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21 2013

夏の能登半島・中能登の海岸風景 ~柴垣・増穂浦・ヤセの断崖・琴ヶ浜~

2013年08月18日 石川県羽咋市・志賀町・輪島市の海岸


天気が良かった週末。
あまり遠くへは行けないんですが、「ちょっと海でも見に行くか」というノリで、お昼過ぎに家を出て能登の海までプチドライブしてきました(^^)。

能登の夏の海と言えば、昨年の
最高に綺麗だった能登の海
もご覧いただけると嬉しいです(^^)

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今回は「中能登」と言われている羽咋・志賀・輪島門前の外浦の海を攻めてきました。
「観光客は絶対に立ち寄らなければならない」というA級スポットではなく、かと言ってB級スポットと言うにはちょっともったいなく、「準A級」的な場所を集めてみましたよ(笑)。


羽咋市 柴垣海岸


能登の海にもいろいろあります。
金沢から北上すると、羽咋市あたりまではなだらかな砂丘海岸が続きますが、A級観光地である「千里浜なぎさドライブウェイ」から15分ほど先、気多大社のほんのちょっと先にちょっと変わった地形がありまして・・・。

地理学に出てくる用語なんですが、「陸繋島」(リクケイトウ)あるいは「陸繋砂州」(リクケイサス)というのはご存知でしょうか?

陸から少しだけ離れた場所に島があるとします。
沖からやってくる波がこの島にぶつかった時、波は島によって二手に分かれます。
この分かれた波が島と陸の間で再びぶつかり合い、波が打ち消し合う場所ができます・・・よね?ね??
そこは砂が堆積しやすい場所でもあり、長年海底に積もった砂によって、やがて陸と島が繋がります。
その島のことを「陸繋島」、砂が堆積した場所を「陸繋砂州」と呼びます。

具体的な例は、函館の夜景を思い出してください。
山の上から眺めると、細くくびれた部分があり、そこに函館の街の灯が集中しています。
あの美しいカーブを描く「くびれ」の部分が、砂の堆積した「陸繋砂州」。
そして函館山が「陸繋島」になります。
函館山は昔は陸から離れた島だったのですが、長年の間に堆積した砂によって陸続きになり、その上に函館の市街地が発達したと言われています。

あと、地図でイメージしやすい場所と言えば男鹿半島ですかね~。
あ、江の島なんかも有名ですよ。

前置きが長くなった(汗)。
要するに、能登にもそれの「スケールちょっと小さい版」がありまして、それがこの「柴垣海岸」だと言いたかったんです(笑)。


陸から細長く、ゆるやかにカーブして伸びる砂浜が綺麗です。
天気が良くて波も穏やか。
水が澄んでいました。
20130818141228.jpg


陸繋島は確か「長手島」と言ったはず。
その島には小さな港があり、そこからは「対岸」が見渡せます。
まるで海の中から撮ったみたいですね~。
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陸繋砂州にあたる砂浜は千里浜海岸と同様に砂の粒子が非常に細かく、海水を含んで固く引き締まるため、車での乗り入れが可能です。
千里浜は大混雑で車通りも激しいのですが、ここはさほどではなく、ゆっくりと、そして安全に海水浴が楽しめますよ。
ちなみに、奥に海が見えていますが、僕のすぐ後ろも海です。
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ちょっと写真を撮っただけで、すぐに汗が噴き出しました。
とにかく暑かったんですよ・・・。
しかし息子・娘ともども水着はなく、申し訳ないけど足を海につけるくらいで我慢してもらって、次の場所へ。



羽咋郡志賀町 増穂浦


羽咋市から志賀町にかけて、「能登金剛」という断崖が続きます。
その中にある「巌門」はこの地域のピカイチの観光地ですが、今回はパス!
で、巌門のもうちょっと先にある増穂浦(マスホガウラ)に寄りました。
なだらかで女性的な感じの海岸です。
20130818151708.jpg


さて、ここはかつて「世界一長いベンチ」で一世を風靡したところです。
長さ460.9m、一度に1300人以上が座れるとのこと。
ギネスブックにも認定されたのですが、それも今は昔の話(だそうですね)。
ベンチ自体は誰も座ってなくてちょっと寂しい雰囲気ですが、ここから眺める夕日はとびきり美しいらしく、一度は見てみたい!
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ちなみに、ここはベンチだけではありません。
知る人ぞ知る、「日本小貝三大名所」の一つ。
日本人は「三大モノ」が好きですね~。そして僕もそんな名所に行くのがとても好きなんですが、日本小貝三大名所ってのはおそらくほとんどの人が知らないのではないかと思われます。
他には神奈川県鎌倉市の由比ヶ浜、和歌山県和歌山市の和歌浦が該当するそうですが、この「日本小貝三大名所」でネット検索すると、出てくるWebページはほとんどが増穂浦でありまして、もしかして、内輪で騒いでいるだけ?なんて疑念も出てきます(笑)。

俵万智さんの歌の碑もあります。
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それはともかく、この海岸での貝拾いはマジでオススメ!
ただし、時期的には夏ではなく冬、多少海が荒れた後に拾うのがベストみたいです。
昔、拾ったことがありますが、それを小ビンなんかに詰めて持ち帰ると楽しいですよ(^^)。


