08 2013

兼六園ライトアップ「初夏の段」 2013 ~藍色の名園~

6月最初の週末と言えば、金沢は「百万石まつり」で賑わいます。
今年は天気が大きく崩れることもなく、大盛況で幕を閉じました。
このお祭りが終わる頃、金沢は初夏の中に梅雨らしさも見え隠れするようになります。

さて、今年の5月に遡ってブログを書くぞシリーズ第6弾!
今回は、毎年百万石まつりと合せて行われる兼六園のライトアップをお伝えします。
あ、そう言えばこれらの写真を撮ったのは6月に入ってからでしたが、まぁいっか(^^;

兼六園ライトアップ「初夏の段」 ことじ灯篭

兼六園ライトアップ 霞ヶ池と小舟と

兼六園ライトアップ 初夏の段


2013年06月02日 石川県金沢市 兼六園


さて本題に入る前に・・・
昨日6/7は個人的に「おぉっ!」と思う出来事があった日でありまして、記念に書き記しておきたいと思います。

祝 北陸新幹線新駅名正式決定!
おめでと~!パチパチパチ!

ず~っと、ず~っと待ち望んでいた新幹線が、ついに2015年春に金沢にやってきます。
長かった。ホントに長かったです。SHINKANSEN!
昨年秋にはE7系/W7系の車両デザインが発表され、そして昨日、駅の名前が全て決まりました。

長野(ながの) → 飯山(いいやま) → 上越妙高(じょうえつみょうこう) → 糸魚川(いといがわ) → 黒部宇奈月温泉(くろべうなづきおんせん) → 富山(とやま) → 新高岡(しんたかおか) → 金沢(かなざわ)

いずれもぶっ飛んだ名前ではなく、安心しました。

「上越妙高」は、妙高の名が後ろについたことによって「上越」よりも響きがよくなったと思います。
それになんだかとても若々しくも聞こえるんですよね。妙高=スキー・スノボだから。
「妙高」ブランドにより、知名度も上がるでしょう。

「黒部宇奈月温泉」は新幹線で日本一長い駅名の称号を手にしたようです。
こちらも後ろに温泉名をつけたことでイメージがぐんと柔らかく、親しみやすいものになったんじゃないでしょうか。
しかしこれは加賀温泉・和倉温泉を擁する石川にとっては大ピンチです。
新幹線の駅名になることによる対首都圏への宣伝効果は計り知れないくらい大きい。
宇奈月に首都圏の温泉客をマルっと奪われないよう、努力しないといけないぞ!


駅の名前が決まることで、急に開通がグググっと近づいてきた感じがして、ちょっと緊張気味(笑)。
そして、現在列車愛称を公募中で、これも今年中に決定する見込みです。

私ですか?
そうですね、私なら

・東京-長野(もしくは東西会社境界のある上越妙高)の各駅停車→「あさま」
・東京-金沢の全列車→「はくたか」


でOKだと思います。異論は認めます。
上越新幹線の「とき」「たにがわ」と同様、行き先によって名前を変える法則が踏襲されるんじゃないかな。
「あさま」に対抗して「はくさん」ってのも面白いと思うのですが、新潟・富山が黙っちゃいない。
それに、おしとやかな白山が活火山の浅間山にかなうわけもなく・・・・
「はくたか」は沿線にとってなんのしがらみもなく、また真新しい名前よりはすぐにどこへ行くかイメージできる。つまり、無難なんです。

ちなみに「はくさん」ですが、テキトーに山の名前を持ち出したワケではないですからね。
少し前まで「白山」という特急列車が上野-金沢間を走っていました。
それは、かつての特急「あさま」の長距離版姉妹列車であり、この2列車は切っても切れない縁だったんです。

将来さらに大阪あるいは米原までつながったとき、例えば新大阪-長野間「らいちょう」、名古屋(米原)-富山間「しらさぎ」が走る。
西へ東へ鳥が飛び交う新幹線、アリだと思います!

なんて、ちょっとマニアックな話に一人で花を咲かせてしまいました。
だって新幹線好きだもん、しょ~がね~ぢゃん(笑)。
ってか、どんだけ文字数割いてんねん(笑)。
では、本題に戻りましょう。



兼六園のライトアップ「初夏の段」ですが、昨年も訪れました。
その時の様子。

「初夏の段」の最もいいところは、日没が遅い時期のため、夕空がだんだん暗くなり「ブルーモーメント」と言われる美しい時間をライトアップとともに楽しめること。
今年もこれにこだわり、藍色の空と三名園のコラボレーションを撮ってきました。

