小松基地航空祭(2013)後編 ~ブルーインパルスのアクロバット飛行~

 08, 2013 01:42
10月最初の土曜日に行われた空の祭典、小松基地航空祭。
8時から15時まで空と地上でいろんな見所が満載で、お土産屋やたこ焼き屋で並んでいる暇なんてありません(*_*)。

そんなお祭りの大トリと言えば、もはや説明不要のブルーインパルス
小松基地航空祭の後編は、ブルーインパルスのアクロバット飛行を中心にお伝えします。
ブルーインパルスによる編隊飛行 小松基地航空祭2013

ブルーインパルス 小松基地航空祭2013

20131005133656(3).jpg


F-15もいいんですが、やっぱりブルーインパルスは華やかさがあってイイですよね!
青空ならもっとよかったんだけど・・・(^^;

前編はこちらから


2013年10月05日 石川県小松市 航空自衛隊小松基地


ブルーインパルスの人気の高さは、会場の雰囲気からも分かりました。
それまでいろんな場所に散らばっていた来場者が、12時を過ぎた頃からこぞってエプロンに集結
(ブルーインパルスの曲技飛行は13時10分開始でした)。
すんげぇ人だかりに。
多くの方がブルーインパルスをお目当てにしてるようです。
パイロットたちがT-4に乗り込む頃には前が見えない事態に陥りました。
T-4に乗り込んだパイロット 小松基地航空祭2013


「ちょっと撮影が厳しいかも…」。
椅子に立つ人、小さなお子さんを肩車する人、妙に背の高い人・・・
僕の身長では太刀打ちできんではないか(涙)。

どんなに上に手を伸ばしてもムリ!
そして無情にも、1番機から順に滑走路へ向けて動き始めました。
滑走路へ向かうブルーインパルス 小松基地にて



そこで!
僕は決心した!
メインの観客席を棄てて、観光バスの専用駐車場にダッシュだ!(*_*)
エプロンから10分ほど走っているうちに、次々とブルーインパルスは離陸していきました。
振り返れば、もう大空を飛んでいる!!
うぉぉ、急げ~!
離陸直後のブルーインパルス 小松基地航空祭2013

離陸直後なので、まだギア(車輪)は格納されていません。
離陸直後のブルーインパルス 小松基地航空祭2013


・・・ってなワケで、一番最初の10分ほどはロスしてしまいましたが、落ち着ける場所を見つけたのでそこに腰を下ろすことに。
ちなみに観光バス駐車場なので、振り向けば背の高い大型バスがズラリ・・・。
決していい場所ではないのですが、でもエプロンの方角は何の障害物もないのでOKでしょ!
航空祭で写真を撮るなら、「場所決め」が肝心ですね、勉強になりました。
ちなみに、この場所は会場のアナウンスが全く聞こえないので、どこから編隊がやって来るのか分からないという、とてもスリルに満ちた撮影になりました。



白いスモークを吐きながら空を自在に飛ぶ機体。
上へ下へ左へ右へ、何度も何度も基地上空に来たりあるいは基地から遠ざかったりを繰り返します。
つい先ほどまで目の前に展示されていたブルーインパルスのT-4が、今は大空を縦横無尽に飛びまくってる。
地上にいた時とは違い、何だか遠い存在になってしまったんだなぁと、変に感傷的になっちゃいました。
ブルーインパルス編隊飛行 2013年小松基地航空祭にて

ブルーインパルス編隊飛行 2013年小松基地航空祭にて

ブルーインパルス編隊飛行 2013年小松基地航空祭にて


6機が勢ぞろいしたシーンを真横から。
やはり1番機が先頭に立ち、他の5機を引っ張るんですね~。
ブルーインパルス編隊飛行 2013年小松基地航空祭にて


ところで…ブルーインパルスっていつからスモークが白一色になったんでしょう?
僕が覚えているのは、赤や青や緑など、いろんな色の煙を出していた時代のものです。
あのカラフルさがとても好きだったんだけどなぁ・・・。
白い煙の場合、この日みたいに曇天だと完全に空に溶け込んでしまいます。
今のチビっ子たちは、カラースモークを見ることはないのでしょうか。
う~ん、復活してほしいです。
白煙を吐くブルーインパルス

白煙を吐くブルーインパルス



それにしても、どうしてこんなに綺麗な等間隔を維持しつつまっすぐなラインや美しい曲線を描くことができるんでしょう。
パイロットたちは命を賭け、体重の何倍にも相当するGを常に受けながら、大きなプレッシャーの中で操縦していると思うんです。
でも、そんなことを一切観衆に気づかせないくらいの安定感で、美しさを魅せてくれました。
これぞ、「プロ」ってやつですね。
惚れてしまいます。
ブルーインパルスの展示飛行 2013年小松基地航空祭にて

