白山市おにゆりの里 見頃はじまる (2013)
夏の花と言えばヒマワリを思い浮かべるのですが、この花も外せません。
その名はオニヨメ・・・
いや、鬼嫁は別に夏に限らないですね、一年中だわ(笑)。
オニヨメではなく、オニユリです。
今年も白山市の「おにゆりの里」を見てきました。
2013年07月23日・25日 石川県白山市 八田町おにゆりの里
白山市の北西端、金沢市との境に近い八田町というところにある「おにゆりの里」。
毎年この時期になると、何の変哲もない松林にオレンジ色の花が咲き乱れます。
クルンとカールした花はオニユリ。
昨年も記事にしましたが、今年も熱い日差しが照りつける中、昼休みに訪ねてみました。
交通量が比較的多い「しおさいロード」という海岸沿いの道を走れば目的地。
白山市では結構有名な花の名所ではありますが、道路にデカデカとした看板もなく、結構ひっそり感が漂っています。
駐車場は5~6台ほど止められますが、2日に渡って訪ねてみたものの、車は一台もなく、誰一人いませんでした(^^;。
ホントに静かなところです。
まぁ平日の昼間に来る人が少ないのは当たり前なんですけどね。
蝉しぐれと潮騒聞こえる中、オニユリ群生地に入っていきます。
上の写真にもありますが、「八田町おにゆり保存会」という地元の方々で作られた組織が、このおにゆりの里の保全をされているそうですよ。
見頃はいつかというと、毎年7月下旬から8月中旬にかけて。
松林の斜面や浜辺の砂丘上に約1万5000株(一説には3万株とも)のオニユリが咲くそうです。
まだ満開とは言えずだいたい5分咲きくらいでしたが、撮影を楽しむにはもはや十分な咲き具合です。
私が思うに、このおにゆりの里に少し早めに行くメリットがいくつかあります。
まずは「カールの美しさ」。
オニユリの特徴って、オレンジに黒い斑点もそうですが、何よりこのクルンと巻いた花びらだと思うんです。
咲いてからしばらく経ったり、あるいは少し荒れた日なんかがあると、このカールがダランと伸びきってしまい、そうなると全く美しくない(笑)。
綺麗な巻き具合を楽しむなら、少し早めに見ておくのがいいと思いますよ。
↓この写真の右下のやつなんて、結構ダランとしちゃってる。
あぁ、せっかく手前の花が綺麗に咲いているのに・・・。、
それから、蕾が多いということは、花粉が付着する可能性が低いということ。
オニユリの花粉はちょっとやそっとじゃ落ちません。
園芸用だと、事故を未然に防ぐために咲いたらすぐ花粉を落とすそうですが、ここは野生のオニユリが咲く場所ですからね。
昨年、昼休み中に夢中になってオニユリを撮っていたら・・・知らぬ間にワイシャツやらズボンやらに真っ赤な・・・というか、どす紅い血のような花粉がたくさん着いてしまいました。
背中とかにも(T_T)。
同僚から「なにそれ・・・!?」と怪訝な顔をされたりして、ちょい気まずかったです(^^;
例えば、↓このように遊歩道の足元に咲いていたりして、歩いているといつの間にか裾にこすれてしまったりします。
花が少ないほど、花粉のリスクも少ないワケです、はい。
海の望む砂丘に咲くオニユリ。
このようなロケーションに咲くオニユリは数こそ少ないのですが、このおにゆりの里ならではの光景です。
夕日が綺麗な日は、オニユリのシルエットと輝く日本海のコラボレーションが素敵なんですよね~。
機会があれば今年も狙ってみようっと!
この調子なら昨年の同時期とさほど変わらないので、おそらく昨年同様7月末にはバッチリな見頃になっていると思われます。
お近づきの際、松林の斜面一面に咲く様子をご覧になってはいかがでしょうか?
ご来訪、ありがとうございます。
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>nさん
こんばんは♪
鬼嫁・・・季節を問わず見頃です(笑)。
オニユリ、毎年鑑賞していて、クルンとしたカールと鮮やかなオレンジが私も気に入っています。
特にこの「おにゆりの里」は、海を望む場所に咲いていたりして、ブルーとオレンジの組み合わせが特にイイんですよね。
機会があれば、是非お越しになってみてください。
お立ち寄り、ありがとうございます♪