桂坂口の「特別名勝 兼六園」の看板。まだ少し明るいです。
兼六園ライトアップ「初夏の段」 桂坂口の看板


園内に入り、テクテクと歩くうちに、急に空が暗くなり始めました。
最もいい時間とおぼしき頃に、ちょうどシンボル「ことじ灯篭」前に到着。
「秋の段」や「冬の段」では行列や人垣ができるくらい人気のあるシャッタースポットです。
でも「初夏の段」はご安心を。
訪れる人が少ないので、このサイコーのシャッタースポットで気ままにゆっくり撮影しても全然OKなんです。
三脚OK。
係員の方の「立ち止まらないでお進みくださ~い」の声も「初夏の段」では全く聞きません。
そう、静かなのもこの季節のライトアップのイイところなんですよね。

池が藍色の空を移し、幻想的な雰囲気です。
兼六園ライトアップ「初夏の段」 ことじ灯篭と藍色の空

兼六園ライトアップ「初夏の段」 ことじ灯篭


突然笛の音が・・・。
霞ヶ池に目をやると、小舟に乗った女性による演奏。
この時ばかりは数多くのカメラ愛好家が彼女に焦点を合わせます。

「船頭さん、ちょっと早いよ!ブレちゃうよ!」

なんて思いもありましたが・・・とにかく、厳かな気分にさせられました。
兼六園の夜は、和服の女性が似合います。
兼六園 夜の霞ヶ池に笛の音


藍色の空を映す霞ヶ池とライトアップされた木々。
こんな情景は、春・秋・冬のライトアップではまず見ることができません。
四季折々のライトアップの中で、「初夏の段」が実は最も撮りがいがあると思っている理由はここにあります。
兼六園ライトアップ「初夏の段」 霞ヶ池

兼六園ライトアップ「初夏の段」 霞ヶ池


兼六園の初夏の風物詩、カキツバタ。
そろそろ見頃を終えようとしていましたが、このライトアップまで頑張ってくれました。
昼間とは一味違う青紫のアクセント。
カキツバタの曲水 ライトアップ

こちらは「花見橋」からの曲水の眺めです。
「初夏の段」ではことじ灯篭に次ぐシャッタースポット・・・だと私は思いますよ。
人はほとんどいなかったけど(^^;
兼六園 カキツバタの曲水ライトアップ


そうこうしているうちに、すっかり暗くなってしまいました。
藍の時間は漆黒の時間へ。
そんな中、明るい光を受ける一際鮮やかな「緑」がありました。
秋には真っ赤に色づくモミジですが、「緑もいいね!」と素直に思える光景でした。
兼六園ライトアップ 深緑のモミジ

兼六園ライトアップ 深緑のモミジ


暗くなったとは言え、それで終わりではありません。
闇に浮かび上がる庭園もそれはそれは見事でした。
「七福神山」という場所。
兼六園の中では結構「整った」感じのする光景です。
兼六園ライトアップ 初夏の段


曲水に架かる「雁行橋」という橋。
11枚の石によるこの橋は、「まるで雁が夕空に列をなして飛んでいくかのよう」、と言われています。
この橋を渡ると長生きするとされてきたため、沢山の人が渡った結果なのでしょうか、今日では磨耗が激しくなり、渡ることができないとのことです。
兼六園ライトアップ 初夏の段


暗くなった後のことじ灯篭。
藍の時間とはまた違いますね。
暗闇の中のことじ灯篭 兼六園ライトアップ


最後に、「栄螺山(サザエヤマ)」からの眺めです。
ぐるぐると時計回りに階段を登るのがサザエに似ていることから、この名前が着いたとか。
登り切ったところからの眺めがまたいいんです。
木々の隙間から見えるのは、霞ヶ池とそれに姿を映す松の木。
雪吊りがあるとものすごく美しい光景になるのですが、初夏もなかなかいいと思う。
兼六園ライトアップ「初夏の段」 栄螺山より霞ヶ池

兼六園ライトアップ「初夏の段」 栄螺山より霞ヶ池




ってなワケで、19時から20時半まで、90分間写真を撮りながら楽しむことができました。
春と秋は人が多すぎ、冬は寒すぎ・・・
兼六園のライトアップに苦痛はつきものですが、初夏だけは信じられないくらいゆったりと歩くことができるんですよね。
私、心の底から「初夏の段」をお勧めします!
新幹線が開通すれば、信州や首都圏・東北方面からラクに来ることができますしね。

・・・って、会社の5分スピーチで熱く語ったら、8分もしゃべり通してた自分がいた(笑)。

ちなみに、ライトアップは21時まで。
兼六園と金沢城を一日で二つとも撮影するのはなかなか難しいので、2日に分けて楽しむのがベターです。



ご来訪、ありがとうございます。
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兼六園 ライトアップ 初夏 金沢 灯篭 名園

