09 2013

第62回金沢百万石まつり 密着!百万石行列(2013)

城下に夏の訪れを告げる「金沢百万石まつり」
お祭りのメインイベントである「百万石行列」を今年も追いかけまわしてきたので、このブログでもってご報告。
今年は曇り空でしたが、おかげで歩き回るのが苦じゃない、お祭り日和だったと思います。
写真を撮るにはちと暗い空でしたが(^^;

ちなみに、今年の主役・前田利家公を演じたのは俳優の松村雄基さん、そしてお松の方を演じたのは女優の大河内奈々子さんでした。

百万石行列 前田利家役の松村雄基さん

昨年も百万石行列に密着しています。
その時の様子はこちらで!

また、百万石まつりに合わせて兼六園ではライトアップも行われました。
その時の様子はこちらで!


2013年06月01日 石川県金沢市 金沢駅前~金沢城


毎年6月第一土曜を中心とした金・土・日曜に開催されるこのお祭り。
1583年6月14日に加賀藩祖前田利家が金沢城に入場したことにちなんだもので、城下町金沢が一年で最も賑わいます。
かつては史実に忠実に6月14日を中心に行われていたのですが、近年は観光客の呼び込みのため週末開催となったようです。
しかし、知名度全国区に登りつめた「東北六魂祭」と期間が丸かぶりする運命にあるのはいかんともしがたい(笑)。
私は観光大使ではありませんが、微力ながらブログにてこのお祭りの知名度向上に力添えしたいと思います。
日付固定を第1土曜にしたメリットは人出が増えるのみでなく、「比較的天候に恵まれる」というのも大きいでしょうね。今年も梅雨入り前の穏やかな空の下の開催となりました。

今年も息子を連れて、金沢駅前からスタート!
午後2時、大きな太鼓の「ドーン・ドーン・ドーン・・・」と打ち鳴らされる音で、百万石行列のパレードが始まります。
百万石行列 金沢駅前の大太鼓

賑やかな太鼓演奏が始まりました。
とてもリズミカルで息もピッタリ(なように見えました)。
百万石行列 金沢駅前の太鼓演奏


さて、パレードの開始です。
すでに昨年密着レポートを行っていますので、なんとなく勝手が分かってます。
それでも、人混みをかき分けているうちに先頭がスタスタと先へ進んでしまい、軽く走って追いついたのは駅からバス停2つ分先の「武蔵が辻」あたり。
なんか、今年は歩くのが早くないか??
早くも体力は大幅に消耗です(汗)。

先頭は「百万石まつり」の横断幕。
百万石行列 先頭の横断幕

そして軽やかなマーチを演奏する吹奏楽隊。
私もブラスバンドの経験がありますが、重たい楽器を鳴らしながら、しかも歩調を揃えてカッコよく闊歩するのって、結構大変だと思うんですよね。
百万石行列のパレード

綺麗に横一直線に並び、しかも足の左右もすべて揃っています。
まだまだ若いコたちでしたが、君らプロ級です!
ちなみに手前3つは「ユーフォニウム」って楽器ですね。
トランペットやトロンボーンなんかに比べてあまり名の知れていない金管楽器なんですが、ホルンとチューバの間の中音域を受け持ち、とても綺麗な音が出るんですよ。
百万石行列 吹奏楽隊

百万石行列 吹奏楽隊

吹奏楽隊の演奏に合わせて、若い女の子たちがバトントワリング。
正直、あまり真剣に写真を撮ることができません(笑)。
僕は君たちだけを撮っているんじゃなくて、あくまで「お祭りの雰囲気」を撮っているんだからねっ!
百万石行列 バトントワリング


今年の「ミス百万石」です。
オープンカーに乗って現れました!
世界一の美女を決めるのがミスユニバースなら、金沢一気品溢れる女性を決めるのがミス百万石。
疲れた顔ひとつ見せず沿道に手を振り続けるって、結構大変なことなんでしょうね。
百万石行列 ミス百万石

今年は一人カメラ目線GET、残る2人はアッチを向いている。
去年と同じ1勝2敗でした(笑)。
百万石行列 ミス百万石


さて、今年はロンドンオリンピックで活躍した選手もパレードに参加。
とりわけ、金メダリストの松本薫選手の人気は大変なもので、パレードが小休止したときはそれはそれは沢山のカメラに取り囲まれていました。
金メダリストの松本薫選手 百万石行列

そのほか、2012年ロンドンオリンピックで活躍した中川真依選手、嶋本麻美選手、伊藤正樹選手、八木かなえ選手、岸彩乃選手が、2020年東京オリンピック・パラリンピックのPRも兼ねてパレードに参加したようです。
お疲れ様です!