ブルーインパルスの展示飛行 2013年小松基地航空祭にて

ブルーインパルスの展示飛行 2013年小松基地航空祭にて

ブルーインパルスの展示飛行 2013年小松基地航空祭にて


ブルーインパルスの曲技飛行でおそらく1・2を争う人気のお題目、「ハートと矢」です。
これがね・・・曇天のおかげでスモークが映えないのなんの(笑)。
フックラとしたハートと、それを射抜いている最中の機体、分かっていただけるでしょうか?
ブルーインパルスの展示飛行「ハートを射る矢」 2013年小松基地航空祭にて

次々と大技を披露したブルーインパルスの曲技飛行。
およそ50分間でしたが、あっと言う間に終わってしまった印象でした。



F-15やT-2、T-4の飛行の他、小松基地ならではの見所があります。
飛び交う戦闘機の合間には、民間機の離着陸も間近で楽しめるんですよね。
より身近な飛行機とあって、子供受けは旅客機のほうがイイかもしれません。
これは民間飛行場と自衛隊基地の共用空港だからこそでしょう。
民間機の離着陸の都度、場内アナウンスが流れます。
「左手をご覧ください。福岡からのANA〇〇〇便が間もなく着陸します。この飛行機は〇〇の上空を通過し、〇〇から日本海に出て・・・」といった感じ。
飛行ルートや窓から見える景色などにも触れているので、乗ったことのない路線ならば一度乗ってみたいなという気分にさせてくれます。
航空祭に合わせて、特別塗装機も飛来するそうですよ。
戦闘機の合間に旅客機 小松基地航空祭

AIR DOの旅客機って、滅多に見ないぞ(笑)。
戦闘機の合間に旅客機 小松基地航空祭



また、カッコいい戦闘機や旅客機だけでなく、ヘリによる人命救助も再現してくれます。
今の自衛隊のメインとなる仕事は、戦闘機を用いたものではなく、どちらかというと災害現場でのこうした地道な活躍だと思います。
戦闘機が飛んでいる姿はたまに見かけますが、ヘリに人が吸い込まれていくシーンはそれこそこの航空祭でしか目にすることがないものです。
ヘリコプターによる人命救助デモ 航空自衛隊小松基地

ヘリコプターによる人命救助デモ 航空自衛隊小松基地



そんなワケで、航空自衛隊の小松基地で行われた航空祭ですが、拙い写真で少しでもその雰囲気を味わっていただけたなら幸いです。
知っているようで実はあまりよく知らない航空自衛隊のことを、ほんの少しだけ知ることができました。
航空祭は、様々な航空機を通して、その活動や意義を改めて知ることのできる貴重な機会です。
ブルーインパルスは、観る人々に夢や希望・活力を与えてくれます。
そして何より、戦闘機を見て「うわぁ、カッコいい!」と笑っていられるほど平和な暮らしができていることに気づかせてくれます。
航空祭って、たんなる空のお祭り騒ぎではないんですよね。
いろんなメッセージが込められていて、それをどう捉えるかはその人次第ってことかな。


今年得た教訓を次回に生かそう・・・と思っても、なかなか簡単に行けるものでもないので、次はいつになるかは全く未定。
でも一つ言えるのは、結構航空祭が好きになった!ってこと。
またいつか観に行きたいです。



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Tag:ブルーインパルス 小松基地 航空祭 パイロット 曲技飛行 アクロバット

COMMENT 8

まっさ  2013, 10. 10 [Thu] 00:14

>えっせいよさん

こんばんは♪
改めて、はじめまして(^^)
お越しいただけて、とてもうれしいです。

どうしたら撮れるか・・・
う~ん、どうやって撮ってたか覚えていません(笑)。
それくらい格闘していたし、それに楽しくてあっという間にショーが終わってしまいました。

飛行機の操縦って、特に失敗が許されませんよね。
だから日頃の訓練も、私たちの想像を超える厳しいものの連続だと私も思うんです。
航空祭では本当にたくさんの人の視線やレンズを浴びているワケですが、一番気持ちが高ぶっているのはパイロットの方々でしょうね。

ら、ら、来年ですか?
私はお約束はできないんだけど・・・でもいつか必ず、もっといい写真を撮ってやるって思いは強いです。
それに、是非とも文句なしの青空の下で見てみたいですからね~。

お立ち寄り、感謝♪

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まっさ  2013, 10. 09 [Wed] 23:57