ちなみに、増穂浦からやや細い道を輪島市方面へ向かうと、途中「棚田ビュースポット」という看板が現れます。
「大笹波水田」というそうですが、実はここ、「日本の棚田百選」にも選ばれている一応有名な棚田らしいです。
能登の棚田と言えば輪島の白米千枚田が思い浮かびますが、こんなところにも「百選モノ」の風景があったとは!
ちょっと意外でした。
ちなみに、ビュースポットからの眺めはこんな感じ↓
ん~、もうちょっと高い場所からだともっと綺麗かもしれません。
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羽咋郡志賀町 ヤセの断崖・義経の舟隠し


能登金剛の「ヤセの断崖」は、かなりメジャーな観光地です。
映画「ゼロの焦点」のロケ地になったということで、僕よりも上の世代で特に人気かなぁ。
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でもここ、忘れもしない2007年3月25日に能登半島沖を震源とするM6.9の「能登半島地震」によって、断崖の先端部がごっそり崩落してなくなってしまいました。
能登半島地震の震源地はこのヤセの断崖のかなり近くで、付近は猛烈な揺れに見舞われたそうです。

ここに一つの写真があります。
写っているのは嫁さんと当時まだ1歳だった息子なんですが・・・
20070321170618.jpg

これ、撮影日は2007年3月21日です。
まだ超オーバーハングした断崖部分が海にせりだしているのが分かります。
実は、能登半島地震が発生する4日前にヤセの断崖を訪れていて、崩落直前の最後の姿が写っている貴重な写真なんです。

で、今どうなっているかというと・・・明らかにオーバーハングがなくなっています。
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昔は断崖まで降りることができましたが、今は手前に柵があり、立ち入ることができなくなっています。
自然の出来事とは言え、変わり果てた姿には茫然とするばかり。
迫力ある断崖の姿はもう見ることはできませんが、それでも次々と観光客が訪れていて、今でも人気スポットなのには変わりありません。


ヤセの断崖から眺める海。
能登金剛らしい海岸光景が楽しめる、絶好のビュースポットです。
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断崖から遊歩道を300mばかし歩くと、「義経の舟隠し」があります。
ホントかウソかは知りませんが、源義経と弁慶が、兄・頼朝の厳しい追手から逃れる際、嵐から逃れるために48隻の舟をここに隠したという伝説があるそうです。
間口5m、奥行き100mという、とても細長い入り江。
上から覗くと、結構スリルがあります。暑いけど、寒気がした!!
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輪島市 琴ヶ浜海水浴場


さて、今回の能登半島プチドライブの最後のスポットは、志賀町からほんの少しだけ輪島市に入ったところにある「琴ヶ浜」です。
一見すると能登ではありふれた海岸風景なのですが・・・
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この浜は「鳴き砂の浜」として有名な場所。
鳴き砂(鳴り砂ともいう)って、踏みしめたり手でこすったりすると「キュッキュ」と音が鳴る砂浜です。
砂に含まれる石英の割合が65%以上であること、などの条件があるようですが、何よりも「綺麗な砂浜であること」というのが鳴き砂の大前提のようです。
この琴ヶ浜については・・・
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歩いても、音はしなかった・・・。
ガーン・・・。


鳴き砂と言えば、京都の「琴引浜」が有名で、この浜では非常に軽快な音を立てていたのを覚えています。
何年か前に輪島の琴ヶ浜を訪ねた時は、小さいとは言え微かに音がしたのを覚えているのですが・・・。
海水浴場として整備され、とてもフレンドリーな浜に生まれ変わったようですが、人の数に比例して浜は汚れていくものです。
風前の灯の鳴き砂ですが、なんとかして復活させてほしいものです。
頑張れ!琴ヶ浜!!


すでに太陽は西に傾き、そろそろ夕方チックな光加減となっていました。
陽光を浴びて輝く波しぶき。
波乗りすると気持ちよさそうだなぁ。
(サーフィンは一度もしたことないけれど・・・)
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・・・と思ったら、ホントに波乗りしている人がいましたよ(笑)。
もしかして、この琴ヶ浜ってサーファーには結構有名だったりします??
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・・・ってなワケで、3時間ほどでパパパっと中能登の海を見て回りました。
改めて思うのですが、能登半島の海ってほんと様々な表情を持っています。
今回はそのうちのごくごく一部のみなのですが、女性的な砂浜から男性的な岩礁、それに鳴き砂の浜から車が走れる浜、いろんな海が楽しめます。

昨年もお伝えしましたが、能登と言うと荒波の砕け散る厳しい海っていうイメージが先行するかもしれませんが、この季節に訪れると、なんだかホっとする優しい光景に出会える場所となります。
ブラっと回っただけなんですが、

「もし大都会へ独り立ちしても、この海は忘れるなよ」

と、息子に伝えることができただけでも、価値があるドライブだったと思っています(^^)。
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気がつけば、空にはもう秋の気配!
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追伸。
8月13日から20日まで行われた日本ブログ村の記事トーナメント、「打ち上げ花火ブログトーナメント」で、100近くのエントリーがあった中で優勝することができました!(^^)v

こちらの記事です。

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