私が知っている松本選手は近寄りがたいオーラを発しているとてもコワい顔をしていたのですが・・・
もちろん、それはオリンピックの試合中の顔であり、闘志むき出しだったからでしょうけど、この日に見た松本選手は「あれ?こんな女性だったんだっけ!?」って意外に思うくらい、フツーな感じだったのが印象的でした。

どうしても首からさげた金メダルを撮りたくて、カメラ小僧ばりに頑張ってみましたよ。
オリンピックの金メダル、そして金メダリストをこの目で見たのはこれが生まれて初めてのことです。
メダルはレプリカなのかもしれませんけどね。
百万石行列 松本薫選手の金メダル


さて、場所を尾山神社前に移しました。
百万石行列の中で「金沢らしさ」溢れる背景となるのは、金沢城、金沢駅、そしてこの尾山神社だと思います。
この神社は、まさに今行列の主役を演じている前田利家が祀られている神社なんですよ。
緑豊かな森と、国の重要文化財の「神門」が背景となり、私お気に入りの撮影スポットです。
歴史ファンの心をくすぐる場所でもありますが、私、歴史は赤点でした(笑)。
ここもすごい人だかりです。
百万石行列 尾山神社前の様子

加賀とび行列が通過。
「はしご登り」のパフォーマンスはここでは見られなかったのが残念・・・。
尾山神社と加賀鳶行列


獅子舞行列では、沿道の子供たちに向かって刺激的なパフォーマンス。
獅子舞でちょっとビビる子供たち。それを見て微笑む親たち。
なごやかな時間です。
ん~、子供たちって純粋な心を持っていますね。
百万石行列 獅子舞


神社前ということで、巫女さんの舞いなんかも披露されました。
巫女さんの舞い 百万石行列尾山神社前

巫女さんの舞い 百万石行列尾山神社前


さて、行列は佳境に入ります。
ここからは大名行列チックになっていきます。

「珠姫」がやってきました。珠姫御輿(おこし)入れ行列です。
珠姫は、加賀藩祖・前田利家の四男で2代藩主である前田利常の正室にあたります。
なんと2~3歳で結納・結婚し、はるばるお江戸から加賀に嫁いだそうです。
つまりは、僕の娘(2歳ちょっと)が遠い街の偉い人のガキ(失礼!)と早くも契りを交わし、家を出たって感じ?
そいつは許せねぇ~(笑)。

・・・というのは冗談ですが。
毎年、珠姫役・利常役はオーディションによって決まります。
選び抜かれたぼっちゃん、お嬢ちゃんなんです。
珠姫御輿(おこし)入れ行列
まだ物心つくかつかないかの幼い子供なのに、大人しく座ってちゃんと手を振って、エラいですね!
うちのチビどもにも見習わせたい。。。


準主役ともいえる「お松の方」。
NHK大河ドラマ「利家とまつ」で知名度はグンと上がったんじゃないでしょうか。
少し前にNHKでこのお松の方に焦点を当てた番組が放送されていました。
江戸に人質として出された後も、ずっと城下や夫や子供たちのことを気遣い、手紙を何通も送られた、いわゆる「百万石の母」に相当する女性。
それを演じたのは大河内奈々子さん。
百万石まつり お松の方行列の大河内奈々子さん

素早く通過するお松の方ですが、奇跡的に尾山神社とのコラボレーションが(笑)。
百万石まつり お松の方行列の大河内奈々子さん


そして、鎧を纏った大名や弓矢・鉄砲を持った鎧武者の「加賀八家老行列」「四代、五代藩主行列」へと続きます。
尾山神社神門の前で、パフォーマンスを見せてくれました。
百万石まつり 百万石行列の様子 尾山神社前

百万石まつり 百万石行列の様子

オフィスビルの立ち並ぶ中での鎧兜。なんともミスマッチで笑ってしまいますが、これも街中のパレードの醍醐味でしょう。
百万石まつり 百万石行列の様子


さて、この尾山神社前で待つこと80分!
いよいよ主役の前田利家がやってきました。
バッチリなカメラポジションにいたのですが、利家が近づいてくると急にズラズラっと目の前に警備員やカメラクルー、新聞記者などがやってきて、視界を遮り始めます。
しかも、利家の周りは鎧兜を来た人がいっぱい・・・。
結局、撮った写真はどれもこれもブレたり被られたりで散々な出来でした(涙)。
この場所で撮った写真でお見せできるのはこれしかない。尾山神社写ってないけど(^^;
前田利家行列 金沢百万石まつり 尾山神社前


利家の後ろには「赤母衣衆(あかほろしゅう)」と言われる人たち。
後ろに背負っている「母衣」は、当時武将たちを先導するエリート・リーダー的な者が装着することを許された防具だそうです。背後からの弓矢による攻撃から身を守るほか、エリートであることを誇示する「ファッション」的な役割もあったそうです。
前田利家は信長に仕えていたときにこの「赤母衣衆」の筆頭として活躍し、腕前を相当認められていたそうです。
ちなみに、尾山神社にある利家の銅像は、この「母衣」を背負っていますよ。
百万石行列 赤母衣衆