6 Comments

まっさ  

>みんこさん

こんばんは♪今は東京に来ています。久しぶりに雨を見ました(^^)
私もどちらかと言うと新幹線の方に時間を割きました(笑)。
「はくたか」ですが、あいそもないですか!?そう言えば一昔前新幹線に乗るときはリレー特急の「きらめき」と「かがやき」ってのがありまして、そういう名前の方がお好き!?(^w^)

2015年春のダイヤ改正まであと2年弱。昨日も安眠中に乗換駅で叩き起こされましたが、そんなことがもうなくなるんですよね~。感無量。

ご訪問、感謝♪

2013/06/11 (Tue) 21:21 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

〉蒼天さん

こんにちは♪
ことじ灯籠、多分それで合ってる(笑)
でも、灯籠なのか灯篭なのかがイマイチ分かってなくて、「ことじ」も簡単には変換できないから平仮名でいいやって感じ。
由緒あるものってどうして漢字が難しかったり、あるいは読めなかったりすることが多いんだろうね。
それとも、現代人が由緒あるものから遠ざかった暮らしをしてるから、読み方も書き方も忘れてしまったのかなぁ。
兼六園の「六勝」の中で、この「幽邃」ってのが一番難しい。他の5つは見て回ってると何となく分かるんだけどね。六勝を全て写真に撮れてこそ真の兼六園ファン、金沢に来たときに是非挑戦してみてください(^^)

ところで日本海側の東西軸って動きにくいよね。昔は特急白鳥や日本海で青森まで行けたし、山陰方面なら小松から米子や出雲へ定期便が飛んでいた。昔、父と2人で日帰り列車旅をしました。ルートは金沢ー青森ー盛岡ー東京ー京都ー金沢。この馬鹿旅を是非息子にも…と思ってるんだけど、今じゃできないんだよね。無論、北陸と山陰を直通する新幹線なんて、夢はあるけど未来永劫できない気がする(^w^)。ただ、道路はラクになってきているよ。舞鶴若狭道が敦賀に繋がる日が近いので、中四国方面は劇的に行きやすくなると思う!
おっといけね…また話が長くなりそうです(笑)

東京は雨が降りました。私にとっては13日振りに見た雨です。梅雨らしくなってきた!
では、出張頑張ります。ご来訪、感謝♪

2013/06/11 (Tue) 13:37 | EDIT | REPLY |   

みんこ  

どちらかと言うと(ごめん)
新幹線についての論、おもしろいです
「はくたか」かぁ う~ん
異論と言うより あいそなし、かな(笑)
名前はそれでいいんですけどね

2015年 遅い!

2013/06/09 (Sun) 08:08 | EDIT | REPLY |   

蒼天  

徽軫灯籠…でOK?

こんばんは。

『宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望』

blue-moment。
この風景、まさに『幽邃』の具現ですよね。
透き通った瑠璃色は初夏の風景にこそ似合い。
日射しとはまた別の光に緑まで透き通って、幽邃な庭園は木々の緑もまた幽艶であり、黄昏る幽明の空が人々を幽玄の世界へと誘う。
趣は幽遠であること限りない。
(我ながらよく調べた!!)やっぱり旅情を誘いますなぁ。

さて。
新幹線までは望まないけど、島根→金沢直通なんてのは夢の夢かな(笑)
個人的にはバイクが気楽でいいんやけど、家族4人だからなぁ…(^^;)
なんだか東海道の『こだま・ひかり・のぞみ』がちょっと味気ない名前に思えてきたりして。

出張だね。
無理して体壊したり、食事抜いて写真撮ったり、財布落としたりしないようにね。
さぁて…今度は向こうで太陽が丘の緑を眺めるとしますか(笑)

2013/06/08 (Sat) 21:55 | EDIT | REPLY |   

まっさ  

>雨降らしさん

こんにちは♪
そう、今回「から」かどうかは分からないのですが、私は初めて見ました。
そう言えばパンフレットに舟の写真が載っていたのですが、あれは「前撮り」だったのかな。
ミッキーマウスも見に行きたかったんですけどね~。
こどもが喜びそうです。

そう、来週から今月いっぱいの予定で東京です。
今度はそんなにハードスケジュールにはならなそうですが、やっぱ我が家・我が町がいいです(T_T)

では、お立ち下り感謝です♪

2013/06/08 (Sat) 09:46 | EDIT | REPLY |   

妖怪雨降らし  

へ~~~~、今回からそんな船の演出あったんですね。
いくべきだった・・・・・・


というか、夕方のミッキーマウスで燃え尽きてました。

来週からまた東京ですか?
大変ですね。

2013/06/08 (Sat) 09:22 | EDIT | REPLY |   

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