>妖怪雨降らしさん

こんばんは♪
やっぱり1日1カットでもOKですか。
でも、それだと僕のブログの記事にはなれないんですよね~。
だから一生懸命撮りました。

「飛び物」って、気がついたら何百枚って撮っていますね。
さすがに1日4桁はまだ経験がありませんが、この日は人生史上最も枚数を撮った日だったかもしれません。
今はデジタル時代だから、メモリが許す限り気軽に撮り続けられますが、昔のフィルム時代ってものすごいプレッシャーの中で1枚1枚丁寧に撮っていたんだろうと思います。
デジタルの時代にカメラと出会えて良かったよ(笑)。

飛行機は想像以上に難しかったです。
生きた鳥に挑戦するには、まだまだ腕を磨かんといかんです(^^;

お立ち寄り、感謝♪

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まっさ  2013, 10. 09 [Wed] 23:47

>心の月さん

こんばんは♪
そちらも、昔昔に航空祭に行ったクチですか!?
私も同じです(^^)

「全く興味がなかった」ってワケではないけれど、とにかく人が多くて、お腹に響くほどの大音量で、「すごい祭りだな」って感じたのを覚えています。

ブルーインパルスの力ってすごいよね。
航空界の「ヒーロー」って感じ。
それに煙で絵まで描いてくれて、サービスも忘れない。
昔はあれがカラフルだったから、今よりももっと鮮烈な印象を受けたハズです。

しかしまぁ、「自衛隊に入っていいかも!」ってのは、さすがミーハーな女の子って感じ(笑)。
ふと思ったんですが、女性の戦闘機パイロットってあまり聞かないですよね?
今は男女問わず宇宙へ行ってる時代です。
戦闘機を操る女性がいてもおかしくないと思うんだけどなぁ。

でも、そんな女性に自分を操られたくはない(爆)。

お立ち寄り、感謝♪

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えっせいよ  2013, 10. 09 [Wed] 19:13

すごい!
どうしたらこんな風に撮れるのかしら。
素晴らしいお写真ばかりです。
ゾクゾクしました。

来年は絶対に行きましょう!

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妖怪雨降らし  2013, 10. 09 [Wed] 18:44

おぉ~~~、飛び物もばっちりじゃないですか!
70-300mmで全然OKですよ。

私の場合は1日に1カット、きっちりした写真が撮れればいいほうです。
時には500カット、時には1000カット撮影しても、納得のいく1枚がない日も・・・・
だから、別に上手くもありません(苦笑)

で・・・・・・

お子さんは?(笑)

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まっさ  2013, 10. 09 [Wed] 16:30

>ぽてとぉ~さん

こんにちは♪
そう、あいにく天気が・・・(^^;。
でも、当初は雨予報すらあったんです。雨が降るとブルーインパルスは飛びませんからね、
降らなかっただけでもすごくありがたいことだったんだと思うことにします。

確かに、那覇空港は小松よりもはるかに民間機が飛んでますよね。
航空祭で戦闘機が飛んでいる間は民間機の離着陸はできないみたいだし、
そうなると那覇は厳しそうです。

「空飛ぶ広報室」はチョコっとだけ見たくらいかなぁ。
今年は特に来場者が多くなったようですが、きっとこのドラマの影響も
あるんでしょうね~。

ポチ&お立ち寄り、感謝♪

Edit | Reply | 

写心愛好家 心の月  2013, 10. 08 [Tue] 23:47

かっこいいですね!
どのお写真も素晴らしいです。

むか~~~~~し、親に連れられて小松基地の航空ショーに行った事が
あるんですが、ま~~~~ったく興味がなくって^^;;

で、仕方なしに見てたんですが・・・
いざ、ブルーインパルスの航空ショーが始まったら
もう、釘づけになりまして(笑)

終わった頃には
「かっこいい!!!すごい!!!乗ってみたいかも!」
と、
「自衛隊に入ってもいい!!」
とさえ思ってしまってましたね(笑)

また見に行ってみたいな。
でも、観客が多いようですね・・・。

Edit | Reply | 

ぽてとぉ~  2013, 10. 08 [Tue] 21:51

ブルーインパルスの迫力ある演目、あいにくのお天気でしたが飛べたことに感謝です

沖縄にもブルーインパルスがやってきますが、こちらは、航空会社の離発着が多く、このような演目を見ることができません

ドラマ「空飛ぶ広報室」でもブルーインパルスが出てくるお話がありました

ブルーインパルスのパイロットって、全国にいる戦闘機パイロットの中でもトップクラスの実力者の集まりだそうです

わたしも子どもの頃に一度見たときに、ああやって大空を飛んでみたいと夢見たことがありました

小松基地航空祭特集 編集お疲れ様でした ポチッ!

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