(金沢市役所前にて)
百万石行列 赤母衣衆 金沢市役所にて


さて、尾山神社ではマトモに利家を撮ることができなかったので、急いで金沢城まで追っかけます。
最後のチャンスはここ石川門がチョコっと見える場所。
これより先は観覧席やマスコミ関係者のテントとなっており、近づくことはできませんでした。
百万石行列 前田利家 金沢城石川門前にて

で、トップの写真のカメラ目線&笑顔を激写できたワケですね(笑)。
いや~、それにしても今年も百万石行列はすごい人出でした。
報道によると、今年の観客数は40万人。
金沢市の人口が約46万人ですので、それに匹敵する人が金沢駅から金沢城までの約3kmにわたる沿道に集まりました。
それをかき分け、小走りしながら、息子と一緒に駆け巡った百万石行列、いかがだったでしょうか?
最後に利家の笑顔を撮ることができ、その瞬間何かに憑りつかれていた僕の気分がスーっと楽になり、結局クライマックスの「入城祝祭」は収めずじまいでしたが・・・。
だって、石川門が開放されるまですごいすごい行列でしたから(^^;
それにしても今年の利家公、丸顔なのもあってか、勇ましいというよりもすごく優しい感じでした。
百万石行列 前田利家 金沢城前にて

お祭りが終わった後の金沢城公園。
チリンチリンと涼やかな風鈴の音が響いていました。
このお祭りが終われば、金沢にも梅雨、そして夏がやってきます。
金沢城 風鈴が鳴り響く




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4 Comments

まっさ  

>らんさん

こんにちは♪
「名鉄丸越」の名前を知っているんですね。ホンモノの金沢人だ(笑)。
私は元野々市人でして、子供の頃は平日が多かった百万石まつりはほとんど馴染みがなかったです。
「金沢市は学校が休みになって羨ましいくらいし思ってなかったし。逆に今の子供は平日に休めなくなったのがちょっとかわいそう(^w^)

6月になって奈良はどうですか!?雨が降らないらしいねぇ。今は東京ですが、こちらは今週はずっとぐずついていました。おお立ち寄り、感謝♪

2013/06/14 (Fri) 10:30 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>すばるαさん

こんばんは♪
東京にお邪魔しています(^^)。今日はホントに久々の雨。きっとあちらのサイトでは「雨の中の紫陽花」という話題で持ちきりなんじゃないですか!?(^^)銀座の街角で紫陽花を見ましたが、東京はやっぱり進んでいますね!

すばるさんほどの祭り好きならば、いろんな苦悩を味わって来たでしょうね。
「被写体が止まらない」「チャンスは一瞬」ってのが祭り写真の難しいところだし、思い通りにいかないところなんですが、でも「動きのない写真」とか「人が写ってない写真」は祭り写真としては寂しいとも思います。すばるさんからはいろいろ勉強していますが、一つ欲を言うならば、高画質で見たい(笑)。

新幹線で東京から五箇山もグンと近くなりますよ。是非遊びに来てくださいね。

お立ち寄り、感謝♪

2013/06/11 (Tue) 21:58 | EDIT | REPLY |   

らん  

懐かしいです^_^
百万石祭り!
名鉄丸越の前(笑)でゴザを敷いて場所取りした事もあります。
今では・・・エムザやし^_^;
一枚目の利家公、なんてカメラ目線なん!
すごいベストショットですね。

2013/06/11 (Tue) 19:01 | EDIT | REPLY |   

すばるα  

まずは
北陸新幹線新駅名正式決定 おめでとうございます。
パチパチパチ

2015年ですか、これで金沢まで行きやすくなりますね。
私はまだ2回しか金沢へ行ったことがないので、またお邪魔したいものです。

それにしても、また怒涛の更新。
それも私の好きな写真がいっぱいあるし!(^^)!

藍色の空とライトアップも良いし、何といっても逆さ合掌がいいなぁ。
これは本当にこの目で見たいですよ。

百万石まつりも観客40万人とは凄い。
私もこの手のイベントは結構撮りますが、邪魔なものが3つ。

一つ目が警官の帽子。あのちょっと高く盛り上がった帽子です。
昨日も、あの帽子が写っていなければ・・・と思う写真が何枚も。

二つ目がパレードと行列の間に割って入る報道カメラマンの若手。ベテランはそんなに邪魔じゃ無いんですが。

三つ目は特に神輿の時ですが、神輿の極近くで一脚を高く掲げて動かない老齢カメラマン。
一脚を使うならもっと後ろから撮れよ。 と、いつも思います。

今週からはまた東京勤務ですか。
今回は是非東京の写真もお願いしたいですね。期待していますよ(^_^.)

2013/06/10 (Mon) 21:55 | EDIT | REPLY |   

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