」を感じるのはたとえ那谷寺でも難しい。
現代人の感性なら、やっぱり秋は「赤」だよね。
ってなわけで、芭蕉が「白」と詠んだ秋の那谷寺の、紅葉風景をお伝えします(^^)。



まずは境内の入り口、「山門」です。
那谷寺 山門


この山門から真っ直ぐ伸びる薄暗い参道を進むと庭園に出て、華やかな紅葉の風景が突如眼前に広がります。
芭蕉が目にした白い石(実際は巨岩)とともに。
那谷寺の白い石は「奇岩遊仙境」と名付けられています。
かつての海底火山の噴火の痕・・・などと言われています。
那谷寺 参道の紅葉

那谷寺 奇岩遊仙境の看板

那谷寺 奇岩遊仙境




参道の様子。
両側のモミジたちが赤や黄色に染まり、なかなか見ごたえのある紅葉風景になっていました。
次から次へと人の波が押し寄せます。
庭園のメインストリートなだけあって、流れが絶えることはほぼありません。
人がなるべく写らないタイミングを見計らっていると、おそらく日が暮れてしまいます(笑)。
那谷寺の紅葉 参道の様子

那谷寺の紅葉 参道の様子


娘よ、いつの間に「ピース」を覚えたのだ。
少なくとも、父はそれを強要した覚えはない。
「撮られ方」も次第に身につけてきたもんです。
那谷寺でピース



こちらはご本堂。「大悲閣」と名付けられています。
1597年建立。国の重要文化財に指定された那谷寺の建造物のシンボル的存在。
このお寺の紅葉を撮る上で、決して外せないシャッタースポットかもしれません。
参道から眺めれば、秋色に染まったモミジやドウダンツツジが鮮やかに彩ってくれます。
那谷寺 本殿と紅葉

大悲閣の真下より。
舞台のようになっていて、そこから庭園を見下ろす構図で写真を撮られる方が多いです。
那谷寺の本殿 色づくモミジと

那谷寺の本殿 色づくモミジと

秋の那谷寺の本殿




「庭園を見下ろす」と言えば、大撮影スポットが2箇所。
本殿横の鳥居をくぐって岩場を登ってゆけば・・・
那谷寺本殿横の鳥居


「奇岩遊仙境」。
その岩場からの眺めが最高です。
ここは柵や滑り止めの類は何一つなく、油断するとズルっと滑ってしまう危険地帯。
「もしものこと」があったら大変ですので、特に小さなお子様連れの方は細心の注意が必要です。
この度、2歳の娘が奇岩遊仙境デビューを果たしましたが、親はもう気が気じゃなかった(^^;。
片手で娘を制止しつつ、片手でシャッターを切る・・・。
那谷寺の紅葉 奇岩遊仙境より庭園を見下ろす

那谷寺の紅葉 奇岩遊仙境より展望台方面



「奇岩遊仙境」の向かい側にある展望台からもとても綺麗な眺めです。
真下の真っ赤に色づいた木々はまるでモミジの海のよう。
ここはちゃんとした階段や手すりがあるので危なくはありません(^^)。
那谷寺の紅葉 展望台より庭園を見下ろす



境内はいたるところでモミジが紅葉しています。
巨岩や崖の狭間にある庭園なので、場所によって日当たりが良かったり悪かったり。
昼間でも薄暗い日陰では、まだこれから染まろうとしている葉っぱも見かけました。
那谷寺庭園の色づくモミジ

那谷寺庭園の色づくモミジ


紅葉をバックにした境内の仏像や狛犬たち。
那谷寺の仏像と紅葉

那谷寺の仏像と紅葉

那谷寺の狛犬と紅葉



冒頭の松尾芭蕉による「石山の・・・」の句ですが、その聖地がココです。
ひっそりとした場所ですが、このように句碑に刻まれて後世に伝えられています。
句碑のまわりはシットリとした落ち葉や枯れ葉で埋め尽くされていました。
松尾芭蕉の句碑 那谷寺

松尾芭蕉の句碑 那谷寺


これからは散り紅葉が楽しめそうです。
芭蕉の詠んだ「白い秋」がそろそろ終焉を迎え、間もなく「玄い冬」がやって来ます。
那谷寺の散り紅葉




ってなワケで、今年も那谷寺の紅葉をお伝えいたしました。

今回、なぜ2日に分けたのか。
なぜなら、1日目に訪れた時間がちょっと遅くて、庭園が日陰になってしまって満足できなかったからです(^^;。
那谷寺の紅葉を見るなら、遅くとも14時までには境内に入った方がいいでしょう。
陽が当たってこその鮮やかな紅葉ですからね。
紅葉を楽しむ親子 那谷寺にて

那谷寺の真っ赤なモミジ



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